新年あけましておめでとうございます。
昨年中は、本当にお世話になりました。
また本年もよろしくお願い申し上げます。
いよいよ今年は、高校受検の時。中学生の皆さんも大変な時期になります。
何人くらい本校を志願されているのか、心配しています。数は、まったく分かっておりません。しかし、それも選ばれる存在でしかありませんから、天に運命をお任せするしかありません。
わたくしごときのちっぽけな計算ではもうどうしようもありません。
評価をいただけなかったら、結論は一つだけあるのみ。
その時はその時。
このブログと共にあるのみ。
わたくしの愛犬(紀州犬)が、本日で15歳となりました。そうです、元旦生まれなのです。血統書にそう書いてあるのですから、たぶん間違いないのでしょう。
老犬ですが、まだまだ元気に過ごしております。
わたくしとの散歩を唯一の楽しみにして、日々優秀な番犬として、現役ばりばりの若いわんこをも睥睨しています。
世代交代とは遠く、年をとるのを忘れたような顔をして、家族以外には媚びを売ることもまったくなく、孤高を保っております。
その姿がおかしくて、時々、「もういいいからやわらかくなろうよ」と言うのですが、どこまでわかっているか、それこそわかりません。わかるわけもないですね。
作家の丸山健二に相当影響されて、孤高を生きるということにずっとあこがれてきました。親分も子分もいないわたくしには、ぴったりの作家です。23歳で芥川賞をとった作家です。小説では「夏の流れ」がいい。また、「風の徒労の使者」というエッセーが好きでした。「イヌワシのように」もいい。イヌワシは、まさに孤高の存在です。信州で、大きな犬を飼い、山々を駆け巡り、森の中の湖で釣りをし、作品を書き続けてきました。憧憬を感じておりました。
しかし、わたくしは孤高を守ることはできませんでした。そういう人間では、どなたもわたくしに貴重なアドバイスをしていただけないし、気持ちよく働いてもいただけません。世間から浮くことも許されませんでした。教育というのは、孤高を守っている方にはできません。
最近の丸山健二先生はすっかりお年をとられてしまったのです。庭の花々を愛し、ヘアスタイルもわたくしと同じ。
すっかり柔の人となってしまったのです。
愛犬と一緒にしたら怒られます。
それでもなおかつわたくしは「柔」という概念を大切なものとしていきたいと思っておるのです。
老子ともつながります。
柔よく剛を制すではありませんが、もっと実生活に生かされる概念ではないのかなぁと思いつつ生きてまいりました。
今年の決意。
それは「もういいいからやわらかくなろうよ」というわんこへの期待と一緒であります。堅く言えば、「柔よく剛を制す」です。
むろん努力が前提です。なにもしないで「柔」はあり得ません。
ことしも県立銚子高校をよろしくお願い申し上げます。
昨年中は、本当にお世話になりました。
また本年もよろしくお願い申し上げます。
いよいよ今年は、高校受検の時。中学生の皆さんも大変な時期になります。
何人くらい本校を志願されているのか、心配しています。数は、まったく分かっておりません。しかし、それも選ばれる存在でしかありませんから、天に運命をお任せするしかありません。
わたくしごときのちっぽけな計算ではもうどうしようもありません。
評価をいただけなかったら、結論は一つだけあるのみ。
その時はその時。
このブログと共にあるのみ。
わたくしの愛犬(紀州犬)が、本日で15歳となりました。そうです、元旦生まれなのです。血統書にそう書いてあるのですから、たぶん間違いないのでしょう。
老犬ですが、まだまだ元気に過ごしております。
わたくしとの散歩を唯一の楽しみにして、日々優秀な番犬として、現役ばりばりの若いわんこをも睥睨しています。
世代交代とは遠く、年をとるのを忘れたような顔をして、家族以外には媚びを売ることもまったくなく、孤高を保っております。
その姿がおかしくて、時々、「もういいいからやわらかくなろうよ」と言うのですが、どこまでわかっているか、それこそわかりません。わかるわけもないですね。
作家の丸山健二に相当影響されて、孤高を生きるということにずっとあこがれてきました。親分も子分もいないわたくしには、ぴったりの作家です。23歳で芥川賞をとった作家です。小説では「夏の流れ」がいい。また、「風の徒労の使者」というエッセーが好きでした。「イヌワシのように」もいい。イヌワシは、まさに孤高の存在です。信州で、大きな犬を飼い、山々を駆け巡り、森の中の湖で釣りをし、作品を書き続けてきました。憧憬を感じておりました。
しかし、わたくしは孤高を守ることはできませんでした。そういう人間では、どなたもわたくしに貴重なアドバイスをしていただけないし、気持ちよく働いてもいただけません。世間から浮くことも許されませんでした。教育というのは、孤高を守っている方にはできません。
最近の丸山健二先生はすっかりお年をとられてしまったのです。庭の花々を愛し、ヘアスタイルもわたくしと同じ。
すっかり柔の人となってしまったのです。
愛犬と一緒にしたら怒られます。
それでもなおかつわたくしは「柔」という概念を大切なものとしていきたいと思っておるのです。
老子ともつながります。
柔よく剛を制すではありませんが、もっと実生活に生かされる概念ではないのかなぁと思いつつ生きてまいりました。
今年の決意。
それは「もういいいからやわらかくなろうよ」というわんこへの期待と一緒であります。堅く言えば、「柔よく剛を制す」です。
むろん努力が前提です。なにもしないで「柔」はあり得ません。
ことしも県立銚子高校をよろしくお願い申し上げます。