高知県立牧野植物園に行ってきました。写真が多いので2回に分けてアップしますね。
高知へはうちからだと高速道路で2時間ほど。連休中なので道が混んでるかなと思いましたが、やや交通量が多いかなと思うくらいで、すいすいと高知県南国市へ着きました。そこで高速を降りて道の駅で昼食。ここも待たずに入れてほどよく込んでいるという感じでした。
途中で見かけた鯉のぼり
これ、武者幟ではなく大漁旗に見えますが、どうなんでしょう。こういう幟は初めて見ました。
牧野植物園に着いたのは午後の1時半頃。正門からではなく南門から入ります。こちらからだと入ってすぐ熱帯植物園の温室があります。
小さいながらも熱帯のジャングルのような雰囲気に、一気にテンション
ブラジルの植物展が開かれているとのことで、うちにもあるミラクルフルーツやジャボチカバも展示されていました。
南国の花ってほんと華やかですね。
ところで、植物園では5月末までボタニカルアドベンチャーなるスタンプラリーがあって、集めたスタンプの数によってプレゼントがあるらしいのです。スタンプ帳は100円で買わなければならないのですけど、なんだかおもしろそう。娘たちは1歳のヨウコが一緒ですのでとてもスタンプどころではないだろうと、私一人が買ってきました。(後からこのことでずいぶん後悔しましたが)
スタンプのある場所は13箇所。園内は広いですから、まあ、半分まわればいいかな。
まずは温室の中で二つ押せました。
右下の赤いはんこがパパイアトロピカーナです。赤い実1個だけのスタンプなので、パパイアの実がなっているように押す場所を考えながら5回押しました。つまりスタンプを押すと植物観察ができるというわけなのです。このスタンプ、特注でしょうかね。
温室を出ると次のスタンプ、オンツツジの案内がありました。そこで何も考えずに矢印の方向へ歩いて行ったのですが・・・
えらく急な坂を上らなければなりませんでした。スニーカーを履いてくればよかったなあ。登山道のようにきつい石段と坂道をあえぎながら上っていきながら、もうあきらめて引き返そうかと思ったとき、上から人が降りてきました。思わず
「まだ遠いですか?」と聞いてしまいました。
「もうすぐですよ。がんばってください。」
あやうく足がもつれるところでしたが、若い人にそう励まされてもうひとがんばり。
ありました!
そしてがんばったご褒美が。
オンツツジは終わりかけていましたが、すばらしい景色が広がっていたのです。
ふたたび元来た道を下って次は林の中へ。そこは谷川のせせらぎが聞こえるような道。
このあたりでトキワバイカツツジのスタンプを押して、さらに木立に囲まれた細い道を行くとエドヒガン(荘川三十一郎)の木の下へ。荘川三十一郎というのは、この木の名前でしょうか。エドヒガンは3月に咲きますから、当然花はなし。どんな花か見てみたいですね。
地図で見るとエドヒガンはずいぶん端っこにあって引き返すのも遠いようなのですが、実際は案外近くて、すぐにヌマスギという、根っこが水の中に伸びている(呼吸根)杉のところまできました。
池の周りのクリンソウ
このあたりは大きな道からは一段と低く盆地のようになっています。なのでわりと急な坂道を上って・・・園内の施設を結ぶ連絡道に出ました。ここにはヒトツバタコのスタンプがありました。
ヒトツバタコ、別名ナンジャモンジャの花。
今花盛りでした。夜になるとライトアップもされるそうです。
この連絡道にはあと二つ
トビカズラ
すごい。たしか日本では2箇所しか自生してない植物と書いてあったような。
一つは熊本県にあって天然記念物に指定されているそうです。地震の中、無事でいるのでしょうか。めったに花が咲かないので、この花が咲くと世に異変が起きるといわれているそうです。でもここでは毎年開花しているそうです。
つづいてケシ
鉄条網の張り巡らされた小さな畑に、アヘンのとれる栽培禁止のケシが植えられていました。(もちろん、ここでは許可を得て栽培しています)
そして牧野富太郎記念館の近くにバイカオウレンの、記念館の中にヨコグラノキのスタンプ。
すてきな建物です。ここのカフェでトロピカルフルーツのジュースを飲んで一息つきました。
この建物の裏手に二つスタンプがあったのですが、なぜか道を迷い本館まで行ってしまいました。ここまで来るとプレゼント交換が待っているだけ。しまった!どうせなら全部集めなきゃ。というわけで長い通路を引き返して芝生広場の方へ急ぎました。いい加減足が疲れてきました。ああ、スニーカーで来るんだった、と再び同じことを考えました。
今までと違って、林の中の道が遠いように感じられました。
ハンカチノキ。ちょうど開花を始めていました。
更に林の奥へ
ハクウンボク
なるほど、雲みたいですね。これはエゴノキの仲間だそうです。そういえば下向きに付いた花がエゴノキに似ている。
最後に薬用植物園に行ってタチバナのスタンプを押して終了です。
いい加減疲れました。再び長い通路のエビネの群れを見ながら引き返して
本館へ。ここのショップ「バイカオウレン」でプレゼントをもらいました。
それがまあ、びっくり!
つづく
高知へはうちからだと高速道路で2時間ほど。連休中なので道が混んでるかなと思いましたが、やや交通量が多いかなと思うくらいで、すいすいと高知県南国市へ着きました。そこで高速を降りて道の駅で昼食。ここも待たずに入れてほどよく込んでいるという感じでした。
途中で見かけた鯉のぼり
これ、武者幟ではなく大漁旗に見えますが、どうなんでしょう。こういう幟は初めて見ました。
牧野植物園に着いたのは午後の1時半頃。正門からではなく南門から入ります。こちらからだと入ってすぐ熱帯植物園の温室があります。
小さいながらも熱帯のジャングルのような雰囲気に、一気にテンション
ブラジルの植物展が開かれているとのことで、うちにもあるミラクルフルーツやジャボチカバも展示されていました。
南国の花ってほんと華やかですね。
ところで、植物園では5月末までボタニカルアドベンチャーなるスタンプラリーがあって、集めたスタンプの数によってプレゼントがあるらしいのです。スタンプ帳は100円で買わなければならないのですけど、なんだかおもしろそう。娘たちは1歳のヨウコが一緒ですのでとてもスタンプどころではないだろうと、私一人が買ってきました。(後からこのことでずいぶん後悔しましたが)
スタンプのある場所は13箇所。園内は広いですから、まあ、半分まわればいいかな。
まずは温室の中で二つ押せました。
右下の赤いはんこがパパイアトロピカーナです。赤い実1個だけのスタンプなので、パパイアの実がなっているように押す場所を考えながら5回押しました。つまりスタンプを押すと植物観察ができるというわけなのです。このスタンプ、特注でしょうかね。
温室を出ると次のスタンプ、オンツツジの案内がありました。そこで何も考えずに矢印の方向へ歩いて行ったのですが・・・
えらく急な坂を上らなければなりませんでした。スニーカーを履いてくればよかったなあ。登山道のようにきつい石段と坂道をあえぎながら上っていきながら、もうあきらめて引き返そうかと思ったとき、上から人が降りてきました。思わず
「まだ遠いですか?」と聞いてしまいました。
「もうすぐですよ。がんばってください。」
あやうく足がもつれるところでしたが、若い人にそう励まされてもうひとがんばり。
ありました!
そしてがんばったご褒美が。
オンツツジは終わりかけていましたが、すばらしい景色が広がっていたのです。
ふたたび元来た道を下って次は林の中へ。そこは谷川のせせらぎが聞こえるような道。
このあたりでトキワバイカツツジのスタンプを押して、さらに木立に囲まれた細い道を行くとエドヒガン(荘川三十一郎)の木の下へ。荘川三十一郎というのは、この木の名前でしょうか。エドヒガンは3月に咲きますから、当然花はなし。どんな花か見てみたいですね。
地図で見るとエドヒガンはずいぶん端っこにあって引き返すのも遠いようなのですが、実際は案外近くて、すぐにヌマスギという、根っこが水の中に伸びている(呼吸根)杉のところまできました。
池の周りのクリンソウ
このあたりは大きな道からは一段と低く盆地のようになっています。なのでわりと急な坂道を上って・・・園内の施設を結ぶ連絡道に出ました。ここにはヒトツバタコのスタンプがありました。
ヒトツバタコ、別名ナンジャモンジャの花。
今花盛りでした。夜になるとライトアップもされるそうです。
この連絡道にはあと二つ
トビカズラ
すごい。たしか日本では2箇所しか自生してない植物と書いてあったような。
一つは熊本県にあって天然記念物に指定されているそうです。地震の中、無事でいるのでしょうか。めったに花が咲かないので、この花が咲くと世に異変が起きるといわれているそうです。でもここでは毎年開花しているそうです。
つづいてケシ
鉄条網の張り巡らされた小さな畑に、アヘンのとれる栽培禁止のケシが植えられていました。(もちろん、ここでは許可を得て栽培しています)
そして牧野富太郎記念館の近くにバイカオウレンの、記念館の中にヨコグラノキのスタンプ。
すてきな建物です。ここのカフェでトロピカルフルーツのジュースを飲んで一息つきました。
この建物の裏手に二つスタンプがあったのですが、なぜか道を迷い本館まで行ってしまいました。ここまで来るとプレゼント交換が待っているだけ。しまった!どうせなら全部集めなきゃ。というわけで長い通路を引き返して芝生広場の方へ急ぎました。いい加減足が疲れてきました。ああ、スニーカーで来るんだった、と再び同じことを考えました。
今までと違って、林の中の道が遠いように感じられました。
ハンカチノキ。ちょうど開花を始めていました。
更に林の奥へ
ハクウンボク
なるほど、雲みたいですね。これはエゴノキの仲間だそうです。そういえば下向きに付いた花がエゴノキに似ている。
最後に薬用植物園に行ってタチバナのスタンプを押して終了です。
いい加減疲れました。再び長い通路のエビネの群れを見ながら引き返して
本館へ。ここのショップ「バイカオウレン」でプレゼントをもらいました。
それがまあ、びっくり!
つづく