あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

カジカガエルの住むところ

2016-09-06 23:25:36 | 生き物
 オタマジャクシから無事カエルになったところで、まだカエルになってないオタマジャクシも元の川へ返してあげることにしました。水の冷たい清流に住むカジカガエル、猛暑の平地ではいずれ死んでしまうのではないかと思ったからです。

 その川というのは、桜三里の途中にある鞍瀬渓谷です。国道からほんの少し入ったところに公民館が有り、その下が天然プールと呼ばれる遊び場になっています。



 ここへは川へ下りる石段があるので小さな子でも大丈夫。
 下りる途中でヒグラシの死んだのを見つけました。



 わたしたちにとっては珍しいセミです。

 さあ、逃がしてやりましょう。



 川の中にはカジカガエルのオタマジャクシがいっぱい。



 まだしっぽの残っているカエル



 沢ガニ



 こんなに赤いんだっけ? と思ったら死んでいました。

 小さな魚の群れ。下のほうに影が映っているのですが、姿がわかりますか?


 藻がいっぱい生えているのが気になります。なんとなく、清流の藻じゃない気がする・・・

 一匹のカワトンボが飛んできました。かなり離れているのですがよく見えます。


 こんなにたくさんの生き物に触れて、ぶじこたちは川遊びに夢中。
 おいおい、ただカエルを逃がすだけだったんじゃ・・・?

 しかし、このあとわたしも日差しも帰る時間も忘れて河原に居続けました。なぜなら



 すごい! 



 10匹近いアオスジアゲハの群れが、わずかに水気の残っている砂地で吸水をしていたのです。図鑑で見たことはありましたが実際に見たのは初めてです。
 これ、撮るのに苦労したんですよ。トラオとウマオが走り回るものですから、なかなか集まってきてくれなくて。ほぼ全部のチョウが落ち着くまで帰れませんでした。

 ようやく帰る気になったトラオたち。なのにぶじこはもう少し上の方へ行ってみようと言う。そして山道で、ひときわあざやかなオレンジの花を見つけました。



 わざわざぶじこに車をバックさせて写真を撮ってきました。キツネノカミソリです。いいなあ、ほしいなあ。わたしにとってはあこがれの花。山道でしかお目にかかったことがないですから。
 ここら辺にあったことを覚えておいて、また見に来ることにしましょう。

 山もすてき、川もすてき、ぶじこはすっかり鞍瀬の川が気に入ってしまいました。そしてー

 市の広報に「鞍瀬川の生き物探検」というイベントを見つけて参加を申し込んだのです。わたしもウマオのお守りに狩り出されました。当然のようにね。
 
コメント (8)
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