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去年惨敗だったユリ。 もうユリをあきらめて他の物を植えようかなと思っていたら、
今年はすばらしくきれいなのが次々と咲いています。
去年病気になってほとんどを抜いてしまったテッポウユリ
全く咲かなくて球根も消滅したかと思われた黄色い大輪のすかし百合
鱗片に小さな葉っぱがついていたのをそのままにしていたら、
1本花と言われる、一輪だけ花のついたのや
もう何輪も花をつけたものなど
多分、数年かけて花を咲かせる準備をしていたのでしょう。掘り起こしてたらこうはいきませんでした。いつもながら、枯れても捨てないというわたしのあきらめの悪さの勝利です。
この白は大好きでした。復活して良かった。
オレンジがかったユリは、小さめの花をたくさんつけ
暗紅色のユリは巨大で圧倒的な存在感。
ピンクも今までで最大だと思います。
残念なのはコスモスが、やはり勢いよく伸びていること。
引き抜くと球根まで抜けそうなので、思い切って短くしてみました。花が咲いたら、これはこれでいいかも。
少しユリの日当たりがよくなりました。
大輪のユリの花って目立ちます。たまたま見かけるとつい写真を撮りたくなります。
まん中のピンクが可愛い。家にもこんな2色のがあったんだけど、それは本当に消滅したみたいです。
よく手入れされて草1本もないというお庭でした。やはり手をかけたらかけただけの成果があるようです。反省。
あちこちでびわの黄色い実が目立つようになりました。農家では、庭の隅に1本とか、畑の隅に1本とか、土地さえあればびわの木と柿の木を植えるというのが普通だったようです。
むかしはびわは子どもたちのよいおやつだったと思います 。でも、うちに柿の木はありましたが、びわはありませんでした。そういえば、亡くなった父が晩年言っていましたが、父が子どもの頃びわを食べ過ぎてお腹をこわしたんだそうです。怒った父親(私の祖父)はびわの木を切ってしまったんだそうです。頭の緩くなった父のことだからと、聞き流していましたが、本当だったのでしょうね。
我が家のびわは2本。1本は大きめの実で見かけはいいのですがちょっと酸っぱい。大きな木で、ときおりキジが鳴いていたりします。
2本目は、3軒の土地の境に会って誰のものだかわからなかった木。じつはこれが小さいけど甘いので、わたしはこっそり食べていました。ところが夫のいうにはこれはうちのだと。もともと親戚の土地だったのですが、その家族が都会に移り住んだのでうちが買い受けました。なので、家の物になったんですと。
すでに終盤です。落ちずにしなびるのも多いのです。
味音痴(だと私は思ってる)夫ですが、2本目の木のびわを食べながら、元々家にあった木より、こっちの方がうまい、と言ったのです。誰が食べてもそうか。
どうして、味がちがうん?
品種が違うんじゃないか? おやじがどんなんでも植えたんじゃろ。
なるほど、びわにもおいしい品種とそうでない品種があるんだー当たり前のことなのにその発想がなかったわたしでした。そして、びわを植えたのが義父(子どもたちにとってはじいちゃん)だったことに感慨深いものがありました。
というのも、最近若い人が、おじいちゃんが栽培している木の実を利用してジャムを作ったり、フルーツを使ったお菓子を提供するカフェを開いたりしています。また、ひいおばあちゃんの住んでいた家を改造してお菓子を作る工場にしたり、パン屋さんに改造したり・・・・なんだかぬくもりのある商品に思えませんか?
そのどれもが人気で、遠くからも買いに来たりします。家はもちろん、果樹も大切な財産。それを子どもではなく孫世代の若い人が価値を見いだし有効に活用しているということに、田舎の将来の明るさを感じます。
さて、びわ農家さんから大きなびわを頂きました。どれも傷物だったり規格外の大きさで出荷できないんですと。
こんなにきれいなのに。娘も夫も私も、一口食べて「おいしい~」と目を丸くしました。
3種類のびわ、並べてみました。
左のプロの作ったびわはさすがに大きい、そしてとてもおいしいです。けど、売っているのはもっと大きいのよねえ。
まん中、家の酸っぱいびわ
完熟して落ちたのを、きれいなのを選んで拾って食べています。めざとい虫との競争です。甘みが増して適度に酸味があって、なかなかおいしいのです。
右、小さいけれど甘いびわ。おいしいんだけど、種の方が多い位なので食べ応えがないのが難点です。
他のびわはどうなんだろう? 多分拾っても差し支えないだろうと思われる木のを食べてみました。昔だったらけっこうおいしいおやつだったでしょうね。でも、プロの味にはかないませんでした。
テレビで紹介していた「さがして みつけて ふしぎないきもの展」に行ってきました。場所は西条市の多肉植物専門農園。多肉でいっぱいのハウスが展示場というユニークな作品展です。 ※ Saiki Engei 西条市丹原町石経 6/3~6/8
何にでもユーモラスな顔をつけてしまう「くるる」さん。愛媛ではかなり名の知られた人。
いもむし、へび、かえる・・・・嫌われ者を羊毛フェルトで可愛く作ってしまう「ひつじスイッチさん。」こんなカラフルなヘビとか。どこにいるかわかりますか?
ユニークなフェルト作品の本も出している芸能人の光浦靖子さんのコンテストで入賞したこともあるそうです。
おおきなラフレシアもフェルト。
ここ、一番好きでした。 巨大なイモムシが葉っぱを食い尽くして・・・
イモムシは超リアル。けど、羊毛フェルトですからどこかぬくもりがあって気持ち悪くないのです。おもしろい世界を作り出していました。
多肉植物も見たことのないようなのがいっぱいあって、特に花の咲いた多肉植物に興味を引かれました。
寄せ植えもかわいい。
即売コーナーにはドット柄のかえるやヘビ、きのこなどがあったのですが、人が多くて写真は撮れませんでした。欲しい多肉植物があって探しましたが種類が多すぎて見つけられず。盛況でした。