県内のオミクロン株感染者は毎日最高人数を更新し続けており、イベントは軒並み中止、公共施設も次々と閉鎖されて、どこへも行くところがなくなりました。孫たちをゲームづけにしないために、今度の土曜日は白猪の滝に行こうねと決めていました。 寒い日が続いたので滝が凍っているかもしれません
そうしたら、タイミングよくテレビで凍った白猪の滝が放送されたのです。そのきれいだったこと。これは人が多いかなあ。けど、屋外だし、大丈夫でしょう。
そして予想通りというか、予想以上の車で駐車場がいっぱいでした。私たちは、運よく今から出ようとした車の後に入れることができましたが、止めるところを探す車もいたのです。

すごい、テレビの力恐るべし。子供連れの家族も多かったです。赤ちゃんを抱いたお母さんにはちょっと心配しました。道が凍っていて赤ちゃんもろとも転んだら・・・ けど、余計な心配でしたね。
滝への入り口にある堰堤は水が流れていました。

道も心配したような氷はなく

久々に坂道を歩いたら息が切れました。
帰りに気づいたのですが、滝までの道は思ったより急だった
のです。
昇っていくにつれて、川に氷が増え始めました。


この辺りは流れる水が凍りかけていました。

美しい模様を描く薄氷

つるつるに凍った岩

ここには水が見えません。

つきました。

もう少し水が流れているかなと思いましたが、予想以上に凍っていました。
滝に近づくために少し階段を上ってみます。

ここまで来くると、やっと道が凍っていました。滑らないように踏みしめて歩きました。
氷のシャンデリアといわれるつらら


下のほうの白い山は氷が崩れ落ちて山になったもの。

ここがてっぺんではなくて、さらに上から流れ落ちる滝があるのですが、なかなか全貌が見える場所がありません。人が多いし。

これが上の滝


素晴らしいと思いましたが、トラオはちょっとがっかりしたらしいのです。もっともっと大きな滝を想像していたみたい。けど、私は、ようやく見られた氷瀑に大満足でした。というのも、氷瀑が見られるには、いくつか条件がそろわなければならないのです。滝が凍るには冷え込まないといけないし、冷え込んで道路が凍結したらここまで来ることはできません。そして雨が降ったり良い天気が続いたりすると、愛媛では滝の氷はすぐ解けてしまいます。
この日は絶好の滝見物日和。

翌日は雨でしたから、多分氷は解けたはず。本当に良い日に行きました。