高知県に行って来ました。
高知県の定番観光地と言えば、桂浜。
何度も行っているので、今回はその裏側へ。裏と言っても、桂浜の西側、高知県のほぼ中央、太平洋に面して南に開けた長い砂浜の海岸です。
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画面一番左に見える小さな島のようなのが、桂浜の西の突端の祠のある岬です。
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この浜で偶然こんな看板を見つけました。
「高知海岸でのウミガメ情報。
アカウミガメが上陸して産卵するところです。
本日までの上陸は97頭、
産卵は48頭。
(産卵の時期は5月下旬~8月上旬)」
ここでウミガメが産卵するとは知りませんでした。
看板にあるように最近だんだん増えてきているようです。保護活動が功を奏してきたのかもしれません。
桂浜とそのすぐ西側は小石の浜で、五色の石が採れるので、お土産用に売るために地元のおばさん達が石を拾っている姿がよく見られますが、この辺まで離れてくると石というより砂の浜になっているので、ウミガメの産卵に適しているのでしょう。
実は、この近くは戦国時代、長宗我部元親の根拠地だったところで、桂浜のすぐ上の山が元親の城があったところなのです。この海岸にある長い道路の側にも元親の生涯を紹介するパネルが設置されています。長宗我部元親と信親、盛親の隠れファンなので、その遺跡を訪ねようとしたのですが、見つからず、ウミガメ看板で慰められて帰ってきました。