ユキモチソウその他、我が家の山草コーナーの5株の植物、その乏しい葉っぱをすべてビロードスズメガに提供して、幼虫がさなぎになったことを確認しましたが
ハウスの中で水やりをしていて仰天しました。
今度はアゲハか!
なんで、家の乏しい葉っぱの植物にだけやってくるの?
フィンガーライム
いちばんよく葉の茂ったの
今年で3年目? 4年目? なかなか大きくなってくれません。10本のうち2本はお嫁に出し、2本は枯れ、2本はお試しで外に地植えして、ハウスの中にあるのは4本。
外に地植えしたのはなぜか成長が悪く、冬の寒さにやられて瀕死の状態。やはりハウスでないと無理かなあ、それにしても成長が遅いのです。そして、もともと葉っぱが小さい。
その小さい葉っぱの、特に葉数の少ない1本にアゲハチョウの幼虫がくっついていました。それが7月3日
1匹、2匹・・・・4匹も
まいった、植物の成長期にこんなに葉を食べられたんでは。しかも灼熱のハウスの中にわざわざ入ってきて産卵するとは。しかしここでもわたしは捕殺することができず、見て見ぬふりをしてしまいました。もうここはなるようにしかならないね。鳥はわざわざハウスの中に入ることはめったにないので、葉っぱを食い尽くしてチョウになるんでしょう。
雰囲気の違うこの2匹が成虫になったらどうなるのかも見てみたい気がするし。
このあたり、もう食べる葉っぱがありません。
ところが、次の日にはたった1匹しかいなくなりました。あれ? 鳥かアシナガバチかに食べられた?
どっこい、幼虫は隣のもっと葉の多い(とても茂ったとは言えない寂しい)木に移っていただけでした。が3匹しかいませんでした。
さらに7月8日 幼虫は2匹しかいなくて、まだ鳥フン状態の幼虫が5匹も。
これらがね、脱皮すると緑の幼虫になります。鳥フンに見せかけているのは外的から身を守るためだとか。
2匹の幼虫
よかった、2種類いる。背中の黒い筋が太いのと細いのがいるのですが、両方ともナミアゲハなのか黒が多いのはクロアゲハなのかよくわかりません。お腹の白いのが違ってるらしいのですが、そこまでして確かめる気はありません。
7月10日 鳥フンは全然いなくて、緑の幼虫は?
一生懸命探してやっと1匹見つけました。混み合った枝葉の陰からじっとこちらを見つめています。
わたしが見つけた幼虫は合計すると少なくとも9匹、それがたった1匹! なかなか生き延びるのはむずかしいです。
そして今日見てみましたら
木の皮までかじられています。だいじょうぶかしらねえ。
7月16日、写真追加します。
ゆずの木で、一度に成長過程を見ることが出来ました。
脱皮してアオムシに。
サナギ。こちらは、生まれ育ったゆずの木で。
卵もさがせばあったかな?後で気がつく何とやら。
葉が食べつくされましたね
でも、やはり自然界は厳しいものが有りますね
すべて順調に成長できるとは限りませんね
9匹いても2匹になってしまったんでしょうか
蛹になって蝶になれるでしょうか
私は、あのあおむしにショックを受けました
のどかに飛び回っているモンシロチョウも自然の厳しさを生き抜いた証なんだと言う現実を知って
今飛び回っている蝶は、生まれてきた卵のほんの一部なんですよね。そう考えると、むげに殺すのもなあ、って思ってしまいます。農家さんは利害関係が大きいので殺すのは仕方ないです。