八瀬から叡山電鉄
に乗って出町柳まで、そこから市バス
で北野の天神さんへと移動、今年初めて秋に公開されている御土居の紅葉を見に行きました。(12月2日)



北野天満宮の西側小高い土塁になっているところが秀吉が京都の周りにめぐらせた御土居の遺構の一部です。
その御土居の土手と横を流れる紙屋川の谷間一帯が紅葉で染められていました。
正に今が盛り、「モミジのニシキ
神のまにまに」です。


紙屋川一帯が整備されて、きれいな橋もでき、対岸も歩けるようになっていました。





突き当たりの大きな木の紅葉が一段と目を引きます。


「三叉の紅葉」は大きすぎて全体が写せません。

樹齢400年以上です。



午前中に見た瑠璃光院の整えられた庭園の紅葉もよかったけれど、こちらの紅葉は自然のままに生い茂る深山の様子が感じられ、安らぎを覚えてさらによかったです。


サザンカもきれい
。


御土居苑の入場料600円でお茶とお菓子がついています。
お菓子は、秀吉の大茶会にちなんで老松さんの「大茶湯」。

天神さん境内の南天も色づいていました。

この後時間があったので、初めて宝物殿を見学しました。
国宝「北野天神縁起絵巻」、重要文化財長谷川等伯の「昌俊弁慶相騎図絵馬」等々・・。
「豊太閤北野大茶湯図」「北野大茶湯高札」もあって、1587(天正15)年秀吉が広く一般人にも茶会に参加するように呼びかけ、財力のあるものは2畳の広さの茶室をあちこちに作り、ないものは自分の湯のみを持って参加するようにふれているのがおもしろかったです。