大学に残っている友人が、1年生のための演習を担当していて、ゲストして招かれた。Economistを読むということで、記事を選んで学生が読んで、グループに分かれて議論するというもの。最初から聞いていた。社会人がゲストで来るということで、経済の記事を選んだようで、結構難しい記事を選んではまってしまった感じだった。中国の経済の話。それなりに勉強しているようで、「バブル」とか「経済の過熱」とかいろいろと出てくる。そのたびに、「それってどういう意味?」「経済発展のスピードが速まるならいいじゃない?」とかちゃちを入れる。友人の方はもう少し大きな視点から「経済発展しなければいけないの?」とやる。面白かった。学生は大人しめかなあ。専門的、基本的なことについての話に時間が取られて、根本的、哲学的なテーマとか、考える道筋みたいなものについては僕からはあまりコメントできなかったのはちょっと残念。休憩を挟んで後半は、お菓子を食べながら、僕の仕事の話とか、雑談も。女性が4割というのは僕の時代には考えられなかった。起業したい人がいたというのもビックリだし、官僚になりたい人がいないというのも、隔世の感がある。まだ、一年生でまっさらなんだろうけれど。僕の話が彼らの何かを刺激することがあったらいいんだけど。
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