野菜ソムリエPro. AndyのBlog

「奈良・吉野」の玄関口を中心に活動する、吉野郡唯一の野菜ソムリエPro.&果物ソムリエのベジフルライフをつづっています。

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今年の初めは「空くぅ」で!~新年会その1

2010年01月23日 15時59分38秒 | ハタケのソトからの「学び」
1月22日、ウエスタン社労士・Charlie先生主宰の新年会が、
奈良・富雄にあるコミュニティースペース「空くぅ」で開催。
ボクも参加させていただいた。


今回のメインディッシュは「キムチ鍋」。
材料はにら、水菜、ねぎ、はくさいをはじめ季節の野菜やきのこ、
豚肉や鶏肉…など。

にら、水菜、ねぎ、はくさい
…つい先日当ブログ「風邪予防に」で取り上げた野菜だし、
しかも有機栽培の野菜だ。

いかにもこの冬を乗り切れそうだった。
言うまでもなく、格別にうまかった!

ビールはもちろん、日本酒や地酒も登場。
Charlie先生を初め、参加者は大満足。

最後は雑穀米を鍋に入れて雑炊に。
どの鍋もスッカラカンになくなっていました。

雑炊を平らげて心身ともに満足したところでお開き。


この写真、新年会が終わり、参加者一行の帰りを写したつもりだが、
いかに大満足な会だったかお分かりだろう。
酔っていて何を写しているか分からない…。

最後に参加者の皆様、「空くぅ」のスタッフの皆様、ありがとうございました。
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新開仙樹園を見学

2010年01月21日 19時12分39秒 | 野菜&果物
先日、富雄にあるコミュニティースペース「空くぅ」
オーナーさん、従業員さん、そしてボクの3人で、
「新開仙樹園」を訪問させていただいた。

新開仙樹園は、「空くぅ」がある富雄から南に車で10分走ったところにある。
造園業の他に、ガーデニング、樹木選定、整樹、剪定などの事業、
さらには野菜の無農薬有機栽培まで携わっている。

目的は、「空(くぅ)」のメニューに使う材料(野菜)の仕入れ。

事前にオーナーさんからお誘いを頂き、今回、訪問が実現。

3人は新開仙樹園のシニアディレクター・新開義隆さんのご自宅に招かれた。

新開さんは、見るからにお百姓さんと武道家が併せ持った方。

まず、玄関に入ってビックリしたのは、薪ストーブが置いてあること。

殆どが暖房や石油ストーブの世の中、貴重なものだ。

冬はこれで十分暖かいとのこと。

家屋にふんだんに杉やヒノキを使っているので、かなりの保温があるだろう。

3人はお茶を頂き、いろいろとお話を聞かせていただいた。

因みにお茶を入れてくださった湯のみも新開さん自ら陶芸で焼いたもの。

会話の途中、新開さんは、先日、とある場所で購入した
4種類の黒豆を見せてくださった。

新開さん曰く「この中で良心的なのは1つだけ。どれだろうか?」。

仮にA、B、C、Dとする。
Aは、粒がまん丸で揃っていて、弾力を感じる。

Bは、同じく粒はまん丸だが、少し小さめ。

C、Dは、粒は弾力がありそうだが、まん丸以外にも
楕円のものも随所に見られる。

答えはA。

C、Dは楕円のものは大豆と交配している。つまり純系ではない。
Bは出来が劣る。

将来の野菜ソムリエとして、こういったことも見分けるように、
また、それを伝えていきたいと思った。

さて、お話は続き、いろいろと興味深いことを教えていただいた。

それの一部。

「人生で大事なものは“縁”。縁が、人生を豊かに、農業も豊かになる。」

「農業は、みんなと同じ事をしていれば、生き残っていけない。」

「農業は頭(知恵)を使う仕事。いかに頭(知恵)を使うかだ。」

「植物は、甘やかしてはいけない。
 植物の本能を生かせて初めておいしいものが出来る。
 人間と一緒。人間も甘やかしては育たない。
 例えば、種まきをすれば、大半の人はたっぷりと水やりをする。
 しかし、それもよく考えて欲しい。」

と、おっしゃっていた。

何も言わない野菜にとって、現代の農業は至極迷惑だろう。

農業、食の原点と言えるものを教えていただいた気がした。

その後、近くにある有機栽培の農場を見学させていただいた。

まず、ご自宅の近くにあるビニールハウスを見学。

そこでブロッコリーを採ってその場ですぐにかじらせて下さった。

畑でとってすぐにかじる…無農薬有機栽培の特権だ。

これがとにかく甘い!

さらに、そこから車で5分ほど離れたところにも農場を経営しているので、
そちらも見学することに。

到着後、新開さんは畑に植わっているねぎを引き抜き、

「これ、食べてみな。」と、その場で頂いた。

かじってみると、まず甘みが来て、その後、ねぎ特有の辛味が効いてくる。

化学肥料では絶対にこんな味は出ない。

ボクは思わず「甘い!」と声に出した。

因みにねぎに使用している肥料は牛糞と綿実油粕のみ。後は何も使用していないらしい。

これはボクの意見だが、化学肥料を使用すると、野菜が青臭くなる。
なんとなく味がエグイ。

化学肥料漬けの野菜が、野菜離れを加速させている。

そんな気がした。

その他、いろいろな畑を見学させていただき、必要な野菜を仕入れた。

因みに新開さんは、実にいろいろな夢をお持ちである。

例えば…。
・自宅横に道場を構え、武道を教えたい。
・有機野菜の直売。
・蛍が飛び交う沢の再生。
・休耕田を利用した果樹園の運営。
・障害を持った方、体にハンデを持った方が野菜栽培を体験できる、体験農場の運営。
・野菜の保存、加工方法(漬物やジャムなど)を勉強する勉強会の企画。

…などなど。

ボクは以前から、技術屋もいいが、
それよりも有機栽培を実践している人と会いたいと思っていた。

こんなに早くに出会いが叶い、男冥利に尽きる。
いい意味で衝撃でした。

ボクも今後新開さんからいろいろ学びたいし、
可能ならば企画に参画したいと考えている。

また、このブログで、野菜栽培の知恵を
随時取り上げていきたいと考えている。
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風邪予防に。

2010年01月19日 17時14分24秒 | 野菜&果物
昨年から猛威を振るっている、新型インフルエンザ。
少し落ち着いたとはいえ、季節性のインフルエンザと合わせて、
まだまだ気が抜けません。

そこで、風邪予防に効く、今、旬の野菜をピックアップしました。
参考にしていただければ幸いです。

●ほうれん草
鉄分、ビタミンCが多く含まれるのはご存知。
カロテンも多く含まれ、それが風邪予防に効果的。
今の時期、霜に当たって一層甘い。

●にら
硫化アリルが風邪予防に効果的。
ビタミンB1が新陳代謝を活発に。

因みに、硫化アリルが含まれる野菜は玉ねぎ、にんにくがあります。

●春菊
カロテンがほうれん草より多く含まれ、風邪予防に効果的。
品種は大きく分けて3つ。大葉、中葉、小葉がある。

葉が大きい種類ほどクセが少ない。
苦手な方は大葉、中葉をオススメ。

●青じそ
ビタミンC、鉄分を含み、それが風邪予防に効果的。
露地ものは旬が夏で、厳密には今は旬の時期でないが、
通年出回っているので紹介。

●小松菜
カロテン、ビタミンC、鉄分、カリウムが多く含まれ、それらが
風邪予防に効果的。美肌にも効果がある。

●水菜
カロテンが多く含み、風邪予防に効果。がん予防や美肌にも効果。

●ねぎ
ねぎ特有の香りのもとであるアリシンがビタミンB1の吸収を促進し、
新陳代謝を活発に。殺菌作用があるため、のどの痛みやせきを鎮める作用がある。

昔はせきがひどいときに生のねぎを細長いガーゼにくるみ、それをタオルで包んで
のどに巻いて使用することが多かった。

●はくさい
カリウム、ビタミンCが風邪予防と疲労回復に効果的。

●みかん、かんきつ類
ビタミンCが風邪予防に効果的。

以上といったところでしょうか。
つまり、旬の野菜をとることが一番健康的です。
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勝負の春。

2010年01月17日 19時11分09秒 | 野菜&果物
私事ですが、2月から、いよいよ野菜ソムリエ講座に通います。
試験は4月にあります。

早く通いたい…そんな気分です。

同じ志を持った方、どんな出会いがあるか、
また、どんなことを勉強するのか、楽しみです。

28歳(今年)で野菜ソムリエ初級(ベジタブル&フルーツジュニアマイスター)取得。

29歳~30歳で野菜ソムリエ中級(ベジタブル&フルーツマイスター)取得。

最終目標は野菜ソムリエ上級(ベジタブル&フルーツシニアマイスター)、
30歳~32歳で取得するビジョンを考えています。

一方、家庭菜園検定3級&2級も受検。試験は3月中旬です。
28歳で3級&2級取得。
最終目標は1級取得。29歳~30歳で取得するビジョンを考えています。

野菜ソムリエ+家庭菜園検定のコラボレーションで、
栽培~消費者の手元に届くまでの範囲を専門に、
活動します。(もちろんそれ以外の分野も活動しますが…)

さて、農作業(家庭菜園)では、夏野菜の種まきを3月上旬に予定。

かぼちゃ、ズッキーニ、とうがん、きゅうり、すいか、プリンスメロン、
モロヘイヤ、オクラ…etcを、自分で苗を育てる予定。

2月には種まき用の土を作り、
3月に入ったらすぐにビニルハウスで、夏野菜の育苗の準備をします。

夏野菜の苗の定植は4月中旬。
それにあわせて、3月下旬に夏野菜を植える畑の準備を始めます。

そんなわけで、勝負の春になりそうです。
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コンパニオンプランツ…イチゴと玉ねぎ・にんにく

2010年01月17日 17時48分02秒 | 野菜&果物
「季節の便り」と題して、5回に分けて
転作田で現在栽培中の野菜を紹介したが、


上の写真、季節の便りその1で掲載の写真だが、
左から順番に
えんどう、玉ねぎ、イチゴ、イチゴ、にんにく、
という順番で栽培している。
これは毎年そうしている。

理由は、
イチゴとねぎ類は相性がいい。
玉ねぎ、にんにくと囲むことにより、
イチゴにセンチュウや害虫がつきにくくなるし、
お互いが刺激しあい、成長が良くなる。

このような栽培をコンパニオンプランツ(共栄栽培)という。

今後も、ボクが普段やっているコンパニオンプランツを
紹介していきたい。

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