今日は入学願書の受付をおこなっておりました。
来ていただいて感謝申し上げます。
がんばってください。
県銚もがんばっております。
これからの時期を大切に。
このことについてはこれ以上は触れてはなりませんので、これくらいにします。
在校生は、実力テストをやっていました。
これもまた経験です。
思うに「理解力」は学校の、あるいは教師の指導である程度向上します。これもまた工夫とコツが必要でありますが。
ところが、「解答力」はなかなか向上しないのが常。
これで苦労するわけです。生徒の側の努力もむろん大切です。しかし、それを一概に努力不足で片付けてはならないと思っています。
解答力は、個別指導で可能になるし、あらゆる機会でチャレンジしていただきたいものであります。
教師たちは、このふたつの経験をくぐり抜けてきたから学校の教師になれたわけです。
あるひとつの問いに対して、理解力と解答力で立ち向かっていただきたいものであります。
言うほど易しくないのは重々承知の上です。
ある課題があります。
その問いに対して、理解をすすめるためには、いろいろな参考文献を読み、付箋をつけ、書き込みをし、なんども繰り返し読む。それからエッセンスをノートにとったり、コンピュータにデータベースとして入力したりします。わたくしの場合は、カードが主流です。
そこから、解答力を発揮していくわけです。文章にしたり、演習問題にあたったりします。地道な繰り返しです。繰り返しやっていると、だんだんおもしろくなってきます。
ただし型にはまったら危険だと思った方がよろしい。
なんでもかんでも、カードでやるという思い込みは、実にいけません。
まるで情報収集屋になってしまいますから。
ノートも、きれいに書くだけにこだわっていると、どんどん危険水域になります。
きれいにとっているとなんとなく勉強したような気になるからです。時間ばかりかけていることに自己満足をしてしまいます。
一番大切なのは、どれだけ頭に入っているかです。
作業よりも、すらすらクチからでるくらいでないと、いけません。
自分で演習をしているようなものです。
和歌を思い出せなくなったら、調べたりしています。
それが、わたくしなりの鍛錬法であります。
忘れるんだったら、忘れる以上に覚えることであります。
中学生の方々を見ていて、今日はそんなことを思いました。
あと少しですよ。
もうちょっとのがんばりです。
待っていますよ。
また明日!