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Pretenderの備忘録

東京二期会オペラ劇場 プッチーニ作曲オペラ『蝶々夫人』

2024-07-18 22:21:32 | 音楽 Opera
このプロダクションは5年前の初演も観た。
黒子の利用は、金閣寺でも午後の曳航でも用いた手法。
初演に感じた、黒子利用以外にも、セットのシンプルさ、衣装への違和感、ピンカートンの最後等の違和感は変わらず。。。
久しぶりのエッディンガー、丁寧に抑揚をつけてオケを鳴らしていた。
歌手陣は頑張ってたと思う。

東京文化会館

演目 プッチーニ:オペラ『蝶々夫人』全3幕
ザクセン州立歌劇場(ゼンパーオーパー・ドレスデン)、デンマーク王立歌劇場、サンフランシスコ歌劇場との共同制作
日本語・英語字幕付原語(イタリア語)上演

指揮 ダン・エッティンガー
演出 宮本亞門
出演 蝶々夫人:大村博美
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
合唱:二期会合唱団

スタッフ 衣装:髙田賢三


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七月大歌舞伎 昼の部

2024-07-17 16:55:54 | 歌舞伎
大盛況。
初演時は、團十郎が体調を崩して休演で、観ることができなかった。
発端を入れたり、口上やパネル使った説明や工夫もある。
有名な鳥居前、渡海屋、大物浦も、原作をなぞりながら、適宜省きながら。ここの最後の宙乗りは要るかなあ。弾正を宙乗りでやってる感じ。
すし屋、これで主要人物を早変わりは難しい。早変わりに合わせて運びがかなり異なり。初めて見る人は良いかもだけど。。。
いわゆる四の切りも、疲れもあるしなあと、音羽屋型と澤瀉屋型をミックスした感じ。
宙乗り後に、もう一つ。ここは、三階からだと、早変わりが見えちゃって。。。早変わりのためにあるような最後。
そして大団円で、またご挨拶。

エンタメとしてよくできていたと思う。歌舞伎の芝居の芸とかを云々するものではない。楽しく歌舞伎に出会うきっかけとしては良いかも。


竹田出雲 作
三好松洛 作
並木千柳 作
織田紘二 補綴・演出
石川耕士 補綴・演出
川崎哲男 補綴・演出
藤間勘十郎 補綴・演出
  通し狂言 星合世十三團(ほしあわせじゅうさんだん)
成田千本桜
市川團十郎十三役早替り宙乗り相勤め申し候
発端
序幕




二幕目
   
   
大詰
    福原湊の場
第一場 堀川御所の場
第二場 伏見稲荷鳥居前の場
第三場 渡海屋の場
第四場 同  奥座敷の場
第五場 大物浦の場
第一場 下市村椎の木の場
第二場 同  竹薮小金吾討死の場
第三場 同  釣瓶鮨屋の場
第一場 川連法眼館の場
第二場 同    奥庭の場

左大臣藤原朝方
卿の君
川越太郎
武蔵坊弁慶
渡海屋銀平実は新中納言知盛 
入江丹蔵
主馬小金吾
いがみの権太
鮨屋弥左衛門
弥助実は三位中将維盛
佐藤忠信
佐藤忠信実は源九郎狐
横川覚範実は能登守教経

静御前
相模五郎
小せん
片岡八郎/若葉の内侍
伊勢三郎
鷲尾十郎/お里
逸見藤太
お米
亀井六郎
駿河次郎
猪熊大之進
五人組作兵衛
梶原平三景時
お柳実は典侍の局
源義経
團十郎













雀右衛門
右團次
児太郎
廣松
男寅
莟玉
新十郎
梅乃
青虎
九團次
市蔵
家橘
男女蔵
魁春
松也
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ナイロン100℃ 49th SESSION 「江戸時代の思い出」

2024-07-16 22:16:37 | 芝居・ミュージカル・バレエ
満席で補助席も出ていた。
正味3時間以上。四部構成のナンセンスコメディで、笑わせる。
役者は実力派が勢揃いの贅沢な布陣。
楽しいひと時。

本多劇場

作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ

出演者 三宅弘城 みのすけ 犬山イヌコ 峯村リエ 大倉孝二
松永玲子 安澤千草 藤田秀世 喜安浩平 眼 鏡太郎
猪俣三四郎 水野小論 伊与勢我無 木乃江祐希/
池田成志 坂井真紀 奥菜 恵 山西惇
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都響スペシャル

2024-07-16 20:10:38 | 音楽 Classic
最初にアイヴズの短い曲。
次にモーツァルト、ベルリンフィルのコンサートマスターと首席ヴィオラ奏者を迎えて。
アンコールは、指揮者も加わっての演奏。
後半はベートーヴェン運命。
王道のプログラムを最近は毎年来日してるギルバートが都響のメンバーとしっかり仕上げた。


サントリーホール

出演
指揮:アラン・ギルバート
ヴァイオリン:樫本大進
ヴィオラ:アミハイ・グロス
東京都交響楽団

曲目
アイヴズ(ブラント編):『コンコード交響曲』より「オルコット家の人々」
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K. 364(320d)
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 Op. 67 「運命」

ドヴォルザーク:テルツェット Op.74 第2楽章(ヴァイオリン・ヴィオラ・アンコール)
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宝生能楽堂45周年記念公演 二日目

2024-07-15 22:13:57 | 能・狂言、文楽
宝生能楽堂

安宅、能舞台に所狭しと並ぶ。時間も長い。歌舞伎の勧進帳の方が、わかりやすく面白くは感じる。
鬼瓦、人間国宝の東次郎は、口跡もまだまだ元気でしっかりしている。
弱法師、シテは、口跡は非常に明晰で、声も通る。座って立つところに不安があり、バタッと倒れて後見が駆け付ける場面も。ただ、話の流れとして、不自然にはならなかった。
岩船、宗家の御曹司の初シテ、カワイイ7歳がよく声を出して、拍子を踏んでいた。

能 安宅 延年之舞、貝立
 シテ 金井雄資

狂言 鬼瓦
 山本東次郎 山本凛太郎

能 弱法師 双調之舞
 シテ 田崎隆三

祝言 岩船
 シテ 寶生知永



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