ボクは極力農薬を使わない(無農薬のものもあります)方法で
野菜を栽培していますが、農薬の理解は十分かというと、
そうでありません。
そんなときに、野菜ソムリエ協会大阪支社で
「自分自身の意見を持っていますか?~農薬とはなんだろうか?」
という講座が開催されることを知り、先日5/8に行ってきました。
この日学んだのは以下の内容です。
・農薬のイメージ~「人間に健康被害を及ぼす」というイメージ~
どのくらい人間に影響があるか?
・薬剤の一種である農薬~家庭用殺虫剤と農薬の違い~
・農薬の分類
・農薬を使用しないとどうなる?~りんご、ももに関しては収穫できない~
・農薬の2つの毒性~急性毒性と慢性毒性~
・製品データ安全シート(MSDS)
「薬品名(農薬の製品名ではない) MSDS」で検索すると見つかる
・1日許容摂取量(ADI)
・残留農薬の基準値はどうやって算出してるの?
・人体や環境への影響~長期間分解あるいは残留の強いものは登録されていない~
・安全性~選択毒性~
・世間に嫌われている農薬
*家庭用殺虫剤(例えばゴキブリを駆除する場合)は
自分で使うから量が分かるし
メリットを実感できるが、農薬は自分以外の人が使うから不安
*農薬の安全性についての情報が少ない
*農薬を使う側にとっても農薬の情報をうかつに話せない雰囲気
・農薬散布、農薬管理の実際~管理のしかた、農薬事故の発生~
・農薬に関する法制度
*農薬取締法 平成14年改正
*ポジティブリスト制度
*法制度に登場する単位は大体どのくらい?
1ppm…1立方メートルの風呂の中の1ml
0.01ppm…10m×10m×1mの屋内プールの中の1ml
1ppb…20m×50m×1mの屋外プールの中の1ml
1ppt…20m×50m×1mの屋外プール1000個分の中の1ml
こんなところです。
農薬に関する身近な話題として、
私の知人ですい臓がんで亡くなられた70歳の男性がおられます。
この方、農薬が原因といわれています。
なぜなら家庭菜園の野菜に
大量の農薬を散布していたからです。
3日に1度以上…。
さらに、収穫数日前にも散布。
その男性がある日ホウレンソウを収穫していたのですが、
実はその2日前にホウレンソウに農薬を散布していたのです。
で、この男性の息子さんも
カタカナの長い名前の化学性の病気を患われ50代にして杖をついている状態。
その病気は化学薬品を取り扱ってないと発症しないそうです。
この事例の場合は、あくまでも推測ですが、
農薬漬けの野菜を摂取したことにより、
1日の許容摂取量が越えていたかもしれません。
とはいえ、残留農薬の基準値が超えたニュースは報じられていても、
こういったニュースは殆ど表に出てきません。
こういった事例も探して見れば、いっぱい出てきそうです。
一方で、農薬を使用しないと収穫が出来ない青果物があるのも事実。
難しい問題です。
ただ、確実にいえることは、
正しく理解することで、自分で判断して安心の度合いを上げる、
あるいはどこまで安全かを理解することだと思いました。
で、話は変わりまして、
この日の講座では、茨城産のレンコンが
参加者にプレゼントされました。
つい先日、ボクが対面販売させていただいた被災農家応援セールで
あるお客さんが
「きんぴらといえば茨城のレンコンやねん」って
おっしゃっていたあのレンコンです。
で、我が家でもきんぴらにしていただきました。
薄味のきんぴらでしたが、
ジューシーさもあり、歯ごたえもあり、
おいしかったです。
あまり調味料を使わなくても、レンコンそのものに味があるのです。
そのお客さんがおっしゃる気持ちが分かりました。
東北地方の農家の皆さんに光が当たるように、
出来ることから取り組んでいきたいと思いました。
野菜を栽培していますが、農薬の理解は十分かというと、
そうでありません。
そんなときに、野菜ソムリエ協会大阪支社で
「自分自身の意見を持っていますか?~農薬とはなんだろうか?」
という講座が開催されることを知り、先日5/8に行ってきました。
この日学んだのは以下の内容です。
・農薬のイメージ~「人間に健康被害を及ぼす」というイメージ~
どのくらい人間に影響があるか?
・薬剤の一種である農薬~家庭用殺虫剤と農薬の違い~
・農薬の分類
・農薬を使用しないとどうなる?~りんご、ももに関しては収穫できない~
・農薬の2つの毒性~急性毒性と慢性毒性~
・製品データ安全シート(MSDS)
「薬品名(農薬の製品名ではない) MSDS」で検索すると見つかる
・1日許容摂取量(ADI)
・残留農薬の基準値はどうやって算出してるの?
・人体や環境への影響~長期間分解あるいは残留の強いものは登録されていない~
・安全性~選択毒性~
・世間に嫌われている農薬
*家庭用殺虫剤(例えばゴキブリを駆除する場合)は
自分で使うから量が分かるし
メリットを実感できるが、農薬は自分以外の人が使うから不安
*農薬の安全性についての情報が少ない
*農薬を使う側にとっても農薬の情報をうかつに話せない雰囲気
・農薬散布、農薬管理の実際~管理のしかた、農薬事故の発生~
・農薬に関する法制度
*農薬取締法 平成14年改正
*ポジティブリスト制度
*法制度に登場する単位は大体どのくらい?
1ppm…1立方メートルの風呂の中の1ml
0.01ppm…10m×10m×1mの屋内プールの中の1ml
1ppb…20m×50m×1mの屋外プールの中の1ml
1ppt…20m×50m×1mの屋外プール1000個分の中の1ml
こんなところです。
農薬に関する身近な話題として、
私の知人ですい臓がんで亡くなられた70歳の男性がおられます。
この方、農薬が原因といわれています。
なぜなら家庭菜園の野菜に
大量の農薬を散布していたからです。
3日に1度以上…。
さらに、収穫数日前にも散布。
その男性がある日ホウレンソウを収穫していたのですが、
実はその2日前にホウレンソウに農薬を散布していたのです。
で、この男性の息子さんも
カタカナの長い名前の化学性の病気を患われ50代にして杖をついている状態。
その病気は化学薬品を取り扱ってないと発症しないそうです。
この事例の場合は、あくまでも推測ですが、
農薬漬けの野菜を摂取したことにより、
1日の許容摂取量が越えていたかもしれません。
とはいえ、残留農薬の基準値が超えたニュースは報じられていても、
こういったニュースは殆ど表に出てきません。
こういった事例も探して見れば、いっぱい出てきそうです。
一方で、農薬を使用しないと収穫が出来ない青果物があるのも事実。
難しい問題です。
ただ、確実にいえることは、
正しく理解することで、自分で判断して安心の度合いを上げる、
あるいはどこまで安全かを理解することだと思いました。
で、話は変わりまして、
この日の講座では、茨城産のレンコンが
参加者にプレゼントされました。
つい先日、ボクが対面販売させていただいた被災農家応援セールで
あるお客さんが
「きんぴらといえば茨城のレンコンやねん」って
おっしゃっていたあのレンコンです。
で、我が家でもきんぴらにしていただきました。
薄味のきんぴらでしたが、
ジューシーさもあり、歯ごたえもあり、
おいしかったです。
あまり調味料を使わなくても、レンコンそのものに味があるのです。
そのお客さんがおっしゃる気持ちが分かりました。
東北地方の農家の皆さんに光が当たるように、
出来ることから取り組んでいきたいと思いました。