昨日は飯沼小学校の出前授業の動画編集をしていました。ところがこれがなかなかの難物でありました。DVDに書き込めなくて四苦八苦しておりました。技術力がないから実に困ってしまいます。夜ですから、お聞きする相手もいない。まさか、真夜中に電話するほどマナー知らずではありませんから、ね。
とうとう昨日中にできなくて、本日の夜の宿題になってしまいました。
素人の悲しさであります。めげずに頑張っているつもりですが、こういうときは素直に再起を誓うしかありません。素直にです。まったくまったく情けない。
そして、さきほどDVDに書き込めました。
ささやかな喜びであります。
ですから、昨夜は新しい記事も書けませんでした。コンピュータは茅屋に3台あるのです。しかし、使うのはわたくし一人。分身が欲しくなります。
さて、来週からはいよいよ入試関係の仕事が入ってまいります。
中学生のみなさんもたいへんですね。
本校の3年生もがんばっています。就職、進学とそれぞれ奮戦中であります。
頑張れ!頑張れ!と言っています。
それぞれの立場で、それぞれの考えで努力するしかありませんから。こういうのを「ひとそれぞれ」というのです。
「ひとそれぞれ」というのは、まさにカントを理解するときに重要なキーワードで、われわれはひとそれぞれの主観で行動して、生きているわけです。
いろいろな考え方があってそれでいいわけです。全体主義的に、すべてを統一して、あるいは押しつけて頑張れと言っているのではないのです。
このことについては、「純粋理性批判」を読んでいただきたいと切に思います。もっともわたくしは、翻訳で読むしかないのです。これが一番悲しい。まだまだ学ぶ途中の者でしかない。途中の段階でしか発言できていない。完成はない。上から目線で、ものを申し上げるほど恥知らずではないつもりです。ですから勉強なさいませと申し上げるのですよ、本当に。これはお互いにです。
こころから言っているのです。自省の意味を込めて。
得意がって、自分の考えだけを、果たしてそれが真理であるかどうかの吟味なしに言っていると、しっぺ返しがくる。
ですから言葉は怖いのであります。
それでも応援だけはすることができます。
寒い中、ほんとうにご苦労様でございます。
春には花が満開になります。
その時を楽しみにしております。
入学式で待っていますよ。頑張ってくださいね。
また来週!