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Pretenderの備忘録

LIFE LIFE LIFE

2019-04-11 22:59:33 | 芝居・ミュージカル・バレエ
シアターコクーン

タイトルが最初は決まってなくて、違っていたような気がする。
舞台を中央に持ってきて、囲むように客席がある
昔、桜姫がそうだったか、あの時のような仕掛けはなく、シンプルそのもの。

タイトルからなんとなく、こうした展開は想像できたが、もう少し大きな違いの結末かと思ったが、それほどびっくりという感じではなかったのが逆に驚き

達者な役者の中で、稲垣吾郎が、はまり役ということもあるが、きっちり演じて存在感を示していた。

エスプリを感じる舞台。90分。


スタッフ
作:ヤスミナ・レザ 
上演台本・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
美術:金井勇一郎 
照明:服部 基 
音響:水越佳一 
衣装:前田文子 
ヘアメイク:佐藤裕子
演出助手:西 祐子 
舞台監督:瀧原寿子 
プロデューサー:北村明子

出演
大竹しのぶ、稲垣吾郎、ともさかりえ、段田安則
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フィレンツェの悲劇/ジャンニ・スキッキ

2019-04-07 23:21:35 | 音楽 Opera
新国立劇場

フィレンツェの悲劇』/アレクサンダー・ツェムリンスキー
全1幕<ドイツ語上演/字幕付>
Eine florentinische Tragödie / Alexander ZEMLINSKY

『ジャンニ・スキッキ』/ジャコモ・プッチーニ
全1幕<イタリア語上演/字幕付>
Gianni Schicchi / Giacomo PUCCINI

そもそも、なぜこのカップリング?フィレンツェ繋がりというけど、作曲家も違うし、かなり強引。
素直に三部作やればよかったんじゃないか。セットだって違ったわけだし。

フィレンツェ、バルディがイマイチ響かない感じがするのだが。観客はブラボーだった。。。
ジャンニ、道具を大きくする演出ねえ。あと、どうして床を傾かせるのかがイマイチ不明。

狙いがよくわからない公演だった。


指揮 沼尻竜典
演出 粟國 淳
美術 横田あつみ
衣裳 増田恵美
照明 大島祐夫
舞台監督 斉藤美穂

フィレンツェの悲劇

グイード・バルディ ヴゼヴォロド・グリヴノフ
シモーネ セルゲイ・レイフェルクス
ビアンカ 齊藤純子

ジャンニ・スキッキ

ジャンニ・スキッキ
カルロス・アルバレス
ラウレッタ 砂川涼子
ツィータ 寺谷千枝子
リヌッチョ 村上敏明
ゲラルド 青地英幸
ネッラ 針生美智子
ゲラルディーノ 吉原圭子
ベット・ディ・シーニャ 志村文彦
シモーネ 大塚博章
マルコ 吉川健一
チェスカ 中島郁子
スピネッロッチョ先生 鹿野由之
アマンティオ・ディ・ニコーラオ 大久保光哉
ピネッリーノ 松中哲平
グッチョ 水野秀樹
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四月大歌舞伎 夜の部

2019-04-06 21:46:35 | 歌舞伎
歌舞伎座

実盛物語。仁左衛門は、千之助に芸の継承を必死にやっているんだろう。それに立ち会えているファンは、仁左衛門の最後の輝きみたいなものに立ち会えて幸せだ。米吉は、品格も出てきて、いい女方になって欲しい。

黒塚。猿之助のお気に入りの演目のようだ。中幕の舞踊の段階で古典の制約はなくなっているので、思い切って、プロジェクションマッピングを利用して、老女の影を鬼にするとかしてみれば良いと思う。

二人夕霧。伊左衛門は本来、孝夫さんのようないい男ではなく、智太郎さんのような気のいい2.5枚目くらいなんだろう。喜劇とみれば夕霧も良いが、魁春が楷書過ぎる。体の使い方、化粧、着こなし、もう六代目の呪縛を解いて、自由になったところを見てみたい。


源平布引滝
一、実盛物語(さねもりものがたり)
斎藤実盛 仁左衛門
小万 孝太郎
葵御前 米吉
太郎吉 寺嶋眞秀
九郎助 松之助
小よし 齊入
瀬尾十郎 歌六

木村富子 作
二、猿翁十種の内 黒塚(くろづか)
老女岩手実は安達原の鬼女 猿之助
山伏大和坊 種之助
山伏讃岐坊 鷹之資
強力太郎吾 猿弥
阿闍梨祐慶 錦之助

近松徳三 作
戸部銀作 補綴
三、二人夕霧(ににんゆうぎり)
傾城買指南所
藤屋伊左衛門 鴈治郎
後の夕霧 孝太郎
いや風 彌十郎
てんれつ 萬太郎
小れん 千之助
三つ物屋四九兵衛 團蔵
おきさ 東蔵
先の夕霧 魁春






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跳ぶ男

2019-04-05 23:32:53 | 読書
凛とした小説というのだろうか。
背筋が伸びるような。

ミステリーのような色合いもあり、歴史小説でもあり、能という古典芸能の本質にも迫っている。

一抹の寂しさを感じながらも、清々しさも感じる読後感。
多くの人に読んでもらいたいし、これをきっかけに能に触れてほしいと、趣味として能をやるものの気持ちだ。
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ニムロッド

2019-04-04 18:16:39 | 読書
芥川賞受賞作品。

薄くてびっくりした。

読みやすい、PC関係のジャーゴンもある程度馴染みがあるので、すっと入っていける

仮想通貨、鬱等、まさに今の時代を切り取った感じ

覚めた視線で語られる

性も淡々としている

面白かった

しかし、心を揺さぶられるとかそういうものではない。
若者はどう感じるのだろう。
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