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S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

150902 「老いの才覚」その2、人間は死ぬまで働かなくてはいけない!ハタラクとは?

2015年09月02日 | アフターセブンティ

 今朝の朝刊にチラシに市のシルバー人材センターの会員募集のチラシが入っていた。チラシに入っているのは初めて見た気がするが会員が減っているのか、医療費削減のために適当に働いてもらって健康寿命を伸ばそうとしているのか定かではない。福岡県では70代現役推進運動をすすめているようだが現状はどうなのかね。以前TVでシルバーセンターは3万円以上稼ぎたい人はだめですよと言ってるのを覚えている。

 チラシをよく見ると急募中!!としてスーパーのパック詰め作業、マイクロバス運転、庭草の除草、草刈機をつかった空き地の草刈り、高齢者施設の食事準備、片付け作業、子供の一時預かり、駐輪場管理、賞状などの筆耕作業、パソコン教室の講師応援などが書かれてあった。ボーリング仲間がシルバー人材センターに登録していて希望の仕事を登録しておくと、求人があったとき回してくれるらしい。友人がふえたり、ボケ防止にもなり、いくばくかの作業報酬もあるということだがどんなものかね。

曽野綾子さんの「老いの才覚」の続き。

3、 人間は死ぬまで働かねばならない

①   高齢者世帯の平均所得297万円、100%年金が64%。36%は働いての所得②   健康に暮らすには目標がいる。俳句が上達するとか畑をやりながらボランティアをするとか③   自分のできることをする。向こう三軒両となりの掃除をする、子供の登下校の世話をする。シルバーセンターの掃除をつまらないと思わない事④   自分でできる料理をふやす⑤   与えることができる人は最後まで現役。介護してくれた人に笑顔でありがとうと言ってその人に喜びを与えること

働くとは何か?・・ハタをラクにしてさしあげる、気持ちよくさせてやること。報酬をもらうとなると雇用契約だから義務、束縛が発生する。まあ今まで世話になった妻の手助けをする。家の中だけでなく外回りも掃除をして気持ちよく人が通行できるようにする。報酬はないがハタライていることになるのかもね

4、 夫婦、親子の付き合い方をかえる

①   残り時間はもしかしたら短い。妻には好きなようにしてもらえばよい②   人を変えようとおもうなどおごりである③   妻の悪口を平気で外でいってはならない。④   子供とはべたつかない。上手に離れよ⑤   親子夫婦間でもつつしみ、いたわり、折り目正しさ必要

 にわかに信じがたい気もするが親子や家族間の殺人事件が結構多いらしい。殺人に至るよほどの経済的、精神的、心情的事情があるのだろうがよく人を殺せるなと思う。しかし所詮は人間は孤独。一人で生まれ一人で死ぬ。楽しそうな家族であっても相手の気持ちを100%知ることはできない。わかってもらえないと思うからいけない。自分の思うように人を妻を変えよう、変わってもらいたいと思うなど所詮無理なことと割りきるのが楽な生き方なのだろう

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