と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

y=x

2008年11月10日 23時20分57秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 わたくしは数学の先生ではありませんし、あの高度な世界を語ることができるほど勉強しておりません。

 ですから、数学の先生がほんとうにうらやましいのです。それは論理的にものを考えることができる学問だからです。でないと数学の達人にはなれません。哲学も、数学も学問の王道だと心から尊敬しています。なぜそう思うかというとわたくしの好きな分野に数学的思考法がないと理解できない書籍がたくさんあるからです。いまさらながら、後悔してもしょうがないのですが。

  y=x などとのっけからタイトルで書きました。

 これはわたくしたちの普段の知的生活が、知識は増やせば増やすほどいいというような歩みからなりたっていると思うからです。もちろん基礎がもっとも大切ですから。

 しかしながら、y=x ではなく、y=xの二乗的な勉強も必要だと教わりました。ある人に。

 なんだか何を言っているのかだんだんわかりにくい話になってきましたが、数学で言えばある一定の公式なり、定理なりを教わったら、それをベースに一気に仮説と検証を繰り返しながら、情報の本質を見極め、組み立て、思考力を鍛えよということでした。

 受験勉強に最適だということでありました。

 そんな話を聞いていたので、今、ベストセラーになっている細野真宏先生の「数学嫌いでも数学的思考力が飛躍的に身に付く本」なる書籍を昨夜一気読みしてしまったのです。

 大変楽しい本でした。

 数学的思考力を身に付けると、新聞記事も、経済のことも、マスコミのことも、わかるようになりますということでした。これは体験上まったくそのとおりです。全体像を明らかにして、情報の真偽を確かめていく。そのときにはわたくし個人の性癖(ゆがみ)を考慮しつつ、情報につっこみを入れていく。また、フローチャート式に論理を展開していくということも大事です。

 短文が一番日本語としては美しいとかの省略の美学も考えることがあって、わたくしには難しいことなのでありますが。
 
 こんなふうに考えていくと、世の中はなかなか勉強になることがたくさんあると感じるしだいです。
コメント
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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/