ねじまき鳥クロニクル

原作は読んでいない。

正味3時間弱。シンプルだが展開がある舞台セット。音楽を担当した大友が演奏しているという贅沢さ。

役者はそれぞれ高い身体能力を求められ、それに応じた演技。声がマイクを通してと言うのがはっきりしすぎの音声に若干違和感。

ストーリーは、あるようなないようなつかみどころのない世界。

会場プレイハウス

原作：村上春樹

演出・振付・美術：インバル・ピント

脚本・演出：アミール・クリガー

脚本・作詞：藤田貴大

出演

＜ 演、じ、る、・歌、う、・踊、る、＞
岡田トオル：成河／渡辺大知
笠原メイ：門脇 麦
綿谷ノボル：大貫勇輔／首藤康之（Wキャスト）
加納マルタ／クレタ：音 くり寿
赤坂シナモン：松岡広大
岡田クミコ：成田亜佑美
牛河：さとうこうじ
間宮：吹越 満
赤坂ナツメグ：銀粉蝶

＜特に踊る＞
加賀谷一肇
川合ロン
東海林靖志
鈴木美奈子
藤村港平
皆川まゆむ
陸
渡辺はるか
（五十音順）

＜演奏＞

大友良英

イトケン

江川良子

神田カレーグランプリ2023 11/12~18

11/12　東京カレー屋名店会　有楽町イトシア店

　有名店のカレーが食べられるが、オリジナルもある。

11/13　鴻　本店

　昭和レトロの雰囲気。

11/14　だしごはん

　ご飯の店。カレー味もある。

11/15　Cozy

　小洒落なカウンターメインのカレー専門。

11/16　レストラン1899　お茶ノ水

　お茶の店がカレーを。

11/17　ムアンタイ

　タイスキの店が移転。

11/18　カレーの市民アルバ秋葉原本店

　カレー屋らしい雰囲気。

『安倍晋三回顧録』公式副読本 安倍元首相が語らなかった本当のこと

中央公論新社ノンフィクション編集部　2023

手嶋隆一が矢内正太郎と対談したり、小池、石破、谷垣、塩崎のインタビュー。研究者の分析、霞が関の反論。

菅、北村、橋本五郎の鼎談、御厨、中北の対談、前原、辻元の対談、スピーチライターのインタビューと、盛りだくさん。

一応、批判的な人も入れ込んでいる。

ジャーナリストとは何か、ミイラ取りがミイラとか。いろいろと考えた。

東京芸術劇場マエストロシリーズ 井上道義＆読売日本交響楽団

第一楽章はビックリするほどゆったり。ここで合唱を入れたのはビックリ。1分で見事に入れた。昔、大友が二楽章終了時に入れて、やたらに時間がかかり、それを観ていた井上がイラっとしていたのを目撃していたのでビックリしたが、1分だった。

第三楽章以降も、力強い場面はあっても突っ走らず、きちんと。若干、金管や歌手にヒヤッとする場面もあったが、綺麗にまとまったと思う。

最初に聴いたのは、92年のタングルウッド、ノーマン、べランス、小澤BSOだった、そこから、生で50回くらい聴いてるかなあ。

曲目

マーラー／交響曲第2番 ハ短調 ｢復活｣

出演

指揮：井上道義
ソプラノ：髙橋絵理
メゾソプラノ：林 眞暎
合唱：新国立劇場合唱団
管弦楽：読売日本交響楽団

『ガラスの動物園』『消えなさいローラ』

ガラスの動物園は、松也を狂言回しにもして、かなり思い切った演出。生音楽も。結構喜劇の要素も入れ込んで、どうなのかなあというのもあるが、まあ楽しめた。

消えなさいローラは、初めて観た。松也は固定で相手役のローラもしくは母を三人が交代で演じる。今回は渡辺えり。男性の和田が演じたらどうなったのだろう。狂気に喜劇を交えて、別役作品をよみがえらせた。

『ガラスの動物園』作：テネシー・ウィリアムズ　翻訳：田島 博
『消えなさいローラ』作：別役 実

上演台本・演出：渡辺えり

【出演】
尾上松也　吉岡里帆　和田琢磨　渡辺えり

ミュージシャン／川本悠自(コントラバス)　会田桃子(ヴァイオリン)　鈴木崇朗(バンドネオン)