始業式では、今朝アップしたレジメのような話をいたしました。まるで始業式の解説になってしまうなぁという思いを抱きつつ、以下に書かせていただきます。
わたくしは、レジメはレジメで、実際の話ではいろいろな肉付けをいたします。
今日は、最初に三学年生徒のこの冬休み中の勉強ぶりを讃え、先生方に学ぶことがどういうことなのかということから導入を図りました。徹底的に先生方に学ぶことです。なんでも吸収させていただくことです。それが師匠と弟子の関係でもあります。これは言わなかったのですが、三味線の高橋竹山という師匠は、弟子たちが、ドレミで教えてくれと言ったということで、金さえ払えばなんでもありという風潮を嘆いておられました。然りであります。拝金主義ではお話になりませぬ。
それから徒然草150段。学問も、武道(スポーツ)も、芸事(習い事)もすべて、内緒にこそこそとやらずに、宣言をしなさいと言いました。宣言すれば、やるしかないからです。目標を持って勉強なさいませ。
文学者の梶井基次郎のことも話しました。病で苦しそうにしている梶井先生に、おかぁ様はたしなめるのです。梶井先生は、母親に褒められたくて亡くなるまで静かな病床生活を送られました。最期まで学習しているわけであります。亡くなり方の学習をです。梶井基次郎の母親のすばらしさということであります。本当は、ここから立ち居振る舞いまで、言おうとしましたが、それは時間がありませんので、中止しました。大岡昇平の「少年」という小説には、人間発達の典型が書いてあると紹介したかったのですが、それも出来ませんでした。
二番目に、稽古のことでした。
岩淵悦太郎先生の語源散策に「稽古の稽は考えることにあり」というノートの抜き書きを持っておりましたので、それを紹介しました。ここで、持論である知識と智慧は違うということを述べました。人間の持つ総合力である智慧はなかなかマスターすることは難しいが、知識は努力一つでできる。がんばりなさいませ、と繰り返し、繰り返しでありました。ちょっとしつこいかなと思いつつ。
三番目に、これはレジメになかったのですが、国体のことであります。今年は国体の年ですから。
終わりに、交通事故のこと。
安全に、健康に、健やかに育ってほしいということでありました。心技体といいますが、基盤は体。健康第一ですよ、と。
懐中時計を出して、時間も計りながらであります。そうです、腕時計を持っていないのです。嫌いなものですから。
そして今日は課題テスト。
午前中いっぱい。
すぐ勉強に入れる。
これが一番です。
よいことはすぐやることです。
時間がもったいない。
隙間時間を見つけたら、すぐメモでもとることです。
その積み重ねが知識となります。
できれば、そういうメモをコンピュータに読み込ませて、データベースを作るとなおよろしいと思います。実に役に立ちます。コンピュータの、Accessというソフトの勉強にもなります。最近はPDFファイルというのが出てきて、本当に助かります。おかげで、文書、通知関係はすべて、わたくしのドキュメントスキャナからハードディスクに吸い込まれていきます。
実践、実践、また実践。
在校生諸君には、行動しかありませんぞ。
勉強という名の実践、行動。
あとはやる気満々で今年を乗り切りましょうね。
健康で。
また明日。
わたくしは、レジメはレジメで、実際の話ではいろいろな肉付けをいたします。
今日は、最初に三学年生徒のこの冬休み中の勉強ぶりを讃え、先生方に学ぶことがどういうことなのかということから導入を図りました。徹底的に先生方に学ぶことです。なんでも吸収させていただくことです。それが師匠と弟子の関係でもあります。これは言わなかったのですが、三味線の高橋竹山という師匠は、弟子たちが、ドレミで教えてくれと言ったということで、金さえ払えばなんでもありという風潮を嘆いておられました。然りであります。拝金主義ではお話になりませぬ。
それから徒然草150段。学問も、武道(スポーツ)も、芸事(習い事)もすべて、内緒にこそこそとやらずに、宣言をしなさいと言いました。宣言すれば、やるしかないからです。目標を持って勉強なさいませ。
文学者の梶井基次郎のことも話しました。病で苦しそうにしている梶井先生に、おかぁ様はたしなめるのです。梶井先生は、母親に褒められたくて亡くなるまで静かな病床生活を送られました。最期まで学習しているわけであります。亡くなり方の学習をです。梶井基次郎の母親のすばらしさということであります。本当は、ここから立ち居振る舞いまで、言おうとしましたが、それは時間がありませんので、中止しました。大岡昇平の「少年」という小説には、人間発達の典型が書いてあると紹介したかったのですが、それも出来ませんでした。
二番目に、稽古のことでした。
岩淵悦太郎先生の語源散策に「稽古の稽は考えることにあり」というノートの抜き書きを持っておりましたので、それを紹介しました。ここで、持論である知識と智慧は違うということを述べました。人間の持つ総合力である智慧はなかなかマスターすることは難しいが、知識は努力一つでできる。がんばりなさいませ、と繰り返し、繰り返しでありました。ちょっとしつこいかなと思いつつ。
三番目に、これはレジメになかったのですが、国体のことであります。今年は国体の年ですから。
終わりに、交通事故のこと。
安全に、健康に、健やかに育ってほしいということでありました。心技体といいますが、基盤は体。健康第一ですよ、と。
懐中時計を出して、時間も計りながらであります。そうです、腕時計を持っていないのです。嫌いなものですから。
そして今日は課題テスト。
午前中いっぱい。
すぐ勉強に入れる。
これが一番です。
よいことはすぐやることです。
時間がもったいない。
隙間時間を見つけたら、すぐメモでもとることです。
その積み重ねが知識となります。
できれば、そういうメモをコンピュータに読み込ませて、データベースを作るとなおよろしいと思います。実に役に立ちます。コンピュータの、Accessというソフトの勉強にもなります。最近はPDFファイルというのが出てきて、本当に助かります。おかげで、文書、通知関係はすべて、わたくしのドキュメントスキャナからハードディスクに吸い込まれていきます。
実践、実践、また実践。
在校生諸君には、行動しかありませんぞ。
勉強という名の実践、行動。
あとはやる気満々で今年を乗り切りましょうね。
健康で。
また明日。