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Pretenderの備忘録

芸歴40周年特別企画 立川談春独演会 ~これから~ 20/20回目

2024-10-26 18:00:00 | 落語・講談
最初に、火事息子にかけて、志ん朝と談志のいい話。
そして、火事息子、レパートリーになかったものを今回ようやく。
そして、得意の居残り佐平次。
20回、皆勤して聞きました。やっぱり正統派のうまさだと思う。



火事息子
居残り佐平次
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影のない女

2024-10-25 22:15:26 | 音楽 Opera
上演時間2時間50分、えっ、短くない?と思ったら、カットもあり、幕の順番もいじり。そもそも難しい作品だが、解説を読んでもよく分からなかった。

歌手と演奏は頑張っていた。終演後は、ブラボーでなく、ブーイングが凄かった。回り舞台をよく使っていた。

終演後1時間程度、ポストトークがあった。深作健太がMCだったが、自己アピールを含めてコンヴィチュニーを誉めていて、しらけた。客席からの質問は、鋭く批判するようなものと、ドイツ語を使いたいおばさんがドイツ語で質問するという意味のないものだった。

オペラが現代とどうつながるのか、置き換えはどこまで許されるのか、を考える機会となった。二期会の存在意義は何かも考える機会かもしれない。評論家諸氏がどのような評論を展開するのか非常に楽しみだ。

個人的には、ブレヒト、赤堀、ピローマンと、かなり揺さぶられた作品続きの週の最後にドカンときたという感じだった。

東京文化会館

指揮 アレホ・ペレス
演出 ペーター・コンヴィチュニー

皇帝:樋口達哉
皇后:渡邊仁美
管弦楽:東京交響楽団
合唱:二期会合唱団
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ピローマン

2024-10-24 23:05:15 | 芝居・ミュージカル・バレエ
マクドナー作品はいくつか観ているが、これは初めて。日本では20年前に初演されており、10年以上前から小川翻訳で演じられてきたという。

とにかく重い、役者もしんどいだろうなと思う。
独裁国家の暴力は1984を彷彿させるがそんなものではない。児童虐待、性的虐待、暴力、殺人、流血、銃声、差別的な表現、凄い作品。

どっと疲れるが、そのテーマは大きく、昨日の日本人のイライラだけを描いた作品とはだいぶ違う。

新国立劇場小劇場

【作】マーティン・マクドナー
【翻訳・演出】小川絵梨子

キャスト
成河 木村 了 斉藤直樹 松田慎也 大滝 寛 那須佐代子 石井 輝



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台風23号

2024-10-23 23:24:58 | 芝居・ミュージカル・バレエ
赤堀作品は、いくつか観ているが、あまり相性が良くないのかもしれない。今回は、豪華出演者で楽しみにしていたが、鬱屈した閉塞感、怒りを描いただけという感じだった。


会場 THEATER MILANO-Za

作・演出:赤堀雅秋

森田剛、間宮祥太朗、木村多江、藤井隆、伊原六花、駒木根隆介、赤堀雅秋、秋山菜津子、佐藤B作
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セツアンの善人

2024-10-21 23:27:01 | 芝居・ミュージカル・バレエ
ブレヒトらしい作品。先月後半、俳優座劇場でやっていて、観たかったが上手くスケジュールが合わず、残念。見比べは面白いので。
葵、木村、渡部はしっかりと演じていた。特に葵は驚いた、舞台向きかもしれない。
ラサールは、何を演じても同じような演技で、無駄な存在感。
終演後、ポストトークを白井、木村、渡部で。プロデューサーの女性が司会で、稽古からよく見ていて、良い仕切りだった。

【作】ベルトルト・ブレヒト
【音楽】パウル・デッサウ
【翻訳】酒寄進一
【上演台本・演出】白井晃
【訳詞・音楽監督】国広和毅

【出演】
葵わかな 木村達成 渡部豪太 七瀬なつみ あめくみちこ

栗田桃子 粟野史浩 枝元萌 斉藤悠 小柳友
大場みなみ 小日向春平 佐々木春香

小林勝也 松澤一之 小宮孝泰 ラサール石井

【演奏】
磯部舞子(Vn. 東京公演) 島津由美(Vc.) 熊谷太輔(Perc.)/加藤優美(Vn. 兵庫公演)

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