黒船 - 夜明け

新国立劇場　3階2列18番

指揮　若杉弘
演出　栗山昌良
管弦楽　東京交響楽団

お吉　釜洞祐子
吉田　星野淳
領事　村上敏明

山田耕筰が書いたオペラ。
Rシュトラウスの影響とか、聞いていて感じた。日本人が作曲したと言ってもわからない西洋音楽になっていたのではないか。
セットは比較的シンプル。第三幕に場の展開が二回ほどあり、最後に舞台が上下するようなことはあるが。
日本人が和装で、たまに篠笛等の音が入るが基本的に西洋音楽で、それにあわせて日本語で歌う。日本語ははっきりと聞き取れ、字幕は不要だったかもしれない。解説も字幕に出たが。
古典芸能を見ている目には所作が若干違和感が残ったが、そこそこ綺麗に見える、というところで、演出的にはいいと思う。
オケは結構鳴らしている場面も多かったが、歌も聞こえていたし。
ただ、何か不思議な違和感。多分、これを日本で上演しているだけではあまり意味がないのかもしれない。日本のエキゾチズムを超えた形で発信していかないと、何か自己満足に終わってしまうような気がした。

銀座 イタリアン Lazy

銀座のダイニングバー。
カウンターとテーブル。
前菜、ホワイトアスパラ、パスタを軽く食べて、グラスでシャンパンと赤。これで一人3000円くらいだったかな。意外と食事の種類が少ない。

その後、近所のワインバー。ロゼとデザートワインを飲んで、デザート食べて2500円くらい。こじんまりした店で、価格的には悪くないと思う。

銀座 フレンチ Shizuo

半年ぶりくらいだろうか。銀座の本格フレンチ。
今日からメニューが新しくなるということで、Montagneを頼む。


一口のお楽しみオードブル　
------------------------------
ウニとカニのババロア仕立て
------------------------------
フォアグラのロワイヤル黒トリュフソース
------------------------------
アルガンオイルが香る　イトヨリ鯛のポワレ
------------------------------
ヴィエンヌ産鳩のロースト
-------------------------------
フランボワーズとショコラのムース
------------------------------
コーヒー・紅茶・エスプレッソ、又はカプチーノ
------------------------------
小菓子

完成度も高いし、それほどしつこくもなく、食べられて、ワインはシャンパン、白、赤、デザートをそれぞれグラスで。至福の時。

その後、三丁目の行きつけのバーで軽く。

JT アートホールアフィニス

JT　アートホール　17列15番

チェロアンサンブル?
クラシック萌芽期の作品を集めて

菊地知也、桑田歩、斎藤千尋、田中雅弘、銅銀久弥、長谷部一郎、藤森亮一、古川展生、向山佳絵子、山内俊輔、山本裕康、山本祐ノ介

D．フンク　組曲　ニ長調
F.J.ハイドン（編曲　D.ムーア）　チェロ協奏曲第一番ハ長調Hob.?b-1
F.クープラン　演奏会用小品
J.S.バッハ　ブランデンブルク協奏曲　第六番BWV.1051
春畑セロリ　J.S.B.サラダ　委嘱新曲

12人のチェリストが並んで、フンクとハイドン。クープランとバッハで小編成になり、最後の委嘱新曲で全員。アンコールも。
じっくりと聞かせる演奏。最後の委嘱新曲はバッハの曲を20曲ちりばめたものであるけど、彼らの手にかかるとピアソラかなにかのジャズみたいな感じになるから面白い。

これ、一番後ろの席の端なんですが、隣二つ、空けてあるんです。遅刻してきた人を途中で入れて、座席に着かせないで、座らせておくため。いや、優しすぎるなあ。東京フィルみたいに入れないとか、立たせておけばいいのになあ。

次の期のシリーズが全部行きたい感じで、いいものが並んでます。21日発売。結構ネットで激戦になる。

東京フィル チャイコフスキー

オーチャードホール　1階16列21番

指揮　ダニエル・ハーディング
演奏　東京フィルハーモニー交響楽団
ヴァイオリン　樫本大進

チャイコフスキー
ヴァイオリン協奏曲　ニ長調
交響曲第5番　ホ短調

ヴァイオリン協奏曲、緊張感が漲る演奏で、ちょっと鳥肌が立つような。
交響曲第5番、ゆったりとした大らかさと、華やかな迫力が、丁寧な指揮で伝わってくる感じだった。
素晴らしい演奏だったと思う。