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Pretenderの備忘録

ボストン交響楽団

2014-05-10 23:52:03 | 音楽 Classic
サントリーホール 8列16番

曲目
モーツァルト: 交響曲第38番 ニ長調 K504 「プラハ」
マーラー: 交響曲第5番 嬰ハ短調
指揮シャルル・デュトワ
出演ボストン交響楽団

ボストン交響楽団を日本で聞くのは初めてだろう。
90年から二年間ボストンに住んだ。小澤さんが監督で、マーラーチクルスをやっていた頃だ。
5番のライブは私が聞いた時のものだ。
90年のオープニングはミドリのチャイコとマーラー5番だった。

私の趣味から言うと、マゼールよりもデュトワの方が好きだ。
マゼールは90年代にNYでウィーンフィルを指揮する等、何度か聞いているが、それほど大きな感動はない。
デュトワはN響で何度か聞いて、素晴らしかった。フィラデルフィアに住んでいるときに、アルゲリッチとの共演も良かった。

さて、今回、モーツァルト、デュトワの持ち味の軽快さも交えた、うまい仕上り。ミュンシュの時代はこんな音だったのかなと思ったりする。
マーラーは、出だしは軽すぎないかと思ったが、美しく、抑揚もつけて、素晴らしい演奏だった。
金管も弦もさすがだ。まだまだ日本のオケはあのレベルに達してないと思う。

ボストンを離れて、90年代に、タングルウッドでマーラー2番、諏訪内さんの米国デビューをDCで、小澤さん、ボストンで聞いた。
そのあと、2002年にプレヴィンでボストンまで行って聴いた。

一番聴いている海外のオケである。
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