と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

Charles Laughton & Marilyn Monroe - 'The Cop and the Anthem' ('Full House') 若きころのモンローが出ていた!!!

2017年07月21日 08時35分52秒 | とーま君の流儀2017

NHKラジオ英会話でこれが放送される。来週から。楽しみですなぁ。なんで?モンロー姉さんが出ているからである(^_^)。しかも、街娼役である。俳句と似たような軽みすら感じますなぁ。オー・ヘンリーの作品は、諧謔にも満ち満ちているし。

古びた教会のシーンは、まるでドストエフスキーでありまするよん。酔漢マルメラードフみたいです。

あ、またまたサンクトペテルブルグに行きたくなっちまった。もっとも、この映画はニューヨークだ。太刀打ちできませんな。サンクトペテルブルグには。さすがのモンロー姉さんも、ロシアの美女と比べたら・・・・おっとこれ以上は発言禁止(^_^)。




『警官と賛美歌(The Cop and the Anthem 、1904年』あらすじ

 

(あらすじ)

若いホームレスのソーピーは、寒い冬に備え3ヶ月ほど刑務所に入ろうと思った。刑務所なら寒さをしのげ食物にもありつける。ニューヨークの比較的恵まれた連中が避寒地へのチケットを買うのと同じように、ソーピーもアイランド(流刑島)への避難という慎ましい手配(軽犯罪を犯す)を毎年繰り返してきた。彼はチャリティー活動を嫌悪していた。法律の方が博愛よりも優しい。公共なり慈善団体なりの施設に出向けば簡素な宿と食事を受けられるが、誇り高い精神から言えば、チャリティーの贈物は逆に心苦しく、精神的屈辱を受けなければならない。規則で運営される法律の方が、プライベートに過度に干渉しない。人を傷つけるなどは思いも付かないソーピーが考えた、簡単で一番心楽しい犯罪は、高級レストランで豪勢な食事をとった後、文無しを告げて警官に逮捕される事。後は親切な治安判事がやってくれる。ソーピーはブロードウェイの小奇麗なレストランに入るが、ヘッドウェイターが身なりを見て歩道へ追い出した。次に、6番街のライトアップされたショーウィンドウに敷石を投げつけた。警官が駆け寄ってきて色めきたって犯人について尋ねた。「おれがやったとかいう可能性は考えてみないのかね?」とソーピーは愛想よく言った。犯人は一目散に逃げ出すと思った警官は、走って行く1人の男の追跡に向かった。

ソーピーは2回の失敗にうんざりした。次に、見栄えのしないレストランに入り、ビーフステーキ、パンケーキ、ドーナッツにパイを平らげ、ウェイターを呼び自分が文無しだという事実を打ち明けた。「急いでお巡りを呼びな」と言うが、「きさまにお巡りなんぞいるもんか」と歩道の上に放り出された。逮捕はバラ色の夢にすぎず、アイランドは遠く彼方に思えた。若い女性がショー・ウィンドウの前で陳列品を見ていて、2メートルの所に警官がいた。ソーピーは「ナンパ師」の役割を演じようと思い「おやベデリアじゃないか!うちに遊びにくる気はないか?」と声をかけると、女は「行くわよマイク、ビールをおごってくれる」とうれしそうに言った。ソーピーは角を曲がって連れをふりほどき逃げだした。恐ろしい魔法をかけられて逮捕されない体になったのか、やや取り乱した彼は「騒乱行為」という藁にすがった。舗道上で不快な声で酔いどれ騒ぎの真似事をはじめた。警官は通行人に「エール大学の連中ですよ、完勝したのでお祝い騒ぎです、害はないですから」と説明した。諦めて、次に煙草屋で身なりのいい男のシルクの傘を盗んだ。男が慌てて追いかけてきた。ソーピーが「どうして警察を呼ばないのかね?おれはあんたの傘をとったぜ」と言うと、傘の持ち主は「それは今朝拾ったもので…」と言って退散した。ソーピーは憤怒のあまり傘を工事現場の穴に放りこんだ。

捕まえて欲しいのに、向こうは俺が誤りを犯す筈がないと思っているらしい。次に、マジソン・スクエアの閑静な街角にきて足を止めた。柔らかな光がステンドグラスから溢れだす趣のある古い教会があった。オルガン奏者が奏でる賛美歌を耳にしたソーピーは、金網にしがみついた。母、薔薇の花、気高い志、友人たち、純真な心、そして真っ当な仕事、在りし日々の人生が満たされていた時、その讃美歌をよく耳にしていた。ソーピーの魂は突如として変化を遂げた。感動に打ち震え、自分を支配していた邪悪を打ち払った。時間はある、まだそれなりに若い、かつての熱意に満ちた希望をくじけずに追いかけよう。厳粛で甘美なオルガンの調べが彼の決意を固めさせた。明日は、喧騒に満ちたダウンタウンに赴き仕事を見つけるのだ。その時、ソーピーは自分の腕に誰かが手をかけたのに気づいた。あわてて振り向くと警官の大きな顔が映った。「ここでなにをしているのかね?」と警官は言う、「なにも」とソーピーは答えた。「じゃあ、ちょっときてもらおうか」と警官は言った。翌朝、法廷で治安判事は「アイランドに3ヶ月」と言った。

 

 

 

 

Charles Laughton & Marilyn Monroe - 'The Cop and the Anthem' ('Full House')

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7月20日(木)のつぶやき

2017年07月21日 04時57分45秒 | とーま君の流儀2017
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/