10月初旬に阿蘇と高千穂峡を巡るツアーに行って来ました。
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新大阪(8;11発)から熊本までの団体専用貸切新幹線さくらでは、途中からクマモンが出現して熊本の宣伝大使としての任務を果たしていました。
車内でお弁当を食べて、12:15熊本着。4台のバスに分乗して阿蘇地方の観光に出かけました。
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最初に行ったのが、菊池渓谷です。
熊本市から北東側山間部に入った所にある菊池川の渓谷です。
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日本名水百選、日本の滝百選、水源の森百選にも入っている渓谷です。
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黎明の滝。
水が澄んで辺りは鬱蒼と茂った深い森、マイナスイオン充満の気持のいい渓谷です。
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掛幕の滝。
川に沿って30分程歩くコースもありましたが、少し道が険しそうだったので、近場だけ見て引き返してきました。
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菊池渓谷を15:00に出発して、次に行ったのは黒川温泉。熊本県阿蘇郡南小国町。
バスから降りて深い谷川を渡り、向かい側の山すそ一帯に鄙びた温泉宿が何軒か集まっています。狭い道の両側に宿が並んでいるだけで、その道を行き当たるとすぐに谷川が流れていて、派手な看板やネオンもない静かな山塊の温泉郷です。
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源泉の湧き出ている所。
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そこにあった「顔湯」。
吹き出る蒸気を顔に受けるとお肌にいいらしいです。
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足湯。100円で入れます。
温泉内のどこかの宿に宿泊すると、手形でいくつかのお湯を巡ることができるようですが、立ち寄りだけだったので、1ヶ所だけお風呂に入りました。
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ここ、「新明館」です。
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「洞窟風呂」の入口。
500円で立ち寄り入浴ができます。
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洞窟内は立って歩ける所と背をかがめないと通れないような所もあり、複雑に入り組んでいますが、何と三年半かけて旅館の主人が手掘りしたものだそうです。
幻想的な灯りのともるお風呂に入って、すっかり暖まりました。
17:00に黒川温泉を出発して、18:00前に阿蘇内牧温泉の宿に着きました。
阿蘇・高千穂峡の旅(2)に続く。
個人で初めての所に行く時はよく調べていかないと大変なことになりますね。北海道で駅を降りたら、予定のバスが廃止になっていて困ったという話を聞きました。
いいなあ~、私もおもしろいツアー行きたいです。
山奥の温泉もバスツアーでもないとなかなか行きにくいですからね。