長い間お休みしました。その間パソコンと悪戦苦闘・・・でもなくて、ちょっとほかのことに挑戦。やり方は娘に教えてもらいましたが、あとはなんとか一人でできるようになりました。少々授業料も払いましたけど(つまり失敗もあったということ)さあ、今年は不用品整理を頑張ろう!
で、新しいパソコンのセットアップですが、 なかなかやる気にならず後へあとへと伸ばしていたのですが、よし、今日こそは、と思って電源入れたら・・・ なんかねえ、わけのわからないうちにできちゃった。誰の力も借りずにひとりで。データの移行はぼちぼちやっていきます。必要に駆られたらできるでしょう、多分。ブログの引っ越しも、いよいよどうにもならないと思ったら、やります。当面は今のままで記事を書いていきますね。
で、ネタが古くなってしまいましたが、元旦の永納山登山(ハイキング)についてー
初日の出を拝むには、世田山が人気なんだそうです。しかし、狭い山頂に人がいっぱいらしくて、娘たちは永納山に上がることにしたのだそうです。永納山だったら私も行く! というわけで、人生初の初日の出拝みです。
朝6時、世田薬師の駐車場へ集合。
周桑平野は思ったより明々と電気がついてきれいでした。
空の中ほどにポツンと点が見えますが、あれが多分石鎚山の成就社あたり。
この日のためにヘッドランプを買いました。私は若いものよりも足が遅いので、一足先に上り始めました。
道は秋に来た時よりさらに落ち葉が増えて、 滑りやすかったです。
暗闇の道をたった一人で歩いていると、少し先でかさかさっと何かが走った音が・・・・イノシシ? サル? シカ?
イノシシだったらいやだなあ、音のなるものをつけてきたらよかった、と不安になりましたが、ここで後から来た若い仲間に追いつかれました。よかった。
山頂まで行かないでも、眺めのいいところがあります。ここで孫たちを待つことにしました。
わたしー日が昇るのはどの辺?
Mさんー月が沈むあたり
太陽は海から昇るのとばかり思っていましたが、山のほうからですって。ちょっとがっかり。なぜなら山のほうは厚い雲に覆われていたからです。
月の真下にクリーンセンターの蒸気が立ち上るのが見えました。(煙ではないのです。ごみを焼却した煙は徹底的に不純物を取り除かれて、水蒸気だけが煙突から排出されます。その証拠に煙突から少し離れたところに見えるのは、水蒸気が熱い煙突の出口当たりでは見えなくて、冷やされたのが見えるのだと、センターの人から聞いたことがあります)年中無休でお仕事、ありがとうございます。
スキー場の明かりが空中に浮かんで見えます。ここも夜通し営業中なんでしょうね。 成就へ上るロープウエイは、4時30分が始発だったそうです。
左手のほうは海です。ひときわ明るい光の船が停泊していました。その向こうに見えるのは西条市の街並み。
6時39分 太陽が昇るのとは反対のほうが赤くなってきました。
6時46分
月が沈んだのは煙の上あたり。太陽は出てくるのでしょうか。
残念。結局お日様の姿は拝めませんでした。あたりは結構明るくなってしまいました。
工事中の展望台。秋からあまり進展してないのかな? ここで仲間のKちゃんが、あれは景色を見るためのものではなく、多分山の土塁跡を見るためのものだろうと教えてくれました。景色を見るには低すぎるんだそうです。そういえばー
ー ちょうどこのあたりをしたから見上げるようになるのです。
今永納山は、たくさん木を切って歩きやすく景色が見えやすいように整備中。
今は工事車両が昇ってくるこの道も駐車場になって、車で来られるようになるかもしれません。誰でも気軽に来られるのはいいけれど、ちょっとつまらないような気もします。
切られた木がそこかしこに積んであります。昔はうっそうとした森だったらしいです。
すっかり夜が明けて新しい年の一日が始まりました。
さて、ここでいつものことですが・・・・
山頂へ行ってから下山したい娘と、ここから早く帰りたいトラオたちと意見が分かれまして、結局私が孫たちを連れて先に下山することになりました。
いったん下ってまた上ります。
あの一番高いところまで登ってそこから尾根伝いに緩やかな下り道になります。が、その手前に分かれ道があって、
「ばあちゃんはこっちをいくからね。」
ばあちゃんを信用できないトラオは来た道を行くことにしたようです。ウマオは私についてきました。
「シー ユー アゲイン」
平坦な道を、ものの数分も歩かないうちに道が合流して、
「僕が昇り損だったわけー?」
「そういうこと」
またまた分かれ道
「シー ユー アゲイン」
今度は2分ほどで合流
「アゲインが早すぎん?」
「そうだねえ」
3回目の分かれ道はトラオも私についてきました。やっと私の歩く道のほうが楽ちんで近道だと分かったみたいです。私も2回目の登山で学習したのです。分かれ道に矢印がないときは、どちらの道を行っても大丈夫。矢印があったら、その通りに進めばいいと。 孫たちとの山歩きは、なんだかんだと言いながらいつも楽しいものです。
正面に世田山が見えてきました。
あんなに高い山だった? ウマオはちょっと感慨深げに言いました。わずか339メートルの山でも永納山の3倍近くの高さですからね。逆に言えば永納山なんて丘みたいなものです。それでも、高いところから見下ろす周桑平野はすがすがしいものがありました。白いもやが水平に広がっていました。石鎚山は厚い雲に覆われて、ついに見えませんでした。
降りてから世田薬師にお参りしました。
早朝で人も少なく、なにもかもがすがすがしい年明けでした。
ちなみに、朝1番に石鎚山に上ったトラオパパの言うには、石鎚山も雲に覆われて初日の出は見えなかったそうです。