外は絹糸のような秋雨が降っている。24節気では「白露」、草に降りた露が白く光ってみえる頃とあり、朝夕の涼しさが際立ってくる。昨夜も薄い掛け布団をかぶって寝てちょうどよかった。8時半、車で15分のシルバー人材センターにおもむく。チラシに9時から説明会開催とあった。3分前に2Fの会場に着くとなんと満席、30数名がすでに着席。予約不要とあったが・・。テーブルを追加でいれてもらい資料を刷りましして5分遅れで開始。頭髪の白い、うっとおしい、おじさんおばさんたちを相手にK事務局長の説明がはじまる。普段からシルバーの扱いに苦労しているよな感じが語りの端々にきこえてきて少々かどがある。今回でも電話予約必要にしておけば事前の準備がスムースにいくはずなのにね。
要するに元気で協調性のあるシルバーが生計のためでなく月に10日ばかり地域の雑用にこたえて、賃金ではなくいくばくかの配分金(時間720円)をえて、健康維持と仲間づくりと地域へのお役立ちをはたすのがシルバー人材サービスセンターの役割、意義ということ。福岡県シルバー人材センター連合会管轄で会員と称されるシルバーが26000人登録しており、わが市でも600人ばかり登録しているとのこと。
男性はほとんどが管理分野の仕事(駅の駐輪場や市の駐車場などの管理)を要望するらしいがこれらの仕事は最長3年間、病気でやめないかぎり次の希望者に仕事が回ってこない。したがって公園の清掃や除草、草刈りなどの軽作業分野が必然的に多くなるということ。真夏の暑い中での作業は大変。わが住宅団地でも年2回清掃デイがあるが最近はセンターに事前に依頼するらしく作業量がぐんと減ってきた。だからここでも依頼主と会員のニーズのミスマッチがしょうじる。したがって会員(年会費2000円)になったからといってすぐ仕事にありつける保証はないし保証もしないということ。生計をたてる目的ではないのである。
最後に説明にこられた互助会のN会長。ご本人は60で定年退職されたあと、料理学校に1年通われ、ヘルパーの資格もとられて、いま週二回、契約家庭におもむかれて冷蔵庫内の材料で夕食をつくっているとのこと。そして互助会(年会費1000円)の会長として400名の会員の活動支援をして、今は大変充実していますとにこやかに語っておられた。互助会の活動内容は冠婚葬祭慶弔金、年1の親睦旅行、機関紙年2回発行、パソコン、ゴルフ、ボーリング、農園、旅行、グランドゴルフなどの親睦会、地域の祭りへの参加などなど。
最高齢の会員は93歳の男性がいるらしいが元気に余生を充実させているとのこと。同じ敷地内のグランドゴルフ場でシルバーたちが楽しそうにプレイをしていた。平均年齢72歳とのこと。まあいろいろですね。
かえりまた宝満川にたちよる。今日はアオサギとコサギのツウショット。
シルバー人材センター申し込みは保留。