あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

シーボーンアート体験教室

2016-09-25 23:45:01 | くらし
 9月に入ってから、丹原文化会館で
シリーズ「故郷の芸術」愛南シーボーンアートの世界2
というイベントが行われていました。 
 シーボーンアートというのは、海に流れ着いたガラスや貝殻、流木、海藻などで作った作品のことです。海岸の美化活動の一環として行われているそうです。
 
 小ホールには愛南町特産のひおうぎ貝にシーグラスなどを組み合わせたランプシェードなどが展示してありました。深い海の底を思わせるライトに海の波の効果音、その中に飾られた色とりどりのランプが幻想的な明かりをともしています。一緒に見に行ったヨウコも立ったり座り込んだり、いつまでも見飽きないようでした。ところが

 残念!写真を撮り忘れました。6年前のパート1の時の写真がありますのでこちらを見てくださいね。

 その時体験教室で作る予定の作品見本も飾ってあったのですが、それを見て、わたしの手作り大好きの性分がむくむくと頭をもたげまして

 作ってきました。



 体験教室の日行ってみると、会館のロビーに机がたくさん。

 時計つくりは3人でしたけど、ペットボトルのランプつくりはおそらく定員いっぱいでしょう。親子連れの参加も多かったです。

 机の上にはすでに色とりどりの貝殻が広げられていました。開始までのあいだにちょっとだけ分類してみました。多いのはオレンジ、それも緋赤に近いのから黄色っぽいのまで。黄色と紫は少ないです。そしてちょっとピンクがかったの。こんなに色鮮やかな貝があるんですね。



 別のテーブルの上には、波に洗われて角の取れたガラスの破片や、巻貝、ひおうぎ貝の小さいのなど。これらの中から好きなのを選んで作るのです。





 ペットボトルのランプは材料をグルーガンでつけていきますが、時計ははんだ付けです。結構本格的。
 まずはどんなデザインにするか考えてーこの時点で時間がかかりすぎー
 材料の一つ一つに銅のテープを巻いていきます。



ぐるっと巻いたらヘラでしっかりと抑えて空気を追い出します。




 次に、ええと
 フレックスとかなんとかいう薬品を筆で塗って
 銅線にはんだを塗り付けます。はんだって錫とニッケルだっけ? 違ってた、鉛でした。熱したこてを当てると簡単に溶けて水銀みたいに丸くなるのがおもしろい。これ全部にはんだを巻いていくのです。



 講師の先生が「製作時間2時間ですよ、2時間。」とプレッシャーかけるんですよ。あまり凝ったことをするととても時間が足りません。
 でも、超素人にもかかわらず、出来上がりイメージだけはプロ並みの素晴らしい作品を夢見る私、どうしても難しいほうへ難しい方へと手が動いてしまいます。
 子どものころからそうだったの。図工の時間、子どもの手に余ることをしようとして未完成に終わった作品は数知れず。時間がたっぷりあれば納得のいくまでいじっているわたしですが、時間が限られるとなると焦ってしまいます。
 ひたすら無言でテープを巻きはんだをくっつけて・・・・・
 お隣さんが、「カニを食べてる時の空気に似ている」と。なるほど。
 それでもこのあたりまでは手元を写真に撮る余裕もありましたが、最終段階で、全部を丸い輪っかにくっつけるころになると、難しいのと時間に追われるのとでそれもなくなりました。
 予定の2時間がたったころ、ランプが次々と出来上がりだしました。ちょっとだけ手を休めて見物。



 小学生の男の子が白いサンゴのかけらか石ころかにいろいろくっつけて作ったものがとっても素敵。既成概念にとらわれない発想がすばらしいですね。



 さあ、がんばらなくちゃ。
 
 なんとか計画した形通りくっつきました。でも、それで終わりではなくて、いちど洗って余分な薬品を落とし、仕上げにベビーオイルを塗ってつやを出します。
 お隣さんの作品



 紙が汚れているのはベビーオイルのせいです。若い人らしくワイヤーのハートが付いています。

 お向かいさんの作品



 下位を4枚組み合わせて花型に。陶器のかけらを組み合わせているのが意外とよく合って落ち着いた雰囲気でした。
 
 そしてわたし
 作品には個性が出るっていうけれど・・・・最近好みがゴージャス傾向になっているかも?



 この時点で時計は午後2時前! 予定時間を2時間オーバーでした。ハッと気づいたら飲まず食わずだったんですよ。とたんに頭がくらくらしました。
コメント (4)
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