と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

和辻哲郎先生

2008年11月15日 19時44分55秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 二年生が元気に京都修学旅行中です。

 思い出しましたのが和辻哲郎先生。

 特に「古寺巡礼」など持って京都を旅するのが、流行った時代です。

 それで早速彼の「倫理学」を岩波文庫で再読。

 メモ帳も引っ張り出して、えんぴつでちょくちょく書いてあったのを眺めておりました。

 親子関係とか、師弟関係とかその根本的な倫理を考察しているので、この学者の書くものは大変にすばらしいものがあります。

 気合いを入れて読むものなのでしょうけれども、わたくしにはなじみやすい。それは「古寺巡礼」で、一度洗礼を受けているからでしょう。

 この場合もあまり本格的に読もうとすると、挫折しやすい。
 A6のマメノートを片手にシャープペンシルでいいから、どんどん読んでいって、感じたことをメモするくらいでいい。専門家になりたい人は別ですが。

 それをあたためておいて、二度目のノート、三度目のノートを作成するというのが外山滋比古教授の御指導。わたくしはそんなにやっていませんが。(^0^)/

 歴史的な場所に行ってそういう知的体験のきっかけにするというのが、わたくしなりの手法でした。そんな程度でしかないのですけれども。

 長崎もそうでした。遠藤周作先生の「沈黙」の舞台になったところですから、かなり興味もあったのです。以来、ずっとのめり込んできました。しかしながら、文学と宗教が濃密にからみますので、こちらはBLOGに書くことはできません。ごく一般的なことなら書けますが。遠藤周作先生は、軽いエッセーもたくさん書いていますので、そちら系ならなんの問題もないでしょうけれども。

 そんなわけで、二年生の修学旅行の無事を祈りつつ、ふと和辻哲郎先生のことを書きたくなりましたので。

 では、また明日。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

和辻倫理学
20世紀、日本
和辻哲郎
名前: 和辻哲郎
生年月日: 1889年3月1日
没年月日: 1960年12月16日
学派: 京都学派、日本倫理学会
研究分野: 倫理学、哲学、日本文化史、比較文明学、仏教学
影響を受けた人物: マルティン・ハイデガー、西田幾多郎、ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル、孔子、アリストテレス、夏目漱石
影響を与えた人物: 中村元、梅原猛、オギュスタン・ベルク

和辻哲郎(わつじ てつろう、1889年3月1日 - 1960年12月26日)は、『古寺巡礼』『風土』などの著作で知られる日本の哲学者、倫理学者、文化史家、日本思想史家。その倫理学の体系は、和辻倫理学と呼ばれる。

日本的な思想と西洋哲学の融合、あるいは止揚とでもいうべき境地を目指した稀有な哲学者と評価される。

主著の『倫理学』は、近代日本における独創性を備えたもっとも体系的な哲学書のひとつであると言われている。


コメント
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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/