日本語暗唱教室 男子生徒と共に

　昨日、日本語暗唱教室（BeCOM様主催）の参観をして参りました。

　県銚の生徒がボランティアで参加するということを聞いておりました。それに本校の先生が登場しますということでした。

　童子たちが、本校の男子生徒たちと楽しそうに、対話をしながら暗唱にチャレンジしていました。なかなか微笑ましく、すてきな時間を共にすごさせていただきました。BeCOM様、ありがとうございました。

　詳細はBeCOM様のHOME PAGEで確認してくださいと申し上げるしかありません。わたくしも当然デジタルムービーにして、さらにPhotoも50枚ほど撮ってきましたが、これはここで紹介するわけにはいきませんので。学校の研修用に使わせてもらいます。

　指導教官である本校の国語科の先生の指導ぶりも堂に入って実に素晴らしい。

　本校の男子生徒の精鋭たちが四人。
　いずれもスポーツマンで、なかなか格好いい現代の高校生。
　われながら、ほれぼれしました(^0^)/

　自画自賛の極致ですね。笑われてしまいますが。

　童子たちは枕草子の春夏秋冬を書いた部分を暗唱したわけですけれども、暗唱もけっこう出来ていました。

　暗唱すればそれが刷り込みとなって生涯忘れません。それが骨格となっていくのです。九九だってそうです。αの言葉です。赤ちゃん時代に母親と交わした言葉のようなものです。若いうちにどんどん暗記、暗唱することです。

　それから考えるという段階に駆け上がっていかなくてはなりません。γの言葉です。

　わたくしは毎日ノートをとりながらこのγの言葉と格闘しています。すべて途中段階ですので、このBLOGにも書いておりません。非常に難しい文章が多く、一日かかって一ページということもあります。途中で概念規定でひっかかってしまうからです。言葉の定義という部分で。世の中には、さらっと読める本と、格闘しながらでないと読めない本と二種類あるということを言いたいだけですが。

　世間には深層的な部分も当然あります。表層的な、上っ面の部分だけで判断しないほうがよろしい。それは社会的なつきあいでも当てはまることだということを実感しております。昨日の夜は、人生の先輩たち、達人たちにおおいに学んでおりました。何気ない会話から深みを知ることができました。帰宅してから、達人たちの珠玉のような言葉を早速手帳にメモをして、暗記暗唱を試みました。

　これもまたわたくしなりの日本語暗唱経験なのです。

　また明日。
　
　

　

学校説明会終了

　学校説明会を一昨日開催させていただました。

　多くの中学校の先生方に来校いただきまことに感謝申し上げます。
　熱心な質問等を拝受し、ありがたいものだと思った次第です。ただし、志願状況については、楽観視しておりません。広報活動は県内屈指の多様な試みをして参りました。即、数値的に反映されるものでもないということも承知しております。長いスパンで考えるしかないのでありますが。

　最近はこの長いスパンで考えるということが、なかなかできない世相になってきております。短期間勝負が流行しています。

　先日、ある生徒に遊学ということを話しました。保護者のおかげで、生活の心配なく勉学にスポーツに文化活動に邁進することができるということに感謝申し上げようと。

　人間だけです。人生のある時期勉強に集中できるのは。動物なら、すぐ餌の心配をしなくては死に直結するわけですから。

　ともかく、学校説明会にどこの中学校様も来校されなかったら一大事です。
　来ていただいた中学校様、ありがとうございました。