2013/12/23 ザ・ボイス 勝谷誠彦 ニュース解説「天皇陛下 80歳の誕生日」「『餃子の王将』社長射殺 防犯カメラに逃走車両のライトか」など
後悔の青春
能の清経を見ていた。録画したものである。早朝からである。誰もいないリビングで。独りで見るのがいい。引きつけられていった。中盤に清経の霊が出てくる。ここでふと思った。戦死した清経(清盛の孫)が、霊となって、妻のところに出てくる場面である。ま、能はたいていこういう展開になるのだが、キーワードということをふと思ったのだ。寂しさということであった。母親と生き別れの息子の話である「百萬」なぞ、たまらんのだ。あれが、オレを決定的に能に引き込んでくれたのだった。ありがたいこと限りなし。
しかし、能について高尚なことは、オレには能力がないから云わない。云えない。あたりまえだ。オレごときが。そもそも能を鑑賞しつづけるには、あまりにも遠いところに住んでいるし。それが一番哀しいのだが。それに、オレが能を見ていると家人からの評判が悪い。実に悪い。そう、誰も興味がないからだ。なにがおもしろいのだ?と云われる。わかっていて見ているのかとも云われる。わはははっははっは。能楽関係の古典がオレの書庫にはわんさとあるのを知らないのだ。がっかりである。もっとも、あれか、好きなようにさせていただいているだけ、オレはHappinessモノでござんすよん。
ふん、いいじゃないか。見たいものは見たい。それだけである。ただし、能はやっぱり料金が高い。それに、国立能楽堂に行くと、交通費がかかる。これがしょうがないといえば、しょうがない。千葉市でもやってくださることがあって、常時チェックするのだ。しかし、チェックの割に上演回数が少ない。千葉市では相手にされていないのか。これが神奈川だとかなり違う。鎌倉がある。房州はそもそも鎌倉政権の支え手だったし。でも、頼朝は石橋山の合戦で敗退したとき、房総に逃げてきたのだ。それを救って、さらに兵を貸してあげて、再起をさせたのは、誰あろう千葉県人でござりまするぞよ。(^_^)
DVDという手もある。しかし、能楽堂でみるのとは違う。霊魂があるような気がするからだ。清まる。能楽堂は確実に清まっているのだ。碌でもない妄想から解放される場所、それがオレにとっての能楽堂である。
しかし、日本の芸能というのは宗教的な行事と密接に関わっているねぇ。もうすぐ正月がくるが、オレの生まれた奥羽山脈の奥地では、神仏習合の典型的な神事があった。オレの田舎に神社があって、山伏が来て神事を行ってくれたのだ。それがおもしろくて、毎年見ていた。祖母の家がその神社のすぐ近くにあったので。祖母も、でっかい餅を作ってくれていて、食べさせてもらっていた。ありがたいなぁ。今、思うと。
山伏さんは、火のついた木っ端の上を歩いたり、熱湯を周囲に笹でまいたり、超能力者だった。オレにはそう見えたのだ。さしづめスーパーマンであった。あこがれの。
どうやったら山伏さんになれるのかなぁ~と真剣に考えたこともある。
山伏の学校に行くのかと単純に考えたので、親父に聞いたのが運の尽き。
おまえには、できる訳がないって云われて、それでおしまい。
今、思えば当たり前であったなぁ。まったく出来るわけがないよん。さらに、この話にはおまけがある。永平寺にも憧れて、高校出たら出家したいと云ってしまって、高校時代にやはり親父に叱られてしまったっけ。もっともアレだったなぁ、仏教系の大学に行くなら、学費を出してあげるという亡母のお友達で小学校の先生がおられたっけ。曹洞宗の寺院で住職の奥様であった。オレ、その話にのっかっていたら、今のオレはなかったなぁ。もっとまともになっていたりして。世のため、ヒトのために。
あああ、我が青春に悔いあり。
わははははっははっははっは。
エラそうなことは云えないので、これくらいにする。
今日は大学に行こうかと思ったが、中止した。家にいる。家で読書タイムだ。原稿も家ならコタツでぬくまりながら打てる。理由は、夜、バイトがあるからである。塾である。けっこう疲れるからだ。数学と英語と... goo.gl/vavkpk
学生が勉強する環境は昔より俄然悪化していると思う。以前は集中力の邪魔するのはマンガくらいで、友達と話すのも学校に行かなきゃ無理だった。今はTVもPCも部屋にあり、何よりスマホを覗けば気になる異性や友人、大好きな作品の最新情報などが見放題。これで勉強に集中するって凄いことだと思う。
ママとしての人生の方が、これからタイヘンでしょうけれども。 blog.goo.ne.jp/tym943/e/137ab…
Japanese Culture Styling: Noh - 能(+ 再生リスト) goo.gl/hbsRrO
wifeと買い物に行って、今、こたつにあたりながら、ぽかぽかとした陽光を楽しみながら、打鍵している。ほんとうにこんな老後を過ごすことが出来ることになろうとは、夢にも思わなかった。
思えば、亡父は、オレの歳には亡くなっていた。いや、もっと前か。60歳ちょうどだった。オレは亡父の亡くなった年齢より2年長生きしている。ありがてぇなぁ。実にありがてぇ。こうやって、陽光に照らされて、大学行って、若いせーねん達と議論して長生きをしていきたいもんである。
そういえば、オレは、躰のどこも痛くない。病院とも今のところ無縁だ。去年、ちょっとお世話になったけど、あっと言う間に放り出されてしまった。wifeの方が肩こりだ、なんだとか、うるせぇのだ。肩をモンでくれとか、いろいろ云ってくる。と... fb.me/2AfeY2RCP
ヘア・スタイルで損をしているのだよん。どっかのわけー衆が、オレを仲間だと思って、サウナの中でも、声をかけてくるし。どっかの昔はきれいな娘だったおばーさんが、オレをおい!おい!と乱暴に呼んで、なんかタメ口をきいてくるし。ふふふふふ... fb.me/6mDTkYrUA
午後からまた原稿を書く。昨日でA4で150枚になった。これだと160枚は完全に射程内に入った。構成を考えなくちゃならないが、まだまだ書くことがいっぱいあるのだ。もしかしたら、今年度中に200枚はいくな。中途退学まで、500枚は書... fb.me/25HOv8CPv
聡明さとは、精神が真なるものに対して開かれていることである。そうであるなら、聡明さは、戦争の可能性が永続することを見て取るところにあるのではないか。戦争状態によって道徳は宙吊りにされてしまう。-全体性と無限-
和歌山県博の「仮面の諸相」展と合わせ2階のスポット展示「和歌祭・面掛行列」もお見逃しなく。室町時代の方廣作のものから天下一友閑、出目利満作の名品が。奉納と面、庶民との関係が伝わってきます。1/19迄 hakubutu.wakayama-c.ed.jp
男性正規職員の年収分布図。東京と沖縄の官民比較。官民差は、やっぱり沖縄のほうが大きい。平均値でいうと、東京は1.1倍だが沖縄は1.4倍。この倍率を全県分出して、官民格差マップをつくったらどうなるかな。 pic.twitter.com/6iWJext6WY
ふうううううう、夕方になった。まだ明るいうちに、ウオーキングに行ってきた。老犬ととぼとぼ歩いていた道である。40分くらい歩いた。もっとも老犬はこんなに歩けなかったが。お互いじじいである。無理はしなかったが、もうあいつはあの世に行っちまった。・・オレを呼ぶなよ!ぐははっははは。
原稿はこれで終了。これから清経という能を見る。この間NHKでやっていたやつ。西本願寺でやったものだ。録画していたので、途中でやめたのだが、人間国宝の方々が出ておられるものだ。テレビが新しいのになったので、良い映像が見られるようになった。これがとても(*⌒▽⌒*)
明日は、院生室で印刷をしてくる。もう、誰もいないのかな?補講があるって聞いたけど。しかし、まぁ今時の大学はまじめだねぇ。オレが学部生だった時は、こんなにまじめではなかったなぁ。昭和45年くらいだたけど。1970年に大学学部に入っ... fb.me/2X1v1vCQH