旦那なんか要らねぇ、要らねぇ
14:35である。新宿から帰ってきた。これから午後は、銚子の旅館で宴会がある。県内各地から、前の職業についていたときのメンバーでちょっと呑む。おっと、ちょっとになるか、たくさんになるか、いっぺぇになるか、一杯になるかそれはやってみないとわからない。あはははははは。
ま、いいじゃないか。一泊しての宴会であるから、ここんとこずーっと原稿を書いていない。もう少しで、寺院縁起原文を入力完遂できるのだが、それもまたよし。(80ページになっている)
訓読もあるから、膨大な作業になるのだけれども。たまにはいいか。男同士のつきあいだ。何十年もやってきたつきあいだ。年に一回あるかないかのつきあいだ。これも毎日会っていると、こりゃいかがなものかとは思う。好きな女性なら毎日会っていても飽きないけど、男はどーもねぇ(^0^)。
拙ブログの検索に、「旦那が毎日家にいる」というフレーズで検索をされて、その結果拙ブログに行き当たった方がおられた。昨日である。
失礼だけど、オオイニ笑ってしまった。
旦那が毎日家にいると困る奥ちゃまがいっぺぇおられるということに気がついたからである。そうなんだ、そんなに旦那が毎日家にいたら邪魔なんだねぇ。困ったもんだ。そうか、そういうことなんだ。オレは今のところは家にまったくいない。毎日、毎日生涯学習と自称してあちこちふらふらしている。週に二回は、夜もいない。塾でアルバイトしている。数学と英語に難儀している。国語は大丈夫だけど。木曜日は、別の大学に教えにも行っている。だから、困るような存在ではないと思っていたんだが、どうもそうでもないらしい。家にいなければ、いないで「あのやろうは、家から逃げてばかりいる」って言われるのだよん。
わはははである。
どっちに転んでも、旦那なんかいらねぇのだ。世の中の奥ちゃまたちは。オレは、旦那が浮気しないだけめっけもんでありまするよと申しあげたいのだが。あ、そうか。万が一、旦那がイケメンで浮気したら、それならそれで追っ払うことができて、しかも高い慰謝料をせしめることができるってわけか。うまくできているのだなぁ、世の中は。なんでもかんでも女性優位だ。
もっと困るのが、オレのようなタイプだ。どっから見ても、イケメンではないからだ。およそモテナイ、クサイ、キタナイという典型的な困ったじじいである。安心感抜群である。安定感とも言ったらいいだろうか。だから配偶者からのし袋をつけて、お願いだから浮気してほしいと言われても誰も相手にしてくれないのだ。そんなモノ好きはいねぇってよん。わははは。(クソ!)
ただし、オレは一つだけ特技がある。話題が豊富で、明るくしゃべる。これだ。これは武器である。根底に人間信頼がある。さらに、決して相手をバカにしない。あたりめぇである。オレのアタマなんか、その辺にいくらでも捨ててあるようなゴミと同じレベルでしかない。
文学について話をしたら、このじじいけっこう飽きさせない。何時間でもしゃべることができまっせ。専門なんてあってないようなもんだし。ペラペラ、ペラペラよくしゃべります。
どうです?
一度お試ししませんか。わははははは。そんな人はいないだろうから、こうやって言っていられるんだろうけれども。
こういう性格は、柔道の結果、こうなったと思っている。
つまり「固定化」しないということである。柔道は、ウデに力が入って、自分が動けなくなったときに、必ず負ける。合気道でいうところの「居つき」という状態になると、相手にもそれがわかってしまって、見事に爆沈する。そうなってはならないから、稽古するわけである。だから、「固定化」ということをオレは極端に怖れるのだ。
文学に関してもそうである。専門の枠に閉じ籠もって、固定化してはならないのだ。いろいろな作家や芸能、宗教を比較してつまらない論文を書いている今のオレのスタイルというのは、柔道から来ているのだと思っている。オレの柔道も、なんでもござれで、立ち技でも、寝技でもなんでもやった。生き方自体もそうだった。寝業師と言われたこともあった。教員としてもだ。ホントに言われたっけ。きたない人間だという意味で、言われたのだろうと思う。間違っていなかったと思う。だから、上司に嫌われたのだ。裏でなにやっているかわからんという意味だったと今になって思う。そう、そんなことを言われても馬耳東風、聞こえていても聞こえないふりをしていたからである。
でも、寝業師だったのに、モテなかったなぁ。それはあれか、別の要因か。(>_<)ゞ
さ、馬鹿なことばかり書いていないで、そろそろ出かけます。
またあした!
(^_-)-☆