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Pretenderの備忘録

こうもり

2023-11-25 21:30:08 | 音楽 Opera
売切れ。
思い切り和に振った演出。米團治がいきなり登場し、狂言回し。
設定も日本に。舞踏会は鹿鳴館。
福井や藤木がはじけてビックリ。大西はカッコよくまとめた。
置き換えの設定ではこういうのもあり得るだろう。
芝居の部分が長いので、結構長い。
この手法が通用するのは、野田秀樹がやったフィガロとコシくらいだろうか。

先日の午後の曳航の亜門と言い、本日の萬斎さんと言い、アンコールで一番拍手があったのは演出家であった。オペラは難しい時代に来ている。


2023年度 全国共同制作オペラ  東京芸術劇場シアターオペラvol.17
J.シュトラウスⅡ世/喜歌劇 『こうもり』(新制作)
(ドイツ語上演、日本語台詞、日本語・英語字幕付)

指揮 阪 哲朗
演出 野村萬斎
出演
アイゼンシュタイン:福井 敬
ロザリンデ:森谷真理
フランク:山下浩司
オルロフスキー公爵:藤木大地
アルフレード:与儀 巧
ファルケ:大西宇宙
アデーレ:幸田浩子
ブリント博士:晴 雅彦
フロッシュ:桂 米團治
イーダ:佐藤寛子
合唱:二期会合唱団
管弦楽:ザ・オペラ・バンド
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歌舞伎座新開場十周年 吉例顔見世大歌舞伎 昼の部

2023-11-24 22:13:13 | 歌舞伎
再演。初演の記憶はほとんどない。インドの作品と歌舞伎の下座音楽というのは違和感はやはりある。インドっぽい音楽も入るが。SPACでもマハーバーラタを観たが、どちらも演出は宮城聰。
テンポよく三部構成で、正味3時間半。ストーリーもあれば、殺陣もあり、見せ場はいろいろで面白い。ちょっと長いとは思うが。
ネットでも話題だがやはり、芝のぶの活躍だろう。初演で七之助が演じた役を堂々と。セリフも力強く口跡もよく、最後に倒れこむ等、肉体的にも若々しい。
丑之助もしっかりとセリフを言い、菊五郎も何とか元気そうだった。


青木 豪 脚本
宮城 聰 演出

極付印度伝
  マハーバーラタ戦記(まはーばーらたせんき)
序幕 神々の場所より
大詰 戦場まで



迦楼奈(かるな)/シヴァ神(しん) 
太陽神(たいようしん)
仙人久理修那(せんにんくりしゅな)
帝釈天(たいしゃくてん)
百合守良王子(ゆりしゅらおうじ)
風韋摩王子(びーまおうじ)
汲手姫(くんてぃひめ)
阿龍樹雷王子(あるじゅらおうじ)/梵天(ぼんてん) 
納倉王子(なくらおうじ)
我斗風鬼写(がとうきちゃ)/ガネーシャ
鶴妖朶王女(づるようだおうじょ)/ラクシュミー
沙羽出葉王子(さはでばおうじ)
森鬼獏(しきんば)
森鬼飛(しきんび)
道不奢早無王子(どうふしゃさなおうじ)
亜照楽多(あでぃらた)
羅陀(らーだー)
多聞天(たもんてん)
大黒天(だいこくてん)
那羅延天(ならえんてん)
菊之助 
彌十郎 
錦之助 
彦三郎 
坂東亀蔵 
萬太郎 
米吉 
隼人 
鷹之資 
丑之助 
芝のぶ 
吉太朗 
菊市郎 
吉弥 
猿弥 
権十郎 
萬次郎 
荒五郎 ※
楽善 
菊五郎
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午後の曳航

2023-11-23 21:40:04 | 音楽 Opera
このオペラは初めて。
原作は読んでいるし、クリストファーソンの映画も観た。

まず、現代音楽のオペラは観ているのは結構キツイ。まあ、正味2時間ではあるので。
黒子のような使い方は亜門の得意技。セットはシンプルと言えばいいが、
安っぽい。
歌手は健闘だが、動きも多く芝居をしなければならないので相当大変だと思う。
三島原作のオペラを日本人演出で、日本人歌手でやるというのも意味があろう。それがドイツ語というのもなんとも。。。


会場:日生劇場

オペラ全2幕(2005年改訂ドイツ語版 日本初演)
日本語字幕付原語(ドイツ語)上演
原作:三島由紀夫
台本:ハンス=ウルリッヒ・トライヒェル
作曲:ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ

指揮:アレホ・ペレス
演出:宮本亞門

黒田房子

林 正子


登/3号

山本耕平


塚崎竜二

与那城 敬


1号

友清 崇


2号

久保法之※


4号

菅原洋平


5号

北川辰彦


航海士

市川浩平


ダンサー

池上たっくん

石山一輝

岩下貴史

後藤裕磨

澤村 亮

高間淳平

巽imustat

中内天摩

中島祐太

パトリック・
アキラ

丸山岳人

山本紫遠
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団




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60歳からめきめき元気になる人

2023-11-23 00:03:08 | 読書
「退職不安」を吹き飛ばす秘訣 榎本博明 朝日新聞出版 2023

心理学の専門家が、高齢期の心の持ちようについて、語る。そんな目新しさはない。専門家が書いてるので信頼感はある。
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SHELL

2023-11-22 23:35:07 | 芝居・ミュージカル・バレエ
ファンタジーというかSFというか、不思議な世界。倉持もこんな作品を書くんだなア。
杉原の演出は、前方座席を潰して、舞台の奥行きを目いっぱい。得意のラップを交えて。
若者が演じる不思議なみずみずしい世界。


神奈川芸術劇場

作:倉持裕
演出:杉原邦生
音楽:原口沙輔
出演:石井杏奈 秋田汐梨
   岡田義徳 
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