と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

君は、映画「あなたへ」を見たか

2014年11月24日 15時48分17秒 | 大学院博士ごっこ2012年から2015年

あなたへ

 

 

さっきまで、NHK大河ドラマの「義経」を見ていた。私は、こういう中世の時期の映画が好きで、いろいろと楽しんでいる。なんでも見てみようというのが、私の主義である。とりあえずは楽しもうというstyleである。こういう作品はいろいろな人がいろいろと批評をする。しかし、それはそれで参考にはするが、鵜呑みにはしない。ま、それもありかと思うだけであって、楽しめればいいというのが私の根底にある。

今日は、「あなたへ」という映画を楽しんでいた。昨日民放で放送されていたのを録画したので、見ていた。録画の方がコマーシャルを飛ばせるのでありがたいからである。

さすが、偉大なる高倉健さんの映画である。それに監督の降旗さんも。台本もいい。珠玉のような台詞がたくさんある。

*

ビートたけし師匠が、車上荒らしの泥棒に扮していた。退職した中学校の国語教師という設定であった。それが山頭火が好きであるというのである。笑った。実に笑った。

目的のあるのが旅。

目的のないのが放浪。

旅は、芭蕉。

放浪は山頭火。

また、こんなことも云った。

帰るところのあるのが旅であるとも。

帰るところがなかったら、これから探すことだとも。

なかなかの台本である。こういうことがすらっと出てくるというのが、降旗監督の秀逸なところである。しかも、高倉健さんも刑務官を定年で退職して、再雇用をしている身である。

なにを云いたいのかというと、私もまた定年で退職した人間であるということである。さらに云えば、ふるさとを捨てて、ずっと旅を続けている。また目的のない放浪もしている。旅とも、放浪ともどっちとも云えないのである。山頭火ばりとは云わないが、似たようなものである。

あてどもない時間を送っているだけである。情けないけど、そういうことである。もう、私にはなにもない。無一物である。カネもなければ、髪の毛もない。ついでにいえば、目的もない。そういう覚悟がなければ、私のやってきたような仕事はしないほうがいい。現役時代のことである。

*

田中裕子が妻の役を演じていた。

そして、死ぬ。散骨をするために、妻のふるさとである長崎の海に健さんはキャンピングカーを運転しながら行くのである。

劣情的なラブシーンなんぞはいっさいない。あんな体力勝負の誰でもやれるような馬鹿馬鹿しい自称演技はまったくない。だいいち、映画のレヴェルが違う。そもそも健さんにそんなあふぉ~なストーリーは似合わない。

そして、印象的なのが、散骨を終えて、海を見ながら健さんが佇むシーンである。夕日が沈んでいく。夕日も、人生も沈んでいくのである。時間は、人それぞれに流れていくということである。

いい映画を見た。

ありがたいかぎりである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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11月23日(日)のつぶやき その2

2014年11月24日 06時58分33秒 | 大学院博士ごっこ2012年から2015年

鞍馬寺善膩師童子像:善膩師童子とは毘沙門天の子供で、手に持つのは経箱という経典を入れておく箱。毘沙門天の妃もしくは妹とされる吉祥天とともに毘沙門天の脇侍であることが多い。 pic.twitter.com/YzSQovkEL1

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静嘉堂文庫 広目天眷属像:三菱財閥第2代総帥・岩崎弥之助(号を静嘉堂という)と、第4代総帥・岩崎小弥太父子の所有したコレクションを基礎として発足した博物館。鎌倉時代の仏師・康円の制作といわれている。 pic.twitter.com/t5jpbwvHoo

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村山浅間神社大日堂大日如来坐像:富士山の祭祀を司る富士大宮司・富士親時が、富士山信仰に篤い村山修験と合同で制作した像。代々富士山を管理する富士家は室町時代中頃より足利将軍家の影響を強く受けており、富士親時も足利義政が補任したと伝わる。 pic.twitter.com/YwmTxep2sl

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東京国立博物館 愛染明王坐像:鎌倉末期の造仏当初の姿をそのままに残す像。厨子内部の諸尊を描いた彩色画も芸術的価値がある。愛染明王は、煩悩(愛欲・執着)を悟りに変え、菩提心(悟りの境地)にまで導いてくれる力を持つといわれている。 pic.twitter.com/EHwuBbzxBq

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東京国立博物館 十二神将立像:元々浄瑠璃寺にあったと伝えられる十二神将像で、慶派の流れを汲む仏師、もしくは運慶のオマージュとして制作された可能性がある。写実的で人間味のある表情が特徴の仏像(申神、巳神、未神、戌神の順に掲載)。 pic.twitter.com/YjrQCZE6Dd

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東京国立博博物館 千手観音菩薩坐像:南北朝時代に院派仏師の手によって制作されたと考えられる。作られた当初の状態で残る貴重な千手観音菩薩坐像だ。中国の影響も伺えるトーハクを代表する仏像。 pic.twitter.com/PPdV2Ddyvd

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道成寺北向観音:髪長姫伝説を伝える和歌山の寺院。33年に一度開帳される秘仏で、本堂の解体修理に合わせて調査をしたところ、内部に仏像が納めてあることが判明した。仏師・松永忠興の尽力で修復され、現在は本尊となっている。奈良時代の制作。 pic.twitter.com/4MCyXxMLYa

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11月23日(日)のつぶやき その1

2014年11月24日 06時58分32秒 | 大学院博士ごっこ2012年から2015年

金剛定寺聖観音像:滋賀県所在。聖徳太子が建立し、奈良時代にはすでに相当の勢力を持つ寺だったという。「月も日も入りぬるにじの中山や願ふ仏のみくになるらん」というご詠歌が伝わる伝統ある寺院。 pic.twitter.com/rE9CzZWSFJ

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蓮華寺十一面観音坐像:兵庫県に所在。印象的な表情の十一面観音像で、1991年に兵庫県歴史博物館の「ふるさとのみほとけー播磨の仏像展」に出展された。2001年の修復で現在の力強い観音様に生まれ変わった。 pic.twitter.com/fkA3xqxS0z

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念佛宗無量壽寺仁王像:兵庫県に所在。戦後に認証された、仏教第十四宗だと主張する信仰宗教団体で、日中韓の仏教を混交させた境内が特徴的。中国工芸美術大師・國平仏師制作の世界最大級の仁王像である。 pic.twitter.com/g7ViMpAREl

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清凉寺笑仏像:清凉寺は、奝然が開いた嵯峨釈迦堂の名で知られる、中世以来「融通念仏の道場」として発展した寺院。当像は徳川中期に制作された。表情豊かな笑みをみせるため、笑仏様と呼ばれている。 pic.twitter.com/Z7p9NLolOA

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恵日寺木造金剛界大日如来坐像:高知県に所在。金剛界を智挙印に結ぶ。行基作といわれているが、定かではない。過去に盗難被害に遭っているが、現在は無事返還されている。 pic.twitter.com/6m0KoibMsJ

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加賀大観音:観音院加賀寺に所在。ユートピア加賀の郷という複合宗教テーマパークに元々存在していた。テーマパーク閉園後、密教禅大本山豊星寺という寺院の管轄になり、現在は加賀寺と名乗っている。 pic.twitter.com/jT3uGzUdmE

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越前八坂神社牛頭天王半跏像:神功皇后が三韓を征して還幸の時、この地の蛇谷山に祇園天王を勧請したことに由緒を持つ福井県の神社。鎌倉時代には、別当寺・応神寺が建立され、応神寺七坊と称されるほどになった。牛頭天王は元々祇園社(京都)の祭神。 pic.twitter.com/XafGkzoWoQ

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瑞龍寺秋葉明神像:富山県にある当寺は、加賀二代藩主・前田利長の菩提を弔うため、三代藩主・利常が建立した(当時は宝円寺と名乗った)。現在、富山県で唯一の国宝(山門、仏殿、法堂)寺院。秋葉権現とも。 pic.twitter.com/XoHFgIh2cX

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三室戸寺宇賀神像:京都・宇治にあるあじさい寺。宇賀神とは、財運・金運の蛇神で、頭は老翁、体は蛇で蓮に乗る。日本神話に登場する宇迦之御魂神を由来とする。撫でると財運がつくといわれる。 pic.twitter.com/ONkBakJcTz

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【仏像通信】重要文化財にカビ 財政難で空調更新できず 金沢文庫(朝日新聞デジタル) - Y!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141122-…

なんでこんなことに…。悔やまれます。 pic.twitter.com/KikTeT8PD4

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【仏像通信】仏漫画で調べていたらこんなゲームを発見。
タイトー「不動明王伝」(ファミリーコンピュータ)
>主人公であるアシュラナータを操り、天下支配をたくらむ黒翁にさらわれた「小夜」を救出することが目的。

(´-`).。oO(楽しそ pic.twitter.com/TCA1s24hmV

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奈良国立博物館 蔵王権現立像:蔵王権現は、役行者が金峯山で感得した修験の神。制作が始まった平安時代後期には容姿形状が一定せず、鎌倉時代初期に固定されるようになる。当尊は平安後期の作で以降の蔵王権現像の基準となったと考えられる。 pic.twitter.com/GSJ19SAtam

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廣智寺観音菩薩立像:大阪府所在。聖徳太子自らが観世音菩薩像を制作するとともに寺院を建立したという(当時は観世音寺と称した)。以後隆盛を極めたが、1578年にキリシタン大名・高山右近のキリスト教への改宗に応じなかったため堂宇は焼失した。 pic.twitter.com/oFZzzvB91E

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浄昇寺北辰妙見菩薩:愛知県に所在。北辰妙見菩薩とは北極星を神格化した菩薩。妙見とは事の善悪や真理をよく見通すという意で、眼病守護・学問の菩薩として祀られている。日蓮聖人との関わりが深く、日蓮宗で多く祀られている。 pic.twitter.com/z8uRh6WZy3

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奈良国立博物館 大将軍神半跏像:京都・大将軍八神社に伝来したと伝わる。平安後期の制作で、穏やかな表現が目立つ。今日、大将軍八神社は八坂神社の祭神である牛頭天王と同体の素戔嗚尊を主神としているが、その前身として祀られていたといわれる。 pic.twitter.com/ZbhUQpW3yy

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金剛峯寺孔雀明王像:後鳥羽法皇の御願で仏師・快慶が1200年に造立。孔雀の背に乗る絵画的な姿を仏像彫刻として表現。孔雀明王は、孔雀が美しい姿をしながらも人間の天敵・コブラを食べ、その害から守ってくれるところから無病息災の信仰を集めた。 pic.twitter.com/ATQeM82v34

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蓮台寺荼枳尼天像:岡山県所在。狐を使いとするインドの女神・荼吉尼天は、日本古来の稲荷信仰と結びつき、仏教にとりいれられる際に稲荷神と習合したという。邪教と呼ばれる真言立川流でも信仰された。 pic.twitter.com/tmE5KvRscl

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常楽寺摩利支天像:奈良県所在。当寺には宝山湛海(湛海律師)作の仏像が多いことで知られる。摩利支天とは、陽炎を神格化したインドの女神・マリシが仏教にとりいれられ、護身の神となったことが由来で信仰される天女。 pic.twitter.com/vEuAr0JrMP

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美濃鹿苑寺韋駄天像:頭に兜を頂き、両手を合掌して剣を持つ。韋駄天は増長天(四天王の一角)の部下で、物を与えて人々を救うという信仰から、禅寺の庫裡に祀られることが多いが、当像は通常のものよりも大きい。 pic.twitter.com/utQMWPBdMw

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十輪院歓喜天立像:元正天皇の勅願寺で元興寺の一子院と伝えられる奈良県の寺院。歓喜天は仏法守護の神であるが、我が国では夫婦和合をもたらす性の神の面が強いため、通常人目のつかないよう円筒形の厨子に収められている。 pic.twitter.com/KJPAmhMoSn

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英信寺三面大黒天像:東京都台東区の7寺社に祀られている七福神の巡礼札所である下谷七福神の一角。昭和50年代に始まった比較的新しい七福神で、元旦から一週間の巡礼期間で所要時間1時間ほどで周ることができる。弘法大師作と伝わるが詳細は不明。 pic.twitter.com/4cNOQWdH9c

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財賀寺二十八部衆:愛知県所在。724年に聖武天皇の勅願により行基が開基。弘法大師が中興に関わった。源頼朝が平家討伐を祈願したことも知られる。応仁の兵火で多くを消失したが、牧野古白が再建。以降、今川・徳川諸将の庇護を受けた由緒ある寺院。 pic.twitter.com/hi8R54xxU8

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江島神社奉安殿裸弁財天像:神奈川県に所在。日本三大弁天の一つに数えられる。珍しい裸の弁財天を祀る。幕末に日本を訪れたロドルフ・リンダウは、著書『日本周航記』の中で、この弁財天について"Omanko-sama"の別名があると記している。 pic.twitter.com/obcJErYeFK

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六波羅蜜寺夢見地蔵:仏師運慶が夢の中で出会った地蔵の姿をそのまま彫刻したといわれる。今まで多くの地蔵を作っていたものの実際に会ったことがなかった運慶にとって、夢中での地蔵との出会いは忘れられないものとなり、起きてすぐ制作に取り組んだ。 pic.twitter.com/Nl52x7VBjd

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教王護国寺兜跋毘沙門天像:元々は平安京の入り口である羅城門を守護していた。平将門の乱発生時に民衆の手で東寺に移され、現代に至る。足元を支えるのは、右が尼藍婆、左が毘藍婆という二人の夜叉神で、それを従える地天女が中央で毘沙門天を支える。 pic.twitter.com/Chj43LJ8bS

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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/