2019年10月15日、京都府立京都学・歴彩館で映画「笠置ロック」を見ました。
京都府笠置町の魅力を掘り下げる企画の一環で、映画と講演が行われました。
笠置町一帯は巨岩がごろごろ転がっていて、岩に登るボルダリングが盛んで、映画もボルダリングがテーマになっているものでした。
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館内に「笠置寺磨崖線刻菩薩像」の拓本が展示されていました。
この磨崖仏は笠置寺の花崗岩の絶壁に彫られた高さ12mの虚空蔵菩薩と言われ、制作年代は定かではなく、奈良時代末期、平安時代、13世紀などの諸説があります。1934年頃に拓本が採られたと伝えられています。(694X455cm)
寺には更に大きな高さ15mの弥勒磨崖仏もあり、本尊とされています。