2016年11月に高知に行きました。今回は高知までの往復は、京都からの直通バスにしました。
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翌日、東部の山間にあるゆずの里・馬路村に行こうと思い、高知駅9:19発の土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線に乗りました。土讃線から土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線には後免駅でそのまま乗り入れています。
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車内の様子。途中のあかおか駅までは女性アテンダントも乗っていました。
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安芸を過ぎて、10:42に安田駅に着きました。
やなせたかしさんがつけたこの駅の愛称は「やすだアユ君」です。近くの安田川であゆがよく獲れるのです。
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安田駅のホームは高架になっていて、
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まわりの田んぼが見渡せます。
正面の山の奥が馬路村です。
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ここからバスに乗り換えて馬路村まで35分ほど、乗換え時間が3分しかないのに、バス停がどこにあるのかわかりません。駅に案内も書いてないし、人に尋ねるにも、人っ子一人いません。
うろうろしているうちに、目の前の通りをバスがさーっと横切って行きました。とほほ。
横断歩道を渡ると、
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何と、左に見える棒くいがバス停の印でした。横から見ると棒がただ一本立っているだけにしか見えませんでした。涙涙・・・。やはり乗り継ぎ時間は余裕を持って計画しておくことですね。
次のバスは3時間も先になるので、仕方なく馬路村に行くのは諦め、1時間程安田駅で時間をつぶして次の電車で終点奈半利に向かうことにしました。馬路村にはまたの機会に行きたいです。
安田駅のホームで、上の田んぼ風景をたっぷり楽しみました。
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次の電車は車体の横にオープンデッキがついているタイプでした。海沿いの高架上を走るので、潮風を直に受けながら景色を楽しむことができます。
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海辺の狭い土地にビニールハウスが立ち並んでいます。
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奈半利駅近くの鉄橋は立派なものです。
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奈半利駅のシンボルは「なは りこちゃん」です。
臨機応変に予定を変更できるのが、一人旅ならではのいいところです。
土佐漆喰の町・奈半利(1)に続く。