草食系男子、肉食系男子

　今日は風が強いのですが、太陽が照っていました。

　今日も、生徒の進学補習が開かれていて、校舎のあちらこちらから指導をされている先生方の声が粛々と聞こえて参ります。また、自習室でも静寂な時間が流れております。落ち着いた雰囲気で勉強できるということがどんなに大切なことか、それを実感しております。

　写真でそれを紹介したいとも思いますが、じゃまをしてはいかんと感じていますのでそれは無しにします。

　文章でのみ紹介させていたきます。

　

　最近、おもしろい表現だと思うのが、草食系男子、肉食系男子（女子もあり得る）というものです。

　基本的に何を食べてもいいと思いますが、これは逆に不気味に見えてしまいます。どうして人間をこんなに簡単に一般化してしまうのでしょうか。

　ある部分のみを取り上げて、全体を決めつけてしまう。部分は部分であって、全体ではありません。

　また、わたくしが、食堂で生野菜だけを食べていたら、草食系なのでしょうか。もっともそんなことを言っているのではないとはわかっています。極端だなぁと思う事があるだけです。部分のみを取り上げて、全体をねじ曲げてしまうという手法には経験上疑問を感じざるを得ませんでしたから。

　本質的には初めからこの二つを一緒に論じているのにもかかわらず、違うように見せかけて、結局それは一緒でしたというのでは破綻しています。

　なかなかここには職業上書けないのですが、思想史の中で、部分の類似点だけとりあげて、それをいとも簡単に結びつけて、異なる部分と部分をくっつけてしまったという流れがありました。ずっと疑問に感じておったものですから。

　これ以上はやめましょう。



　日だまりの中、猫や、犬がじっとひなたぼっこをしておりました。
　実にいい風景であります。

　何かを考えながら生きているのでしょうね。
　猫語、犬語を話せたら、絶対に聞いてみたいことの一つです。
　「今、何を考えているの？」って。

　彼ら、彼女たちは、決して自分に絶望するようなことはないでしょうから。ましてや、自ら命を絶つようなことはあり得ません。時間の使い方も聞いてみたいものです。退屈な時間も味わっているのかもしれません。あるいは、内気な性格の場合もあるかもしれません。どうやっているのでしょうかね。

　地球上には人間だけが生きているのではありませんから。融和と相互信頼でいきたいものです。



　また明日。