東横線大倉山駅近くに大倉山集合住宅というアパートがあります。設計者は、金沢21世紀美術館などの設計で知られるSANAAという世界的な建築家ユニットの一人、妹島和世氏です。なんでそんな高名な建築家が一般向けのアパートを設計したのかはわかりません。少し前に見に行ったので、ご紹介します。
道路沿いから見るとこのような3階建てコンクリート打ちっぱなしの建築です。
道路に面した正面から各棟1Fの玄関に入っていける通路があって、部外者を遮る柵もなく開放的な造りになっています。住居も兼ねているかもしれませんが、エステティック・サロンやデザイン・オフィスのような仕事に使っている棟が多いようです。
通路兼中庭のデザインもスタイリッシュで、ちょっと禅的な雰囲気もあります。
多くの壁が曲面で構成されています。住みやすいのかどうかは分かりませんが、見て楽しいことは間違いありません。
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