明るく、楽しく、こだわらず・・・これぞ老後の鉄則なり(^_^)
高校3年生の大学受験(現代文)の問題を一緒に解いていて、勉強になった。昨夜のことである。塾である。
斎藤隆先生の評論であった。現代は、簡単に情報がインターネットによって取得できる。だから、紙ベースの書籍でもって読書するきっかけがなかなか持てない理由について述べていた。
紙ベースでやっとのこと取得できた知識や情報というものは、斎藤隆先生がいわれるとおりなかなか忘れない。座右の銘とかになってしまうくらいに惚れ込むからである(惚れ込むというのはボキの表現)。
これがインターネットによって簡単に情報が取得できるとなると、いつでも忘却の彼方に吹っ飛んでしまう。
なかなかの慧眼であった。そのとおりである。苦労してやっと身につけたものは、忘れたくない。また忘れられない。
そういうものであろう。経験上。
塾では、一緒に問題を解く。その時に、問題文をコピーして赤や青のボールペンでボキ独特の問題文分析をしていく。図解もあり、傍線もある。矢印もある。キーワードも書き込む。そして、それを生徒に渡すわけである。これがけっこう好評なのだ。自分だけそう思っているのかもしれないが(^_^)。
で、時々斎藤隆先生のようなすぐれた学者の文章に接することができるから一石二鳥なのである。
まったくボケているヒマがない。
そんなわけで昨日も楽しかった。楽しいからやっているんであって、なにも生活に困っているからではない。年金暮らしだからゼータクはできねぇけど、それなりに楽しんでいるから。
無駄に明るいと言われるけど、そのとおりである。しかし、テメェで楽しんでいるんだからこんないいことはない。
肩書きなんてぇもんもなんにもネェし。
別に欲しいとも思ってないし。
欲しがってもこっちにはそれだけの能力もない。適性もにゃぁ~~~である。
それでいいのじゃ、それで。
困るのはお世話になっている周囲の方々らしいけど。
今年も旭いいおか文芸賞の審査員をやって欲しいと言われたときに、肩書きがないんだけど・・・と言われた。「あ、肩書きなんてなんでもいいですよ、そもそも肩書き嫌いだから」と申し上げた。そしたら、ボキ以外は全員立派な肩書きを持っておられるのだそうな。
困らせてもアカンから、郷土史の会会員とでもしておいてくださいと申し上げた。それでOKになった。それでいい。全部ボランティアでやっているものだし。ホントに、交通費すら出ないから完全ボランティアである。自分でカネだして、自分で満足しているだけである。
肩書きなんてついてくるわけもない。
わはははっははははっはははっははは。
一番嫌いなのが、「元****」という肩書きである。元なんとかというのは、まだ現役にこだわっているからである。情けない。今が一番大事なのであって、過去なんか捨てることである。
ボキなんか、「元赤ちゃん」である。あの頃が一番かわゆかったからである。
戻りてぇですな。マジに。
かわゆかった時代に。
冗談抜きに。
さ、今日は図書館とgymに行く。
歩け、歩けである。これしかない。
健康のためである。
老後を楽しく生きるためにである。
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