◇ 九州の西方海上に低気圧が進んで朝方までは雨、午前には南からの風が次第に強くなって来て、午後にはしばらく晴れ間も見えましたが明日にかけて大雨の予報です。
このところぐずついた日も多くなりまして、昨日も雨の朝、待ち侘びていたモンタナ系のクレマチスが雨にしっとり濡れながら開花していました。
けさはそれが一気に咲き進んでいて、この花自身もきっと待ち焦がれていたと想像しますが、この花のしばしの春が始まったわけです。
そして今日はこの季節のもう一つの花、庭で咲くのはこの一品種になってしまいましたが、目の前で意外な開花の光景に出会うことができました。
□ クレマチス・モンタナ系「メイリーン」 2012年4月21日
(Clematis montana 'Mayleen')
□ おとといまでは、まだ蕾のまま (4月19日)
□ 昨日の朝、新聞を取りに出たら、雨に濡れて開花していました(4月20日)。
□ けさの様子、金木犀の幹や枝に巻きつかせて誘引しています(4月21日)。
□ 開花の始まり、まだ三分咲きくらいです。
□ ピンクの花、外側に反り返っています。
□ 計ったら直径4.5cm、すぐに満開になりそうです。
□ 白い牡丹の花 (ボタン科ボタン属の落葉低木) 2012年4月21日
□ おととい白い花びらが見え始めて (4月19日)
□ これが昨日の朝、降りしきる雨の中 (4月20日)
□ けさの様子、これから開花が始まります(4月21日7時33分)。
□ 白いハナミズキのすぐ北側に植えています(8時14分)。
そのわずか1分後が次の画像です。
□ 見ている目の前で、ほとんど無風の状態でしたが、
花びらが外側から一枚ずつふわりと開いて…約3分間。
まるでスローモーションの画像を見ているようでした(8時15分)。
□ すぐに満開の状態になりました(10時28分)。
白牡丹といふといへども紅ほのか 高浜虚子
この春もこんな俳句の世界を垣間見ることができました。