この写真をご覧になられたとき、「何じゃこりゃ!?」と
思われた方もいらっしゃることでしょう。
これ、ヤマノイモ(自然薯)の一種。
「仏掌芋」といいます。
カタチが、仏様の手を連想することからこの名前がついたそうです。
こちらも、奈良の知る人ぞ知るご当地野菜です。
農家の自給用に用いられているため、
市場にはまず姿を見せません。
また、とろろご飯やお好み焼きなどの生地として、
奈良の農家の人から愛されてきました。
で、味は大和野菜(奈良県認定の伝統野菜)のヤマトイモ
(丸い形をしています)よりは、水分は多めですが、
ネバリはヤマトイモ、自然薯と遜色ありません。
大和野菜でもあるヤマトイモ
また、ねばり成分である「ムチン」がタップリ。
そしてアミラーゼがご飯のα-デンプンの消化を助けるため、
見た目と大違い、胃にやさしい野菜なのです。
ちなみに僕も代々「自然薯」として栽培しているヤマノイモがあります。
ヤマトイモよりも栽培しやすいとのことですが、確かに栽培しやすく、
手がかかりません。
ところが、どんな方法で栽培しても長くならず、この形になります。
もしかしたら仏掌芋かも…?
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