NHKの夜8時からの番組で「キッチンが走る」というのがあります。
今晩は南房総でありました。さきほど見終わりました。こういう番組は好きですから。実際、紹介された店を訪問してあるくのもまた趣味のひとつでもあります。
実にすばらしい。
まさにわが千葉県は食材の宝庫。
魚あり、野菜あり、肉あり、米あり、食べられる花あり。そして、全部新鮮であります。
いい土地に住まわせていただいております。
こんな幸福はない。
マンボウもあれだけ料理の対象となると、まったく存在価値が違ってまいります。
さらに菜花。
これもまたよその土地では考えられない食べ方でありましょう。
鴨川のさばの食べ方もまたおつなものでありました。
チーズもそう。
今日のシェフはイタリア料理の巨匠。
すばらしい腕前を見せていただきました。
実はこのあたりに、わが千葉県東総地域の活性化のヒントがあるような気がしたのであります。
食文化と地域の活性化は見事に結びついております。
なぜそんなことを考えるのか。
キーワードがあります。
それは米沢牛です。
わがふるさとの名物です。
実は、幼いときから身近にありましたが、そんなに凄いとは思ってもみませんでした。
こどもの頃はです。
ところが、戦略がありました。
智慧のある人がいたのです。
中学時代に、そのことを知りました。
教えてくださる方がありました。
利口な方がおるものです。
確かに米沢牛はおいしい。
さらにそれに戦略がむすびつくとこれは変身をします。
ジャーナリスティックという言葉があるそうです。
世界の思想家で、四大哲人と言われる方々(ソクラテス、孔子、キリスト、釈迦)であってもこの範疇で考えると、納得のいく部分があります。
あの方々が言葉で発信をしなかったら、現代のわたくしどもは彼らの知をいただくことはできなかったわけであります。
いろいろと古典で残っているから、味わうことができる。
このことはある意味、食文化と同じなのではないでしょうか。
つまり、おおいなる言語活動の名人ジャーナリストと、戦略が結びついて、地域の特性とドッキングしたらこれは鬼に金棒でありますということを言いたいのであります。食文化といっても、それは発信されなくは誰も知らないことになります。ですから冒頭に申し上げたNHKの番組は価値があるということになるのであります。ある意味学校広報も同じ事が言えるのであって、独りよがりの独善では話になりません。自分でも注意していることのひとつであります。
そんなことを考えました。
今日も多忙でありました。
午前中は、それこそ、梁山泊の英雄・豪傑のような方々が本校に集まっていただいて、会議を行っておられました。
会場校ですから、ちょっとだけご挨拶をさせていただきました。
迫力に圧倒されました。
さすがに、さすがに。
食も太い。昼食のお弁当に圧倒されました。さすがであります。仕事ができる人は、エネルギー吸収量が違います。
英雄・豪傑は食文化もすばらしい。わたくしのように、細々と食べるようではこれはいかがなものか。
豪快に生きたいものであります。
最近本校にも男子生徒が増えてきました。
勉強も、体力もつけていただきたいと思うからです。もっとも一番大切なのは、人物の器量。これがないと、実社会でたくましく生きていくのは難しい。女性もそうです。同じ事です。
明後日、わが柔道教室の小学生の卒業を祝う会があります。
そこでたくましく育った小学校の六年生を、すなおに祝ってあげたいと思います。
食の細かった子もいました。
健康にも恵まれるようになりました。
そして、大きくなって、インターハイで全国ベスト8になったり、国立大学で物理学をやっていたり、慶応の法学部で弁護士を目指していたりと実に頼もしい活躍をしています。元気が一番。元気だからファイトも沸く。あの*****一発というCMもわたくしは大好きであります。
頑張れ、頑張れであります。
そして、基盤には食文化があります。
いきいきと育っていただきたいと、思っています。
また来週!
(テレビを見終わってから、15分でこの記事を書きおわりました。もっと慎重に書くべきであると反省をしています・・・・・毎回ですが)