ナワシロイチゴの実が赤くなりました。
ちょうど田植えのための苗代が作られる頃実がなるのでナワシロイチゴというのだそうです。今は田植えの時期も農家によってバラバラですが、昔は今頃が田植えの時期だったのでしょうね。
ナワシロイチゴはわたしにはなじみ深い野イチゴです。 田んぼだらけの平地でそだったわたしには、食べられる野イチゴと言えばこのナワシロイチゴでした。でも、嫁いできたうちの近所にはこのいちごはめったに見られません。唯一、ここだけがナワシロイチゴが見られる場所です。
花はこんなの。
どれがつぼみでどれが開いたのかわかりにくいです。 多分、たくさんのおしべが見えているのが、開いたものでしょうね。 これがたくさん咲いているところは、お星さまが舞い降りたようでとてもかわいいです。
ちょっと残念なことに、見かけのかわいさに似合わずすっぱいのです。でも、川の土手などで遊んでいて、ガラス球のように赤くピカピカ光った実を見つけると大喜びでつまんだものです。
ナワシロイチゴより少し早く実がなるのが、クサイチゴ。
これは実家のほうではほとんど見られなくて、山際にあったように思います。母に連れられて祖父の山へ行ったとき、偶然に見かけるだけでした。
これはとても甘くておいしいので、これを見つけたときはとても幸せな気分でした。 中が空洞になっており、アリが入り込んでいたりしました。
うちのほうではこのクサイチゴのほうがたくさんあります。 というより、少し荒れたところならどこにでも見られます。 土地が乾燥した果樹園地帯だからでしょうか。
今年は梅雨入りが早く、雨のさなかにこのクサイチゴが赤くなりました。 一つ二つつまんで食べてみましたが、いつものおいしさはなく、水っぽかったです。
このころご近所の木イチゴもオレンジ色になりましたが、ほんの2,3粒しかなっていませんでしたね。
さらに季節をさかのぼって4月、わがやの庭に
ヘビイチゴがわんさか実をつけました。
4年ほど前、ワイルドストロベリーだというので植えましたら、なんとヘビイチゴだったのです。 葉っぱはよく似ているのですが、ヘビイチゴの花は黄色です。
これはふつう雑草扱いなんですけど、けっこうかわいいので我が家では堂々と市民権を得ています。
ヘビイチゴという名前から、なんとなく毒がありそうで、さすがのわたしも食べたことはなかったのですが、実は毒はなし。
昔、野外活動で子どもたちがヘビイチゴを食べたと知った時、一瞬あわてましたが、特におなかが痛くなることもなく無事でした。 食べた子どもたちによると、「味はない」そうです。
遅れて実をつけるのが、
わがやのブラックべりー
その名の通り黒に近い紫色の実がなります。 見かけはとってもワイルド。 でも花の姿は愛らしいです。
2,3年前、クサイチゴで作ったジャムをいただいたことがあります。いばらの中に手を突っ込んで、ひっかき傷だらけになりながら採った実を煮て、丁寧に種を取り除いた、貴重なジャムでした。
でも、そんなことをして楽しむのもわたしたちの年代が最後ではないのかしら。娘のぶじこは、クサイチゴが食べられるのは知っていましたが、ナワシロイチゴが食べられることは知らなかったのです(教えてなかった)
ちょうど田植えのための苗代が作られる頃実がなるのでナワシロイチゴというのだそうです。今は田植えの時期も農家によってバラバラですが、昔は今頃が田植えの時期だったのでしょうね。
ナワシロイチゴはわたしにはなじみ深い野イチゴです。 田んぼだらけの平地でそだったわたしには、食べられる野イチゴと言えばこのナワシロイチゴでした。でも、嫁いできたうちの近所にはこのいちごはめったに見られません。唯一、ここだけがナワシロイチゴが見られる場所です。
花はこんなの。
どれがつぼみでどれが開いたのかわかりにくいです。 多分、たくさんのおしべが見えているのが、開いたものでしょうね。 これがたくさん咲いているところは、お星さまが舞い降りたようでとてもかわいいです。
ちょっと残念なことに、見かけのかわいさに似合わずすっぱいのです。でも、川の土手などで遊んでいて、ガラス球のように赤くピカピカ光った実を見つけると大喜びでつまんだものです。
ナワシロイチゴより少し早く実がなるのが、クサイチゴ。
これは実家のほうではほとんど見られなくて、山際にあったように思います。母に連れられて祖父の山へ行ったとき、偶然に見かけるだけでした。
これはとても甘くておいしいので、これを見つけたときはとても幸せな気分でした。 中が空洞になっており、アリが入り込んでいたりしました。
うちのほうではこのクサイチゴのほうがたくさんあります。 というより、少し荒れたところならどこにでも見られます。 土地が乾燥した果樹園地帯だからでしょうか。
今年は梅雨入りが早く、雨のさなかにこのクサイチゴが赤くなりました。 一つ二つつまんで食べてみましたが、いつものおいしさはなく、水っぽかったです。
このころご近所の木イチゴもオレンジ色になりましたが、ほんの2,3粒しかなっていませんでしたね。
さらに季節をさかのぼって4月、わがやの庭に
ヘビイチゴがわんさか実をつけました。
4年ほど前、ワイルドストロベリーだというので植えましたら、なんとヘビイチゴだったのです。 葉っぱはよく似ているのですが、ヘビイチゴの花は黄色です。
これはふつう雑草扱いなんですけど、けっこうかわいいので我が家では堂々と市民権を得ています。
ヘビイチゴという名前から、なんとなく毒がありそうで、さすがのわたしも食べたことはなかったのですが、実は毒はなし。
昔、野外活動で子どもたちがヘビイチゴを食べたと知った時、一瞬あわてましたが、特におなかが痛くなることもなく無事でした。 食べた子どもたちによると、「味はない」そうです。
遅れて実をつけるのが、
わがやのブラックべりー
その名の通り黒に近い紫色の実がなります。 見かけはとってもワイルド。 でも花の姿は愛らしいです。
2,3年前、クサイチゴで作ったジャムをいただいたことがあります。いばらの中に手を突っ込んで、ひっかき傷だらけになりながら採った実を煮て、丁寧に種を取り除いた、貴重なジャムでした。
でも、そんなことをして楽しむのもわたしたちの年代が最後ではないのかしら。娘のぶじこは、クサイチゴが食べられるのは知っていましたが、ナワシロイチゴが食べられることは知らなかったのです(教えてなかった)