行ったことのない筥崎八幡宮の、放生会にいくか、鹿島、母ガ浦の面浮立(めんふりゅう)にいくか迷っていたら13日日曜日が晴れるという予報で鹿島にきめる。12日土曜日、14時給油、満タンにして出発。鹿島道の駅で情報収集できればよいから一般道でいく。3号線から34号線にはいり、佐賀バイパス、バルーン会場の加瀬大橋を通り、ムツゴローの芦刈海岸を左手にみて鹿島方面へ。16時半道の駅鹿島に到着。去年3月車中泊経験、有明海の日の出を撮った。明朝も撮れそうな天気。道の駅の女性スタッフから七浦、母カ浦(ほうがうら)の鎮守神社の場所を聞く。親切に教えてくれた。道の駅を右に出て、セブンイレブンを右見て横断歩道ひとつ超えて右に池をみて、左の広場をみてその先を左折、田舎道に入って長崎本線の高架をくぐって七浦の村落に入るとあぜ道に秋祭りの幟がたっている。その道を面浮立の一行が踊りながら歩いて行きその先の階段を上がったところが踊りを奉納する鎮守神社というわけ。
神社の境内から鉦、太鼓の音がきこえてくる。
明日の奉納にさきがけ練習の真っ最中であった
面浮立の起源は諸説あるらしいが戦国時代、敵に攻め込まれて劣勢にあった竜造寺軍が家臣の発案でシャグマ?の毛と鬼面をかぶり鉦や太鼓の音にあわせて夜襲をかけたところ、その異様な姿に敵の馬がおどろき敵は敗走、そ戦勝祝いの席でそのままの姿で舞い踊ったのが始まりとか。鹿島、七浦地区、12集落のうち11集落に伝統芸能の保存会があり鹿島は伝統芸能の宝庫となっている。駐車できそうなところの目途をつけて道の駅に戻る。裏手の有明海はガタリンピックの会場にもなっており、夕闇が迫っていた。
雨がぽつりぽつり。車にもどると雨が勢いよく降ってきた。予報通りの雨、明日3時ごろから晴れの予想。セブンで仕入れた晩御飯とワンカップで夕食。9時過ぎ眠りにつく。うつらうつらで熟睡はできず、4時ごろ起きだしストレッチ、その間に湯がわきモーニングコーヒー。バナナ&メロンパン。5時半外にでるとうっすら明るくなりはじめている。海岸にでるとサギの群れ。
6時、太陽が姿を現す。カメラ小僧が三人、三脚をたてて撮影をしていた。
(カメラはペンタックスK3、レンズはタムロン18-200とペンタックスのフィッシュアイ10-17ミリ)
陽の光がうつりこむ海上をサギの群れがとびたってゆく。
朝、海、太陽、野鳥、この組み合わせは軽キャン車旅の定番被写体、早朝アタックできる軽キェンのだいご味ではある。
6時半、七浦秋祭り面浮立奉納の3か所をまわるシャトルバスが出発しようとしていた。一往復600円。飯田戸口神社の奉納7時、道行8時、音成天子神社、道行10時、奉納10時半、母が浦、鎮守神社道行8時、奉納9時となっている。駐車場所確保のため、母が浦にむけすぐに出発。道ゆきの報告はまた明日、その2で・・・・