と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

薬物乱用防止教室

2008年11月20日 20時26分02秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 今日は薬物乱用防止教室で、千葉科学大学の橋本裕蔵准教授の御講演をいただきました。1年生と、3年生対象です。まだ、2年生は代休ですのでおりませんでした。

 橋本先生は、御専門が刑法ということでした。なかでも刑事訴訟法ということです。

 薬物乱用防止について、法的な側面から御講義をいただいたのは初めてです。広範囲にわたる内容で、大変に勉強になりました。

 健康的な面からのアプローチは今までもあったのですが、なかなか参考になるお話でした。世の中の見方、理解方法等あるいは勉強方法等について大いに考えさせられました。可能ならば、生徒の中から法学に興味を持つ人が出ればなぁと思ったしだいです。


 橋本先生本当にありがとうございました。 
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由なきこと

2008年11月19日 20時23分52秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 2年生は代休です。
 修学旅行の。なにより無事に帰ってこれてよかったと思っています。どんな形で心に残ったのでしょう。古都の風情が。聞いて見たいと思います。古典の学習で理解が深まったでしょうか。
 
 さて、昨日は一年生が都内の大学をめぐってきました。学年全員です。こちらもどのような体験結果であったのか、楽しみです。何を考え、得るものはなんであったのかな?と。

 貴重な県銚での3年間です。
 時間を無駄にすることはできません。

 それは中学生のみなさんもまったくそうでしょう。

 むしろ今から3年生は追い込みで大変な時期なのかもしれません。

 昨夜、例の2チャンネルをチェックしていましたら、大学生がノートの取り方で議論していました。2チャンネルというと、学校関係者もチェックせざるを得ないほどですから、このような比較的に温厚なスレッドが立っているとはちょっと意外でした。まだまだ誤解が多いものだなと感じました。

 勉強は若いときからも、ずっと続くのです。

 そしてノートの取り方という部分でインターネットで情報交換がなされる時代にもなっていることに、もうわたくしの時代ではないと感じた次第です。

 しかし、不用意に本校の名前や、中学校の名前を出してプロフを書いたりしないほうがいいですよ。

 わたくしも、そうとう注意して書いているつもりです。

 コンピュータはたいへん面白いツールです。それは認めます。けれども一歩間違うと危ない面もあります。悪意を持って対処されたら、手の打ちようがなくなります。ビジネスマンでいつも背広のポケットにペン型のICレコーダーを入れている人もいるし、簡便なカメラでトラブルの処理を行っている人もいるのだそうですから。タクシー会社が導入して成功しているそうです。そういうのは、全てインターネットの世界で公開できてしまいます。なんだかとてつもなく寂しいことになってしまいますが。
 
 なにやら今日はつれづれなるままに、由なきことを書いてしまいました。これもまた県銚は落ち着いた良い学校だということでしょうか。

 また明日。

 
 
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先輩(新幹線パーサー)ようこそ!

2008年11月18日 19時00分17秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
修学旅行最終日です。
非常に順調です。
ご安心ください。

さて、修学旅行の新幹線の中で、卒業生の先輩とお会いしたようです。
しかも新幹線のパーサーをされている方です。

仕事の直前に母校が乗ってくるということで、大変にお喜びであるとともに、楽しみにしてくださったことが書かれておりました。何人かの後輩とお話もしていただたいたようです。

共学化した県銚に驚かれたようです。

以下のようなメールをいただきました。
ご紹介いたします。

なお、お名前、年齢等もお書きくださったのですが、割愛させていただきました。

全国どこでも、県銚卒業生の方との邂逅があるものなのですね。

本当に奇遇です。

先輩!

ますますがんばってください。

また、メールもありがとうございました。


ゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

県立銚子高校、校長先生、はじめまして。私は2000年(?)に卒業した****と申します。 県銚を卒業したあと、大学を出て、その後、ジェイアール東海パッセンジャーズという会社に就職し、5年目を迎えています。

東海道新幹線の乗務員(パーサーと言います)をしています。

昨日、のぞみ117号に乗務しました。

そうです、県銚の2年生の修学旅行の列車をたまたま担当することになったんです。

乗務直前に、「県立銚子高校という学生団体が約200名乗務する」という情報を知り、すごくびっくりしました。

車内に乗り込み、県銚生に会えるのを楽しみにしながら、車内巡回に行きました。しかし、「あれ??県銚生じゃない!!」

そう思いました。

仕方がありません、私の時代はまだ女子高だったし、制服も変わっていたので、
懐かしむことができなかったです(笑)

8年という歳月は長く、引率の先生方もほとんど新しい先生で、ただ、唯一******先生はわかり、話かけてみました。(先生は私を覚えてはいなかったですが。笑)

県銚の生徒はみなさんいい子たちばかりでした。

私の仕事をみて、「私もパーサーになれるかな?」と言ってくれた生徒もいました。

明るくて、本当にいい生徒さんばかりでした。

そして今日、高校時代がなつかしくなり、HPをみてみました。

校歌も新しくなったんですね。

しかも、作詞作曲の加藤登紀子さんは、私が大学時代一緒に音楽のコンサートをしたことがある方です。

世間は狭いですね。

せっかくだったので、メールさせていただきました。



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心根を正す

2008年11月17日 19時27分44秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 修学旅行3日目です。
 たいへん順調です。
 明日無事に帰って来ていただきたいと祈るばかりです。

 
 さて、昨日は書き込みをしませんでしたが、今朝アクセス解析をいたしましたら、やはりアクセス数がそうとうなものになって、たいへんありがたい限りであります。携帯からのアクセスも多く、事実上の進路決定の時期ですから、参考にしていただいているのだと実感しております。(これはわたくししかわかりません)

 それでこのブログに動画を載せたいと思って、勉強しているのですが、なかなか年寄りには難しい。昔の青年ですので、知識が追いつかないのです。コーデックとかなんとかとか、コンピュータはまったく素人でありますので、情けないことはなはだしいものがあります。一番ダメなのが携帯です。小さくてキーを打つ気がしない。もう新しい機器にはついていけません。新しいタレントをおぼれられないのといっしょです。しかし、昔の生徒は不思議なことに覚えていますけれども。


 それで負け惜しみではありませんが、呂新吾を読んでいたら、「たくさん知っている愚か者と、ひとつしか知らない利口」というような部分があったのです。ちょっとこれは危険性がありますが、たくさん知っているから教養人なのではないという部分に特化して味わっていただきたい文章です。原文では、「君子はその知るべきを知り、その知るべからざるを知らず」というところです。

 一つのことを極めた人は、人物です。
 あれもこれもと総花的に、なんでも知ったかぶりをするのはいかがなものか。

 自戒の意味を込めて「読んで楽しむだけという読み方はするな」ということをも呂新吾に教わりました。

 まったくそのとおりです。実践に応用してこそ本当の読書なのではないでしょうか。ただし、買うだけでもという意味での買書家であってもいいのだと思っています。量を誇るのはまだまだです。しかし、家の中にあらかじめ書籍があるのとないのとでは、これは前提条件が違ってきます。その万巻の書籍の中にある一冊の良い本は読み手の心根を正してくれるからです。生涯の伴侶ともいうべき一冊の書物を徹底的に味わいたい、そう思います。幸いなことにわたくしには見つかりましたが。

 また、呂新吾には、くだらぬ本読みになってはならない、卑小な人物になるなと教えていただいてきました。しかしです。まったく本読みすらしない、毎日を惰性で生きていて、メールと漫画しか興味がないというのでは、くだらぬ本読み以前の問題です。

 ちょっと最後は厳しかったですけれども、わたくしのこころからのお願いです。「心根を正す」読書をしていただきたいのです。大学進学あるいは就職と教養の両方、そして体力養成。そういういわゆる「知・徳・体」の全人教育をやることが本校の必然であり、教職員の願いでもあるからです。

 いい学校にしましょう。 

 また明日。
 
 


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和辻哲郎先生

2008年11月15日 19時44分55秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 二年生が元気に京都修学旅行中です。

 思い出しましたのが和辻哲郎先生。

 特に「古寺巡礼」など持って京都を旅するのが、流行った時代です。

 それで早速彼の「倫理学」を岩波文庫で再読。

 メモ帳も引っ張り出して、えんぴつでちょくちょく書いてあったのを眺めておりました。

 親子関係とか、師弟関係とかその根本的な倫理を考察しているので、この学者の書くものは大変にすばらしいものがあります。

 気合いを入れて読むものなのでしょうけれども、わたくしにはなじみやすい。それは「古寺巡礼」で、一度洗礼を受けているからでしょう。

 この場合もあまり本格的に読もうとすると、挫折しやすい。
 A6のマメノートを片手にシャープペンシルでいいから、どんどん読んでいって、感じたことをメモするくらいでいい。専門家になりたい人は別ですが。

 それをあたためておいて、二度目のノート、三度目のノートを作成するというのが外山滋比古教授の御指導。わたくしはそんなにやっていませんが。(^0^)/

 歴史的な場所に行ってそういう知的体験のきっかけにするというのが、わたくしなりの手法でした。そんな程度でしかないのですけれども。

 長崎もそうでした。遠藤周作先生の「沈黙」の舞台になったところですから、かなり興味もあったのです。以来、ずっとのめり込んできました。しかしながら、文学と宗教が濃密にからみますので、こちらはBLOGに書くことはできません。ごく一般的なことなら書けますが。遠藤周作先生は、軽いエッセーもたくさん書いていますので、そちら系ならなんの問題もないでしょうけれども。

 そんなわけで、二年生の修学旅行の無事を祈りつつ、ふと和辻哲郎先生のことを書きたくなりましたので。

 では、また明日。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

和辻倫理学
20世紀、日本
和辻哲郎
名前: 和辻哲郎
生年月日: 1889年3月1日
没年月日: 1960年12月16日
学派: 京都学派、日本倫理学会
研究分野: 倫理学、哲学、日本文化史、比較文明学、仏教学
影響を受けた人物: マルティン・ハイデガー、西田幾多郎、ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル、孔子、アリストテレス、夏目漱石
影響を与えた人物: 中村元、梅原猛、オギュスタン・ベルク

和辻哲郎(わつじ てつろう、1889年3月1日 - 1960年12月26日)は、『古寺巡礼』『風土』などの著作で知られる日本の哲学者、倫理学者、文化史家、日本思想史家。その倫理学の体系は、和辻倫理学と呼ばれる。

日本的な思想と西洋哲学の融合、あるいは止揚とでもいうべき境地を目指した稀有な哲学者と評価される。

主著の『倫理学』は、近代日本における独創性を備えたもっとも体系的な哲学書のひとつであると言われている。


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明日から修学旅行です

2008年11月14日 21時29分46秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 二年生が明日から修学旅行です。

 京都方面です。

 日本史や国文学をやっていると、実に参考になる地域です。事実、個人でもかなり訪問しました。日本の中世文学を読むにはやはり土地勘がないと、ついていけませんでした。特に、平家物語。

 平家物語は非常に好きでした。歴史と一体になっているから、わたくしのようなものでもついていけました。だから平家物語をたどっていくことに一時期執心したのです。

 しかし、ありがたいものです。生徒諸君は、保護者の方々のご支援で修学旅行に行けるのですから。

 このBLOGで書いたことがありましたが、わたくしは高校の修学旅行を経験しておりません。なぜなら、そもそもないのです、修学旅行が。今でもそうです。HPにも学校行事紹介で修学旅行の項目が見あたりません。時代遅れかもしれませんが。生徒の時はそんなものだろうくらいしか考えませんでした。しかし、修学旅行すらやらない学校だと受験生が・・・と心配してしまいます。

 ですから、県外の修学旅行というのは中学校の時に、銚子大橋を渡って感動したことが最大の思い出であります。初めて見たときは、利根川を海だと思いましたから。こんな大きな川があるわけがないと思いました。したがって、それっきりです。生徒としての修学旅行というのは。

 そういうマイナスからの体験から考えると、やはり集団行動で共に行動し、共に同じ宿に泊まり、語らいという体験は大切であると思います。体験していないからこそ、そういう思い出を大事にしてあげたいと。

 さらに、歴史と伝統を知ること。若い時に知った方がいい。読むべき書物や、生涯の研究対象が見つかったりする。

 なにが自分の興味をひき、適性があるのかを考えることです。

 在校生諸君。

 楽しく、大いに勉強になるように。そして、安全第一に。余計なことですが、くれぐれも生活行動、基本的な常識はわきまえてくださいね。要するに悪いことはせんように。

 行ってらっしゃい。


 

 


 
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ノートを入手

2008年11月12日 00時06分40秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 太田あや氏の「東大合格生のノートはかならず美しい」という本が売れていて、受験生ばかりではなく、ビジネスマンも買っているということは知っていました。

 むろん、教育関係者として多大なる興味も持っておりましたから、わたくしも買って眺めておりました。なるほど、すばらしい発想でした。ただし、なんかどこかで見たことのあるような感じがして、安価な図解本だからと放っておいたのです。

 そうしたら、実際にそれらしき名前のノートが発売されたのです。昨日、自宅近くのショッピングセンター内の書店で入荷したということを知って、ジムの帰りに思わず買ってしまいました。(^0^)/

 在校生諸君にも見て欲しいのですが、図書館にでも寄付したらいいのかなと考えております。ノートを寄付してもしょうがないですけれども。

 結局、昔からあるサブノート学習法なのです。やはりコツコツと努力している人にはかなわないということなのです。それを具体的にいかに頭に入れていくかということが、この書籍やノートの新工夫なのだと思います。手書きにして、書いた側から忘れていくようではなんにもならない。

 わたくしも決して人のことは言えないです。
 タレントの名前なぞ特に覚えられない。特徴のない化粧のせいで、みんな同じ顔に見えてしまう。個性のない人ほど覚えられません。まったく誰が誰だかわかりません。唯一、美空ひばりさんだけはわかりますが。(^0^)/

 こういうHow To本が売れるのは昔からそうです。
 梅棹忠夫先生のB6情報カード紹介本はその最高傑作でしょう。
 本当に有り難かったのです。ただし、熊しかいないような山奥ではその情報カードの入手方法が難しく、困りました。高校の同級生たちがスイスイとそういうツールを用いて効率的に勉強していました。

 しかし、彼らはそこから先が更に凄かった。ツールを用いて、断片的な知識を獲得してから、仕上げにサブノートを作成していました。お茶大教授であった外山滋比古先生の言われるメタ・ノートです。

 ここらへんが、大学教授になったりする人間とわたくしのような凡人との差です。

 先生方でも大学教授に転身されていかれた先生が数人おられて、そういう先生方はご自身の学問に対する姿勢も授業も実に実に厳しく、こちらは必死でした。なにしろ勉強されておられた。つまり、知的要求水準が高い。一生勉強だなと本当に思っておりました。懶惰な現在のわたくしの少ない読書時間では語る資格もないと、教えていただいた先生がたに謝罪するしかありません。

 事実、学級担任をしていただいた恩師に、手紙を書いて近況報告をさせていただいたら、もっともっと勉強をするようにと御指導をいただいたのが、わたくし50歳の時。老先生に今なおご心配をおかけしているということもそうですが、生涯勉強ですよと教えをいただく愛情あふれる教育もすばらしいものがあります。出来の悪い生徒で、しかも高校の後輩であるわたくしが教員をやっていることも老先生のご心配の種なのです。手取足取り教えたい、たまには故郷に帰って訪ねて来なさいとお書きになってくださったのですから、こんなに有り難いことはありません。

 また、倫理社会の先生は、研究室で古代印度語とかのノートをとっておられて、しびれるような知的興奮をしたものでした。世間にはこういう先生がおられるのだということです。


 たかがノート一冊とバカにすることなかれ。

 たゆまぬ工夫と改善にこそ活路は開けるのです。

 健康と知的欲求。
 この二つで大いなる生長をしていっていただきたいと願っています。

 また、明日。
 
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1テラ

2008年11月11日 19時43分58秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 のっけから何のことだろうとお思いでしょうね。

 1テラというのはわたくしの昨日買った外付けハードディスクの容量です。名前ではありません。

 しかも安価でした。この大容量のハードディスクがこの値段で買えるようになるとは、考えもしませんでした。わたくしは、まさかとは思ったのですが、外箱だけの値段ではありませんか?と聞いてしまったのです。

 これで家に2台、学校に2台でフル稼働しています。データこそ命ですから、常時バックアップ体制をとっています。

 広報活動を、よくわからないまま、しかし興味を持ってやっていますので、確かに大容量になってしまいます。
 
 つまり動画ですから。

 ただし、学校広報となると、なかなか難しい面があって、困る場面もたくさんあります。

 市教委に勤務させていただいていたときに、当時の上司がすばらしい方で、映像文化のスペシャリストでした。取材から、シナリオ作り、撮影方法等についてご指導いただきました。飯岡の行部岬からの夕景を取ってきなさいといわれて撮影したら、セオリーを間違って当時かなり高価な撮影機材をダメにしてしまったことがありました。まだ撮像管の時代ですから。

 28年くらい前でした。

 今、当時の性能よりも上回る安価なビデオカメラがたくさんあります。信じられない値段です。

 こういう時代にめぐり合ったことに感謝しています。

 コンピュータもこんなに安価になって、しかも光ファイバーまで個人で引けるようになりました。

 28年前、各学校と市教委をつなぐために光ファイバーを導入しようとして、企画立案をさせていただいて、その価格が当時数億円だったことを思い出すと、隔世の感がします。

 1テラのHDで、そんなことを思い出しました。

 では、また明日。

 
 
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y=x

2008年11月10日 23時20分57秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 わたくしは数学の先生ではありませんし、あの高度な世界を語ることができるほど勉強しておりません。

 ですから、数学の先生がほんとうにうらやましいのです。それは論理的にものを考えることができる学問だからです。でないと数学の達人にはなれません。哲学も、数学も学問の王道だと心から尊敬しています。なぜそう思うかというとわたくしの好きな分野に数学的思考法がないと理解できない書籍がたくさんあるからです。いまさらながら、後悔してもしょうがないのですが。

  y=x などとのっけからタイトルで書きました。

 これはわたくしたちの普段の知的生活が、知識は増やせば増やすほどいいというような歩みからなりたっていると思うからです。もちろん基礎がもっとも大切ですから。

 しかしながら、y=x ではなく、y=xの二乗的な勉強も必要だと教わりました。ある人に。

 なんだか何を言っているのかだんだんわかりにくい話になってきましたが、数学で言えばある一定の公式なり、定理なりを教わったら、それをベースに一気に仮説と検証を繰り返しながら、情報の本質を見極め、組み立て、思考力を鍛えよということでした。

 受験勉強に最適だということでありました。

 そんな話を聞いていたので、今、ベストセラーになっている細野真宏先生の「数学嫌いでも数学的思考力が飛躍的に身に付く本」なる書籍を昨夜一気読みしてしまったのです。

 大変楽しい本でした。

 数学的思考力を身に付けると、新聞記事も、経済のことも、マスコミのことも、わかるようになりますということでした。これは体験上まったくそのとおりです。全体像を明らかにして、情報の真偽を確かめていく。そのときにはわたくし個人の性癖(ゆがみ)を考慮しつつ、情報につっこみを入れていく。また、フローチャート式に論理を展開していくということも大事です。

 短文が一番日本語としては美しいとかの省略の美学も考えることがあって、わたくしには難しいことなのでありますが。
 
 こんなふうに考えていくと、世の中はなかなか勉強になることがたくさんあると感じるしだいです。
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ニコ動初利用

2008年11月09日 18時16分29秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 私学の嘉悦大学が、学長の著名人加藤寛先生の受験生へのMessageで、このBLOGで使わせていただいているニコニコ動画を利用しておられます。教育機関初のニコニコ動画利用とか、インターネットの世界では非常に話題になっています。大学初の試みだということです。また、美術大学では試験もニコニコ動画を用いて学生に勉強させているとか。
http://www.kaetsu.ac.jp/news/08-09-29-2.html

 県銚も、ニコニコ動画を用いたので、どこかで話題にしてくれませんか?と思いましたが、それは本地域の中学生と在校生に見ていただければそれだけで幸せですから、良しとします。(^0^)/ 

 それにしてもニコニコ動画とは名前がいいですねぇ。こっちまでニコニコしてしまいます。

 ただし、加藤学長のような大学者とは違って、わたくしはニコニコ動画での書き込みを制限してしまいました。

 書き込みが出来るというのが、YouTubeとは違う特徴でしたが、断念しました。ですから嘉悦大学の試みは凄いと思います。さすが加藤学長です。自信がおありになるのでしょう。わたくしはそこまでは踏み切れませんでした。

 しかし、まだまだ新しい試みを準備しています。

 様々な手段で県銚を知っていただきたい、可能な限り県銚の教育をご紹介したいと思っておるのです。それがわたくしの仕事です。新しい時代に生きる高等学校ということをあと数年しかおることのできない教育界で、試みてみたいと。

 坂本龍馬ではありませんが、倒れるときも前向きにです。

 でなければ生きた甲斐がないからです。

 昔の偉人・哲人が書いた文章を正座して拝読することを生業にしてきましたが、それに安住しているわけにもいかなくなったなぁ、そういう時代になったのだなぁとしみじみ感じているのです。

 では、また明日。



 
 

 
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進学高について聞いたこと

2008年11月08日 19時59分51秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 今週、ある会議に出席していて、進学高になった原因、教育課程のあり方、教員の指導力等々を次から次へと登壇してこられる先生方の発表を拝聴しておりました。

 進学実績を誇るような雰囲気もあって微笑ましい光景もありました。こんな話になるとわたくしも含めて稚気に陥るというか、自慢話になって、校長も子どもたちとなんらかわらんなと思った次第です。

 ただし、その進学実績という点ではよほど注意しないと、いわゆる上には上があるということを忘れてはならないと思いました。

 会議で自慢していた進学高は現役の国公立大学合格数も公表していました。しかし、これを上回る進学高はわが千葉県にもあります。これくらいの数値ではわたくしも納得できません。進学高という看板を出すこと自体。

 だから数字は怖いのです。

 いろいろな進学対策の取り組みをお聞きしていたのですが、それよりも在校生のやる気が一番なのではないでしょうか。それと実際は大学を出てからが勝負です。知性と実践は違います。大学を出たということだけで食べていける時代ではありません。

 なんのために学ぶかということです。職業に就くためだけでしょうか。それも尊いとは思いますが。

 考えるということです。もっともっと知性の探究をしていただきたいと思います。

 数学でも解き方を一つしか思いつかないというのでは、旧制帝大クラスには無理だと、県内トップ校で進路指導をやってきた先生に先週お聞きしました。彼はT大クラスを何人も現役で合格させてきました。言われたことを唯々諾々とノートにしているだけでは、ダメだとも聞きました。受け身の学習で、考えることをしないというのは限界があるのだそうです。

 これが進学のコツだそうです。

 もっとも、勉強する気にもならんというのでは、こりゃどうしようもない。意欲ばかりは人に言われて持つものではありませんよ、在校生諸君!
 

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安全教育

2008年11月04日 05時46分36秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 交通安全教育については本当に重要であるとずっと考えています。

 自分がやってきたからというのもありますが、生徒のいのちがかかっていると思うと、本当にそう思うのです。

 交通安全ばかりではなく、安全教育自体大切であると思います。地震災害、自然災害等々。

 危険なことはたくさんありますから。
 
 4日は、朝8時30から千葉東高校で安全教育の会議・教育研究発表・講座です。また4時起きして、電車で行かなくちゃなりません。役員をやらせていただいておりますので、教育研究の一環として講座や研究発表等をやっていて学校におりません。地震等の災害、交通安全教育について具体的な事例等について、教育研究をしていますので非常に重要なものであると認識しております。今までの研究成果もたくさんあります。手前味噌ですが、LHRの指導案もたくさん作ってきました。県内の高校に配布したりしてきました。

 これはマニュアルを配ってそれでよしとするようなものではありません。個々の事例について研究し、それを学校全体の財産として共有して初めて組織としての活性化を果たすことができるのです。

 個々の教員レベルの問題ではありません。組織としての問題であります。個々の教員レベルの問題にしてはなりません。しかも、こういう組織はわれわれ教員の自主的・自発的な取り組みとしての教育研究なのです。生徒に還元できる大いなる意味ある取り組みです。

 長い間、安全教育に関わってきて、非常に哀しい結果も経験してきましたから真摯に考えています。

 学校は授業だけやっていればいいということを許容していただいておりません。しつけも、生活行動全般にわたって保護者代理的な役割を与えていただいてきました。社会体育の分野もです。世界でもこれだけ期待されている学校組織はあまりないでしょう。良いか悪いかは別問題として。

 しかし、交通事故をはじめとして生徒の生命を奪うようなことだけは絶対あってはならないと、本当に思います。



 突然ですが、ちょっとここへの書き込みを中断します。ハード的に不可能ですので。2,3日ですが。 

 
※在校生諸君。論理学的に物を考える習慣を身につけてほしいと思います。全教科・科目がいいのですが、特に数学がそのためには一番いい。同じくらいに倫理社会。条件的な思考の出来ない人はしばし感情的になって自滅する。前提がそもそもおかしいとか、思い込みで生きていってはならんですぞ。人生を誤らないためにも。

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体力を鍛える

2008年11月03日 21時57分36秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 秋は鍛錬の秋。

 食欲の秋とも言います。あなた方は大きくなろうという時期ですから、大いに食べて鍛えていただきたいと思います。

 スロートレーニングというのをやっています。随分長いことやってきました。スポーツジムで教わってから、ひとつの動作で片道7から10秒かけてやるのです。効果満点でした。それとランニングマシーンを組み合わせて、ダイエットに成功したのです。ずっと維持しています。

 柔道のためにジムに行っていたのですが、まさかダイエットのために行くことになろうとは夢にも思わなかったのです。

 無酸素運動は、今、まったくやりません。わたくしの体には毒素が出過ぎるようです。重い物を持ち上げるとDoctorに叱られてしまいます。(^0^)/

 さらに、将来はスポーツタイプの自転車を買おうかと思っています。これも有酸素運動にいいのだそうですね。

 エコが叫ばれるようになっていますから、クルマを止めて通勤で自転車を使いたいくらいですが、ちょっと距離がありすぎます。

 若いうちは、わたくしのようなことは考えずに、一生懸命に何事も取り組むのがいいと思います。

 ひたすら大きくたくましい体を追求するのもいいでしょう。プロテインを飲んだりしていましたし、そういう気持ちはほんとうによくわかります。

 努力です。
 
 しかし体に害にならないように専門家の指導をもらいながら、やりましょう。専門家は学校ばかりではありませんよ。社会体育の分野にもたくさんおられます。部活の先生で専門家がいれば一番いいですけれども、ね。

 がんばってください。
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走りながら

2008年11月02日 19時27分38秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 昨日は祝いの席に行っていて、横浜を往復しました。

 帰途、文庫をちょっと買ってきて、またまた読んでしまいました。一昨日書いたここ数年のわたくしなりのテーマに沿った文庫です。なによりの楽しみです。新たな発見がありました。知らない世界が多いなぁ、いつまでもいつまでも勉強しないとならんなぁと思った次第です。

 いっぱし一人前になったという傲慢な思い上がりが人生を間違うもとになります。箸休めに買った「失敗学の研究」なる文庫に書いてありました。(^0^)/

 その辺を勘違いすると、ほんとうに人生失敗の連続になるのです。

 なんども言っていますが、ある分野の研究をするにしても、ありもしないでたらめな知識をもとに、決めつけると物笑いの種になるのですよ。

 事項的な、項目的な知識をもとにしゃべっている人のなんと多いことか。例えば古典でもそうです。まさかと思いましたら、そんな人がたくさんいたのです。つまり博覧強記を誇っていて、中国古典の知識を試してくる人がいたのです。そしたら、その人は講談社の学術文庫をBaseにしていただけで、古典を直接アタックしていたわけではありませんでした。同い年で超一流大学出の親しい人であったので、がっかりしました。概説本を読んでいただけだったのです。暗記力は、わたくしなどと違ってかなりの知識人ですからそれはすばらしいものがありましたが。

 今回、大いに自省したのは、わたくしの経験から、不勉強だなぁということでした。今までの勉強がなんだったのだろうと思ってしまいました。哲学系なのですが、思想信条を書いてはならないのが、わたくたちの職業倫理ですのでこれ以上は書きません。

 じゃぁ、このBLOGも閉鎖したら?と言われそうですね。博士でもなんでもありませんから。

 しかし、走りながら勉強している最中です、わたくしも。

 終わりのない道程だと思います。

 その途中経過をここに書き込みするくらいなら許容範囲なのかもしれないと思っております。

 永遠に。

 では、またお会いしましょう。

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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/