と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

書き慣れノート

2009年01月23日 19時43分25秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 国立山形大学の講師をされている関根正明先生の文章を拝読させていただいて、校長自身も「書き慣れノート」を書きなさいとありました。関根先生は、教育界の大先輩ですから、これまでの御著書も多く、だいたい入手して読ませていただいておりました。

 この小生のブログもまた書き慣れノートみたいなものなのではないかとはっとなったわけです。日記でも、実践記録でもありませんし、かなり制約はありますが大体において自由に学校のことや、思っておることを書かせていただいております。広報活動の一環として始めさせていただいたものですけれども。

 先行している校長先生のブログも世の中にはたくさんあって、たいへん参考にさせていただいております。
 
 感謝です。
 まことにありがたいものです。

 そしてアクセス数が相当数になってまいりました。志望校を選ぶ段階でかなりの手助けになったのかな?と思っております。動画も、ご兄弟で見られる方があるようです。つまり妹が県銚の動画を話題にしていたから見てやったと書いておられる方もあったのです。無視されていたわけでもなかったのだなと思っております。

 ゆったりと焦らないで書いていたのが継続の原因だったなと思っています。
 血眼になって努力するのもいいのでしょうけれども、そしてそれは一時期は必要なことなのでしょうけれども、執念になってはいけないと思っておるのです。

 万事、囚われるということがよろしくないと思ってきました。
 本質を明らかにし、表面的な事象にきりきり舞いさせられないようにしましょうと。

 何を言っているのか中学生の皆さんにはよくわからないでしょう。入学していただいたらお話をさせていただきます。わたくしが在校する限りは。来年のことを言ったら鬼が笑うのだそうですから(笑)

 今日は出張させていただきます。学校には午後からおりません。

 明日は武道関係の大学に行かなくちゃなりません。夜は稽古です。

 血眼になって仕事をしている?
 そんなことはありません。

 わたくしの意思と、本質は無関係だからです。

 静かで、平安に、こころ豊かに勉強されますように。

 ご自愛くさだいね。

   
 
 
  
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気の長い話

2009年01月23日 13時22分24秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 先日、このブログで取り上げた「名経営者はなぜ失敗するか」という本は、日本を代表する大企業の社長さんも読んでおられたということを知り、びっくりしました。実はわたくし、この本は例の古本チェーンで安く買って、たいした本でもないのかなと思っていたものです。読了してから一変しましたが。

 経済雑誌もいくつか定期購読して読んでいますので、そういう一流の方々は何を読んでいるのだろうかと思ってちょっと見たわけです。さすがに違います。

 いつも使っているA6の豆ノートにそういう経済人の読書傾向をメモしました。1935年生まれの某生命保険会社の会長さんは、これからバルザックの研究をやるのだと言われている。もう全集を1/3ほど読了したとまで言われる。凄いものです。本当に凄いものです。

 同氏は幸田露伴の五重塔もいいと仰る。
 全うな仕事を真剣に仕上げていく、「能力」や「精神」がここには書かれています。たしかにそうです。のっそり十兵衛と言われる主人公が五重塔を建てて、暴風雨のときに、建てた五重塔とともに死なんと思って一晩過ごした後、五重塔だけが残っていたというような映画にもなった作品です。ここに仕事に賭けた男の真髄を見ると言うものです。

 同感です。

 詳細は作品を読んでいただいて、後は何を感じるかということでしょう。

 本は、さっと読む「速読」が最初でしょう。
 あくまでも情報を得るためのもの。この読み方では論理的思考力のアップはありません。一次的な情報収集です。

 次に通読レベル。最初から最後まで読み通す。あるいはメモをしたり、線を引いたり、気合を入れて読むレベルです。教科書読みと言ってもいいでしょうか。まだまだこれでは不足ですけれども。

 その次に熟読レベル。じっくり考えて丁寧に読む。これがいちばん頭を鍛えます。意識して考えます。論理的な思考力をここで鍛えます。でないと、いつまでも変化のない頭でしかありません。大学を出てからの勝負はここにありとつくづく感じます。

 最後が、重読レベル。同一の書籍を繰り返し毎日読む。一日3ページくらい。古典が多くなります。わたくしには論語、孟子、ドラッカーがそうです。他にもいろいろあって実に楽しいのです。

 毎日毎日自堕落な生活を送っているより、無駄であってもいい、知りたいという願いを満たしていくことがこれからのわたくしのテーマになるでしょう。

 こんな程度のものならば、愚鈍なわたくしでもできそうな気がするのです。

 気の長い話ですが。
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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/