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Pretenderの備忘録

十月大歌舞伎 十七世 中村勘三郎二十七回忌 十八世 中村勘三郎三回忌 追善

2014-10-18 22:12:19 | 歌舞伎
歌舞伎座 1階17列15番

一、菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)
寺子屋
   
松王丸 仁左衛門
武部源蔵 勘九郎
戸浪 七之助
涎くり与太郎 国 生
百姓吾作 松之助
春藤玄蕃 亀 蔵
園生の前 扇 雀
千代 玉三郎

二、道行初音旅(みちゆきはつねのたび)
吉野山
   
佐藤忠信実は源九郎狐 梅 玉
早見藤太 橋之助
静御前 藤十郎

三、鰯賣戀曳網(いわしうりこいのひきあみ)
   
鰯賣猿源氏 勘九郎
傾城蛍火実は丹鶴城の姫 七之助
博労六郎左衛門 獅 童 
同 錦木 児太郎
同滝の井 虎之介
同 乱菊 鶴 松
庭男実は薮熊次郎太 市 蔵
亭主 家 橘
海老名なあみだぶつ 彌十郎

寺子屋、勘九郎の源蔵、若さを前面に出すような演技。今後、円熟していくのだろう。
七之助の戸浪は、まだまだ。仁左衛門や玉三郎は重厚さ。これは、18代目が生きていたらと思わざるを得ない。

吉野山、もう中日を過ぎているが、藤十郎、ほとんど一言の台詞が入っていない。雀右衛門も最後はこんな感じだった。

鰯売、やはり勘三郎、玉三郎のコンビを思い出してしまう。勘九郎、七之助はそれなりに良くやっていたが。
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