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Pretenderの備忘録

『お勢、断行』

2022-05-16 22:41:13 | 芝居・ミュージカル・バレエ
お勢登場は、黒木華主演で、片桐はいり等だった、もう5年前かな。
本作は2020年3月、ちょうどコロナ禍が始まった時で、中止になった。上白石萌歌がスケジュールで交代した以外は、ほぼ当時のキャストが揃った。

舞台は上下、左右三つの6つの空間を上手く使い分けて。大正っぽい雰囲気を出している。時間軸が自在なので、同じシーンが繰り返されることもある。

芝居がしっかりしている役者ばかりで、贅沢でもったいないくらい。大仰な演技で笑いを誘うが、多分アドリブではないだろう。

アフタートークは、倉科カナ、池谷のぶえ、正名僕蔵の三人で正名が司会をやり、衣装の話題や稽古場の演出家とか上手く回した。さすがだ。

遊びのある作品として楽しめた。


【原案】江戸川乱歩
【作・演出】倉持 裕
【音楽】斎藤ネコ
【出演】倉科カナ 福本莉子
   江口のりこ 池谷のぶえ  堀井新太  粕谷吉洋 千葉雅子
    大空ゆうひ 正名僕蔵  梶原 善
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團菊祭五月大歌舞伎 第二部

2022-05-15 20:59:02 | 歌舞伎
気候も良くなり、團菊祭ということで、女性だけでなく、男性も和装が目立つ。正月のような賑わい。

暫、久しぶり。うまいとか何とかでなく、歌舞伎を大きさで見せる演目なんで。海老蔵の存在感はさすが。

土蛛、菊之助がどすを利かせたような声で演じる。これから深めていくのだろう。息子の丑之助がしっかりしてきた。菊五郎も元気そうだ。萬屋も、時蔵以下三代が揃う。番卒含め、豪華配役。

團菊祭らしい華やかな舞台だったが、團菊が共演して欲しいものだ。



歌舞伎座
一、歌舞伎十八番の内 暫(しばらく)

鎌倉権五郎
鹿島入道震斎
那須九郎妹照葉
成田五郎
桂の前
加茂三郎
大江正広
小金丸行綱
荏原八郎
足柄左衛門
埴生五郎
局常盤木
家老宝木蔵人
東金太郎
茶後見
加茂次郎
清原武衡
海老蔵
又五郎
孝太郎
男女蔵
児太郎
廣松
男寅
千之助
吉之丞
九團次
市蔵
齊入
家橘
右團次
友右衛門
錦之助
左團次
河竹黙阿弥 作
二、新古演劇十種の内 土蜘(つちぐも)

叡山の僧智籌実は土蜘の精
侍女胡蝶
巫子榊
渡辺綱
坂田公時
碓井貞光
太刀持音若
石神実は小姓四郎吾
卜部季武
番卒藤内
番卒次郎
番卒太郎
平井保昌
源頼光
菊之助
時蔵
梅枝
歌昇
種之助
男寅
丑之助
小川大晴
菊市郎
萬太郎
錦之助
権十郎
又五郎
菊五郎
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すみだクラシックへの扉 #07

2022-05-14 21:51:13 | 音楽 Classic
変わったプログラムだったが、結構入っていた。やはり林英哲は人気あるのかな。
みっちーは、キレキレノリノリだったと思う。昔は、小澤さんの影響力で何も好きなことができなかったこのオケで好きなことをしている感じ。
作曲家も来ていて、盛り上がった。

追記 椅子の関係なんだろうか、今までは気付かなかったが、オルガン奏者が、立ち上がってこちらを向いて挨拶するたびに、両足一緒に鞍馬のように向きを変える。結構スカートが短かったりする。二曲演奏したので、都合四回、やたらに目立ってしまって何かほかに方法はないのかと。



すみだトリフォニーホール

プログラム

サン=サーンス:糸杉と月桂樹 op. 156より「月桂樹」 
新実徳英:和太鼓とオルガンとオーケストラのための「風神・雷神」 
ファリャ:バレエ音楽『三角帽子』第1組曲、第2組曲 
ラヴェル:ボレロ 

出演者
指揮:井上 道義
和太鼓:林英哲
オルガン:石丸由佳
新日本フィル
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レインメーカー

2022-05-13 23:45:23 | 読書
真山仁 幻冬舎 2021

医療過誤訴訟を、医師や弁護士の立場から描き、副次的に政治や国際ビジネスを散りばめた作品。ちょっと、個性的な登場人物が多く、300ページ弱では、人物描写が浅くなる。また、展開もスピーディーと言えばいいが、もう少しじっくり描いてほしかった感じもある。大きな重要なテーマゆえに、また取り組んでもらえればいいのだが。
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ローレル・キャニオン 夢のウェストコースト・ロック

2022-05-11 22:31:24 | 映画
リンダロンシュタッドに続く、ウエストコーストロックの記録映画。スコセッシということもあるが、ロックのドキュメンタリーは、ザ・バンドのラストワルツという感じだが、それ以外にも膨大な記録があり、編集するとドキュメンタリーができるんだなあと実感。

グラムパーソンズは早世したので、観たことがないが、ほとんどのアーチストは日本で、米国でコンサートに行っている。青春時代に聞きこんだアーチストばかりだ。最近は、クラシックとオペラばかりだが、良い音楽を聴いてきたなあと実感する。LPもあるし、CDにも買い替えているので、聞きたくなる。ローレルキャニオン周辺もドライブしたなあ。

さて、1969年というのが一つの分岐点になる。once upon in Hollywoodとここでリンクするわけだと思う。そしてhotel californiaの歌詞にも通じるのだろう。深い。。。
後半はリンダとジャクソンとイーグルスと、これも感慨深い。
ドラッグで随分才能を亡くしたんだなあとも思う。


2020年製作/120分/アメリカ
原題:Laurel Canyon 

監督アリソン・エルウッド
製作エリン・エダイケン ライアン・サファーン
  • ヘンリー・ディルツ
  • ジャクソン・ブラウン
  • ジョニ・ミッチェル
  • デビッド・クロスビー
  • グラハム・ナッシュ
  • スティーブン・スティルス
  • ニール・ヤング
  • ロジャー・マッギン
  • ドン・ヘンリー


 
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