折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

バラの冬剪定、初日でした。

2010年02月07日 00時25分06秒 | 立春
                 □ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント
             (Princess Alexandra of Kent S 2007 D.Austin England)
                  昨年末に鉢植えの大苗、冬剪定は不要です。

◇ 立春を過ぎて、待ちかねたようにバラの冬剪定を始めました。
  バラの植え付け、植え替え、元肥遣りと比較したら、剪定は楽な方の作業です。
  「楽」というのは力作業でのエネルギー消費が少ないという意味です。
  花の咲く姿を想像してとなりますと、美的センスに欠ける者(私のこと)としては、
  もともと無いはずの神経を使ったりして、案外疲れる作業となりました。

       
           □ プリムラ・ポリアンサ「クラウディア」
             傾きかけた西日に照らされていました。
             しばし疲れを忘れさせてくれる、そんな鮮やかさ。

◇ 狭い庭だというのに、いつの間にか収集したバラが約50品種を下りません。
  5分以内に剪定完了もあれば、考えあぐねて30分以上を要するものも…。
  どちらにしても「過ぎたるは及ばざるが如し」の剪定、カットし過ぎたらお仕舞い。
  まあ品評会に出品するでなく、商売でもないし、すぐに忘れてしまうのですが…。

        
         □ クレマチス・テキセンシス系「プリンセス・ダイアナ」
              (Clematis texensis 'Princess Diana')
            新枝咲き、この新芽が生長して花が咲きます。

        
           □ 鉢の表面から30cm辺りの旧枝にも新芽。
             今シーズンは、このすぐ上でも剪定してみます。

◇ バラを始めて5年目に入りますから、冬剪定は2007年から数えて4度目となります。
  テキストの物真似で経験して、自分なりに納得できた剪定の方法が基本です。
  (私の場合、一番花が咲いたシュートを2、3芽残して剪定、これがまず第一)
  つるバラとそれ以外、一季咲きと返り咲きで剪定方法に違いがありますが、
  咲き進んだ姿を一応は思い浮かべて、どの辺りの新芽の芽吹きに期待するか。
  その株一つひとつにどう育ってほしいかを自分なりに考えて、剪定しました。

       
            □ 剪定後の楽しみの一つが「挿し芽」

◇ 今回は冬剪定の記録も兼ねて、シュラブ・ローズのいくつかをご紹介しています。
  当然ながら素人の剪定ですので、あくまでご参考ということでご覧下さい。
  一番花が咲くまで、もう一度経過報告も予定しています。
  期待と不安と、いやいや、期待が断然勝るのが冬剪定の直後から、それが実感です。

☆ オールド・ローズの返り咲き品種

       
                  □ ジャック・カルティエ
         (Jacques Cartier P 1868 Moreau-Robert France)
             明日、もう少し切り詰めようと思います。

       
                                 2009年5月19日
              □ 手前がジャック・カルティエ。
                向こうは、レオナルド・ダ・ヴィンチ。

☆ フロリバンダ・ローズ

       
        □ ノック・アウト (Knock Out F 1999 J.W.Radler USA)
          昨シーズンは地植えでしたが、年末に鉢上げしました。
          拡がりのあるシュラブで、途中2分の1程度に仮剪定。

       
        □ 最終的に、一番花をつけたシュートの2、3芽上で剪定。
          もう少し刈り込んでも良いはずですが…。

       
                                 2009年5月10日
 
☆ イングリッシュ・ローズ(鉢植え)

      
                 □ レディ・オブ・メギンチ
           (Lady of Megginch S 2005 D.Austin England)
           最初のシーズンだけで約1m90cm、剪定で約40cmに。

       
      □ 一番花を咲かせたシュート、その2、3芽残した辺りが剪定位置。 

      
       □ 「切り刃」を下にした方が失敗なく切れるそうですが、
         要は切れ味の問題でしょうから、あまり気にしません。

       
                                 2009年6月16日

☆ シュラブ・ローズ(鉢植え)

      
       □ チャイコフスキー (Tchaikovski S 2000 Meilland France)
         やや細目のシュート、まだ2シーズン目、枝数を残しました。

       
                                 2009年5月27日

☆ シュラブ・ローズ(地植え)

      
                 □ ドミニク・ロワゾー
          (Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)
            全体的に約2分の1程度に剪定しました。

       
                                 2009年6月21日

☆ イングリッシュ・ローズ(地植え)

       
                □ ジュード・ジ・オブスキュア
          (Jude The Obscure S 1995 D.Austin England)
       剪定前2m20cm→剪定後50cm、直立性で剪定しやすいです。

       
                                 2009年6月20日

☆ イングリッシュ・ローズ(地植え)

       
              □ イングリッシュ・ヘリテージ
           (English Heritage S 1984 D.Austin England)
            シュートの太い、元気そのもののシュラブです。
            当然、強剪定、3分の1程度に切り詰めました。
            シュートが黄色く見えるのは、夕日のせいです。

       
       □ クレマチス・早咲き大輪系「ダッチェス・オブ・エジンバラ」
              (Clematis 'Duchess of Edinburgh')
             すでに新芽の展開が始まっていたり…。

       
          □ ヘレボルスも開花寸前まで漕ぎつけたり…。

        
         □ 遠くからやって来た宿根草が株元を飾ったり…。
           イングリッシュ・ヘリテージのコーナーは賑やか。

       
                                 2009年6月17日

コメント (4)
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