ちょっと盛りを過ぎてしまいましたがー
ビョウヤナギの花です。 10年くらい前にとある学校から小さな株をもらってきました。 こんなので根付くのかと心配するほどひ弱な根っこだったのですが、とても勢いがよくて、今では近くの植物を圧倒しそうです。
つけまつげのようななが~いおしべが魅力的。
こちらはもう廃校になった小学校の庭にあった金糸梅。 いったんは勝手に生えた野バラにおされて消滅しそうでした。 野バラを退治して(また復活しているけど )2年かがりで回復させました。 でもまだ花はまばらです。
ビョウヤナギと金糸梅は、同じ時期に黄色い花を咲かせるので間違える人もいるらしいです。 でも、二つ並べるとちがいがよくわかります。
一言で言えばビョウヤナギは長く、金糸梅は丸い。
葉っぱも、花びらも、おしべもビョウヤナギは細長く、金糸梅は丸っこいです。 そして大きさもビョウヤナギの方が2倍くらい大きいですね。
この二つの花、そのまま出生地の学校の姿をあらわしているように、わたしには思えます。 にぎやかなビョウヤナギのあった学校は、こちらでは規模が大きい方で子どもたちの声が賑やかでした。 寂しい金糸梅のあった学校は児童数は10人以下で、やがて廃校になり校舎も取り壊されて昔の面影はありません。
我が家の金糸梅はその学校の形見のようになってしまいましたが、廃校と同じ運命をたどらないように気をつけてやらねばなりませんね。 雨があがったらまた野バラを切らなくては。