と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

進学高について聞いたこと

2008年11月08日 19時59分51秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 今週、ある会議に出席していて、進学高になった原因、教育課程のあり方、教員の指導力等々を次から次へと登壇してこられる先生方の発表を拝聴しておりました。

 進学実績を誇るような雰囲気もあって微笑ましい光景もありました。こんな話になるとわたくしも含めて稚気に陥るというか、自慢話になって、校長も子どもたちとなんらかわらんなと思った次第です。

 ただし、その進学実績という点ではよほど注意しないと、いわゆる上には上があるということを忘れてはならないと思いました。

 会議で自慢していた進学高は現役の国公立大学合格数も公表していました。しかし、これを上回る進学高はわが千葉県にもあります。これくらいの数値ではわたくしも納得できません。進学高という看板を出すこと自体。

 だから数字は怖いのです。

 いろいろな進学対策の取り組みをお聞きしていたのですが、それよりも在校生のやる気が一番なのではないでしょうか。それと実際は大学を出てからが勝負です。知性と実践は違います。大学を出たということだけで食べていける時代ではありません。

 なんのために学ぶかということです。職業に就くためだけでしょうか。それも尊いとは思いますが。

 考えるということです。もっともっと知性の探究をしていただきたいと思います。

 数学でも解き方を一つしか思いつかないというのでは、旧制帝大クラスには無理だと、県内トップ校で進路指導をやってきた先生に先週お聞きしました。彼はT大クラスを何人も現役で合格させてきました。言われたことを唯々諾々とノートにしているだけでは、ダメだとも聞きました。受け身の学習で、考えることをしないというのは限界があるのだそうです。

 これが進学のコツだそうです。

 もっとも、勉強する気にもならんというのでは、こりゃどうしようもない。意欲ばかりは人に言われて持つものではありませんよ、在校生諸君!
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/